僕のMaidSafeCoinのトークンMAIDについての投資評価まとめ

MaidSafeとは?

やろうとしていることは、P2P型のCDNです。この点については、 彼らの競合で別に分析しているTHETAの記事を参考にしてもらった方がよいと思います。このプロジェクトは、僕のOrb DLTの開発経験を踏まえると、BaaS並みに難易度が高いプロジェクトなので、かなり技術力の高いチームが必要になります。

トークンエコノミー

チーム力に課題が多いため、トークンエコノミー の分析は深くは行っていないのですが、供給制限モデルのようです。

戦略

特に目立った戦略的な動きはありません。

チーム

ファウンダーであるDavid IrvineのLinkedinやプロフィールがないのが残念です。チーム分析がちょっとしずらいですね。彼のTwitterはこちらです。

Vivekanand (Viv) Rajkumar – CTO – Linkedin

イギリスにあるKingston Universityで宇宙工学を学んだのちにIBMでサーバースペシャリストを経験したのち、いくつかの職をへて、MaidSafeに参画しています。初めはプロダクトマネージャーとしてジョインして、CTOに昇格した感じですね。

Spandan Sharma – Rust, C++14/17 Software Developer – Linkedin

インドにあるNagpur Universityで電子工学を学んだのち、インドの受託開発系の会社をいくつか経験して、ジョインしています。

Yogeshwar Murugan – Back-end Developer – Linkedin

インドにあるSri Venkateswara College of Engineeringでコンピューターサイエンスの学位を取り、ノキアなどでインターンを経て参加しています。

Dug Campbell – COO – Linkedin

イギリスのエディンバラ大学ビジネススクールでMBAを取得した後、いくつかのコンサルティング会社で仕事をし、その後、コンサルタントとして独立してビジネスをやっていたようです。

チーム力は、正直、やろうとしている事業内容を踏まえると、どストライクな人材が雇えていないというところです。インドの大学の出身者が多く、インドは、やはりインドのMITと言われるITTのボンベイ校が格段に実力者が多く、Orb時代にも二人雇いましたが、かなり優秀でした。その点から、ちょっとチーム力に難がありますね。競合のTHETAの方が、最適な人材を集めることができていると言えます。THETAについては、「こちらの記事」にまとめています。

事業の進捗

特に主だった事業進捗のニュースはありません。

競合の動向

チーム分析のところで伝えたように、一番の競合は、THETAになるでしょう。また、Lamdaもストレージ領域とデータ検索領域をやっているので近いです。Lamdaについては「こちらの記事」にまとめています。

正直、両者ともMaidSafeよりチーム力が上です。

長期の課題

この領域は、BaaSの次の課題と言える領域です。僕は、BaaSがこのストレージやネットワーク領域にどのような形で事業拡張をしていくのか注目していますが、今は、正直、どのBaaSも過大評価されており、本質的な価値から距離がある状態なので、投資はしていないです。その点については、「こちらの記事」にまとめています。

現時点での投資評価

正直、事業として取り組んでいる内容にチーム力が全く追いついていないという評価なので、投資対象にはしていません。それでも現時点で100億円の時価総額になるわけですが、うーん、ちょっと理解できないです。

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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