僕のEDUCareのトークンEKTについての投資評価まとめ

EDUCareとは?

COSMOSやPolkadotと同じ、Blockchain Interoperabilityのレイヤーに取り組んでいるソフトウェアです。僕のポートフォリオ戦略における「第5レイヤー」のソフトウェアです。このレイヤーの役割について詳しく理解したい人は、「こちらの記事」を参考にしてください。

ホワイトペーパーも記述内容が全て中国語になるため、詳細が把握できないのが残念です。。。

戦略

ホワイトペーパーも完全に中国語である点を踏まえと、中国市場でリーディングプレイヤーになることを目指しているのでしょう。

チーム

Huang Yongtao – Founder

彼は、バイドゥやアリババで仕事をしていた経験があり、連続起業家です。金融分野での事業経験もあるようです。

Adam Zhao – CEO

ホワイトペーパーの自己紹介文を見ると、分散トランザクションシステムに詳しい人材のようですが、具体的なキャリアバックグラウンドの記載はありません。

Yang Gang – CTO

金山グループの元VPで、その会社のクラウドストレージサービスのプロジェクトのチーフアーキテクトをやっていた人物です。その点から、彼も分散システムにはリテラシーのある人物だと思います。

Guo Xiaofan – COO

中国の大学で、マーケティングを専攻し、その後、Blue Cursor, Iqiyi, Wanhe Tianyiなどいずれも中国の企業でのキャリアを経て、チームに参画しています。

競合の動向

最大の競合は、冒頭にも触れた、COSMOSとPolkadotです。正直、両者とも相当強力な技術チームを持っており、COSMOSは、更に、Binance ChainやLino_networkなど、有望なブロックチェーンプロジェクトが合計100以上接続済なので、互角に戦うのは至難の技だと思います。COSMOSについては、「こちらの記事」にまとめています。また、Blockchain Interoperabilityの領域に関して、技術的な理解を深めたい方は、PolkadotとCOSMOSの技術比較の記事を参考にするのがよいと思います。「こちらの記事」を参考にしてください。

長期の課題

中国市場は、仮想通貨やICOがまだ禁止の状態ですから、エンタープライズ向けのブロックチェーンプロジェクトが盛んです。しかし、Blockchain Interoperabilityは、トークン同士のトランザクションこそがそのソフトウェアの第1の役割になるため、その点から、彼らがどうやって生き残るか?ですね。中国市場からは、大型のDappsが出ることはしばらく考えにくく、いくつか、B2B向けのソリューションを主体に置いているBaaS、VChainや、VSystemsなどのプロジェクトがありますが、そのブロックチェーンインターオペラビリティにフォーカスして事業開発を進めることになると予想されます。その場合、どこまでソフトウェア事業として大きくなれるか?ですね。

現時点での投資評価

現時点では投資対象から外しています。最大の理由は、競合のCOSMOSが圧倒的に先行しており、かつ、このレイヤーは正直、2社あれば十分という市場です。複数のプロジェクトが存在すると、ユーザーが不便を被ります。その点から、後発組のEDUCareが頑張る価値というのが、この市場の産業発展にないと判断しています。チャイナマネーとしては、応援したい投資家も多いでしょうし、中国語しか分からない投資家もたくさんいますから、その言語バリアの力を使って成長するとは思いますが、それでも大きなプロジェクトに成長するのは想像し難いです。AlibabaやTencentと同じB2Cのアプリ、つまり、Dapps事業であれば、13億人の人口を武器にその可能性はあると思います。

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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