僕のCrypteriumのトークンCRPTについての投資評価まとめ

Crypteriumとは?

プロダクトコンセプトは、「Crypto Bank」ですが、プロダクト自体は、僕が投資しているCrypto.comと全く同じです。ウォレット機能に加えて、送金機能があり、さらに預けている仮想通貨をローンとして貸すこともできます。また、パスポートなどのID認証を実行すれば、VISAのデビットカードを発行することもできます。この辺りも、先行している、Crypto.comに近いですね。

Crypto.comについては、「こちらの記事」にまとめているので参考にしてください。

トークンエコノミー

CRPTの役割は、Crypto.comのCROや、BinanceのBNBと同じで、ウォレット内での送金や決済に、CRPTを使うと手数料ディスカウントが受けられるというものです。ただ、一番面白い点は、ユーザーが、アプリ上で、送金や決済などでCRPTを使うたびに、その使った分のCRPTがバーン(焼却)されるルールになっているので、アクティブユーザーの規模が拡大するほど、CRPTの供給量が減っていく=資産価値の上昇が見込めることです。他のプロジェクトでも採用して良いと思うほど機能的なトークンエコノミーだと思います。

戦略

次に話をするチーム構成を見ていてもそうですが、まずは、ロシア市場にフォーカスしていますね。この市場は、Crypto.comも、彼らの競合のBitPayもそう簡単に手が出ない市場ですから自分達の人脈の優位性を踏まえて、市場参入戦略として取る分には正しい選択だと思います。しかし、インターネットユーザーの人口面で見れば巨大な市場はやはり、アジア、アメリカ大陸、そして、ユーロですから、ロシア市場攻略に時間が取られていると、アジアやヨーロッパに強いCrypto.comや、アメリカ大陸に強いBitPayに有望市場を先に抑えられてしまう可能性があります。

チーム

事業拠点はイギリスのロンドンですが、人材のメイン拠点は、創業者のルールをベースに大半がロシアです。

Steven Parker – CEO – Linkedin

2013年までの7年間、VISAの中央・東欧ヨーロッパのリージョンマネージャをやっていた人物で、直前は、VCにいた人物です。その2つの経験を買われて、参加していると見ていますが、共同創業者ではなく、後から入ってきた人物です。その意味で、強烈なリーダーシップは発揮できないでしょう。彼は、ロンドンベースです。

Austin Kimm – Co-founder & Managing Director & COO – Linkedin

アメリカの著名ビジネススクールの1つウォートンB-SchoolでMBAを取った後、ロシアの保険会社のCEOをやり、そこから仮想通貨業界にきた人物ですね。彼がもロンドンベースなので、彼がCEOを連れてきたと見ていますが、CEO経験者がCOOをやるというのは実質ないことなので、おそらく、取締役なのだと思います。確かに、彼がCEOをやるには、保険業界の経験しかないですから、決済系のこの事業をリードするのは厳しいと判断してのことでしょう。

Gleb Markov – Founder & Chief of IT, Blockchain, and Cryptocurrency – Linkedin

彼が、どうやらCTOに近い立ち位置であり、Fintech系ベンチャーを長年やっているロシア人のシリアルアントレプレナーなのですが、大学の専攻が政治学と哲学なので、うーん、コンピュータサイエンスに精通していないのですね。その点で、他のメンバーを見てもそうなのですが、テクノロジーに強い人材がちょっと少ないです。

George Ovchinnikov – Lead iOS Developer – Linkedin

ロシアの技術系大学でコンピューターサイエンスを専攻して人物で、以降、常に、iOSアプリの開発をやってきているので、スマホアプリ開発にはかなり精通していると言えるでしょう。

Артем Sivtsev – Leand Android Developer – Linkedin

彼も、ロシアの技術系大学で情報システム工学を専攻していた人物で、以降、Androidアプリの開発をずっとやってきているので、スマホアプリ開発にはかなり精通していると言えます。

Igor Semenchenko – Blockchain Engineer – Linkedin

ロシアの技術系大学のトップ校の1つであるBauman Moscow State Technical Universityでコンピュターサイエンス学科を卒業して、そのまま、Crypteriumに参画しているため、完全にポテンシャル採用ですが、彼が実質的に、スマートコントラクト含むブロックチェーン技術領域を見ている人物です。

Siranush Sharoyan – Head of Growth – Linkedin

グロースマーケティングのヘッドなのですが、直前までの経験が全てメディアリポーターなのですね。。。なので、ちょっとグロースマーケティングをいきなりやれるキャリアの持ち主ではないかなと。。。

Ruff Rubaker – Head of Design – Linkedin

モバイルアプリのデザイン学校を出ており、その後、UX&UIデザインのプロとして活動してきている人物です。

Elena Ryabko – Head of Strategic Partnership – Linkedin

直前は、ドイツ銀行のモスクワ支店で、アナリストをしていたので、事業開発のプロではないですが、実質ヘッドをやっている人物です。おそらく、ローン系商品のアライアンス、つまり、Exchangeや仮想通貨ファンドとの提携をやっていると見ています。それならば、ドイツ銀行でのアナリスト経験が生きるからです。

チーム分析の総論としては、Crypteriumの事業を展開するにあたり必要なポジションは立てているのですが、各領域に一流の人材を立てられている訳ではないのが、ちと難点です。強力な実行力が出ないと見ています。原因の1つは、創業者の二人が、両者ともDomain Expertise(その事業領域に対する専門知識)が不足していることが原因と見ています。

事業の進捗

現時点で、ユーザーベースは50万。うーん、なかなかに厳しい状況です。

競合の動向

Crypto.comとほぼ同じプロダクトですが、扱っている仮想通貨の選択肢、ブロックチェーン技術の水準、トークンエコノミーのレベルなどなど、彼らの方が、Crypteriumよりかなり先行していると言えます。決済市場は、本格的に立ち上がるのがもう少し先だけに、体力勝負になる点があるのですが、その上でも時価総額が数倍のCrypto.comの方が有利と言えます。

長期の課題

プロダクトのレベルが、Crypto.comの方が上なので、まずは並ぶレベルに到達しないと厳しい勝負になりますね。

現時点での投資評価

Crypto.comとどこまでいい勝負ができるか?という点次第で、現時点では、プロダクトレベルでかなり差があるので、「様子見」です。イギリスに拠点がある点と元VISAのヨーロッパ市場のエリアマネージャをCEOに据えたので、その点をどこまで、ヨーロッパ市場開拓に生かせるか?特に加盟店開拓です。ですが、テクノロジーがちと弱いのが難点です。

最後に、CRPTトークンは、僕がメインで使っている世界最大の仮想通貨取引所のBinanceのDEXで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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