僕のDigiByteのトークンDGBについての投資評価まとめ

DigiByteとは?

DigiByteは、ビットコインと同じUTXOモデルを使い、PoWベースのブロックチェーンです。用途としては、サイバーセキュリティや、デジタルアセット、そして、決済やコミュニケーションへの利用を意識して作られています。プログラマのJared Tateが2013年に開始したプロジェクトであり、2014年1月10日にジェネシスブロックがマイニングされて、運用が開始しました。同じUTXO+PoWベースの仮想通貨プロジェクトでは、Qtum(クオンタム)があります。リンク先に僕の記事をまとめているので参考にしてください。

ブロックの生成時間は、ビットコインの10分より短い15秒に短縮されており、このやり方は、Litecoinなどでも採用されている手法ですが、ブロックチェーンの分岐確率が上がるため、あまり望ましい方法ではありません。詳しくは、Litecoinについてまとめた「こちらの記事」で解説しています。

DigiByteは、ICOは実施していないため、ビットコインと同じSelf-Funding型のプロジェクトです。総発行量は、210億DGBとビットコインの1,000倍になっており、ブロック更新時の発行量もビットコインの1,000倍になっているため、ビットコインの2144年に対して、2035年に全てのDGBのマイニングが完了します。

ビットコインのサイドチェーンと同じソリューションを使い、ユーザーは、DGBのブロックチェーン上に、新たなアセットを作れるようになっています。現時点でのトランザクション処理能力は、秒間560件で、2035年までに、280,000件までを目指しているようですが、僕のOrbでのブロックチェーン開発経験を踏まえるとオンチェーン処理で、この数値はほぼ達成不可能なので、ビットコインのライトニングネットワークと同じセカンドレイヤーのテクノロジーの開発が必要になるでしょう。リンク先にライトニングネットワークについて詳しくまとめています。

以前は、280,000のノードが稼働していましたが、2019年8月現在で、12,000のノードがアクティブで減少傾向にあり、大陸間の分散レベルについては情報が公開されていません。

戦略

いわゆるビットコインの代替になるプロジェクトになるため、僕のDASHMoneroなどの記事でも触れていますが、地域通貨的な道しか生き残ることができないと判断しています。どこの地域、どこのコミュニティで生き残るかですね。事業進捗のニュースなどを踏まえていると、その辺りそれほどしっかりと考えていないようです。

チーム

うーん、ある意味非中央集権ではあるのですが、ちょっとチームの体制があまりハッキリしない人材構成です。

Jared Tate – Founder – Linkedin

彼は、テキスト州オースティンベースで、大学時代は心理学を専攻していたようで、コンピューターサイエンスが専門ではないようですね。DigiByte自体が、毎違いなくフォークして作られたものとみていますが、アーキテクチャーはほとんどいじっておらず、パラメーターしかいじっていないので、そこまで高度な技術的改良を加えてはいないです。

Rudy Bouwman – Co-Founder & CMO – Linkedin

彼はオランダベースです。直前は、オランダにあるロジスティック企業の経営陣であり投資家として、8年近く経営に携わってきた人物で、他のチームメンバーも含めてヨーロッパの人材が多いのは、彼がリードしている影響もあるのでしょう。

Arijit Dey – Regional Manager – Linkedin

彼はインドベースで、インドのカルカッタの技術系大学を卒業したのち、いくつかのプログラマの職をへてチームに参画しています。

Jan Muyldermans – Team Member – Linkedin

彼は、ベルギーベースで技術系のコンサルタントをやっていた人物です。

Murat Akyurt – Core Member – Linkedin

彼は、トルコベースで長年セキュリティコンサルタントをやっていた人物です。

競合の動向

当然、最大の競合は、デジタルゴールドのビットコインです。正直、このポジションをそれ以外の仮想通貨がひっくり返すことはまず無理です。また、デジタルゴールド自体、1つあれば十分なので複数は要りません。その点は、僕のポートフォリオ戦略に関する記事を読むと理解が深まると思います。

長期の課題

上の点から、先に述べたように、地域通貨として生き残る道を整えることがカギになると思います。

現時点での投資評価

僕は、ビットコインの代替的なポジションを狙っている仮想通貨には一切投資していません。生き残るが難しいと考えているからです。

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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