僕のKAVAに関する投資評価まとめ

Kavaとは?

DiFiプラットフォームのプレイヤーであり、僕が別に投資しているMakerDAOの競合です。確かに、MakerDAOが1st Mover Advantageを得ており、強力な競合が育ってきてなかったので市場の盛り上がりがどの程度出てくるかがポイントでしたが、KAVAが対抗馬になるかもしれません。Difiプラットフォームがどのようなプロダクトであるかは、僕が別途まとめている、MakerDAOに関する「こちらの記事」をご覧ください。

MakerDAOとのプロダクトの唯一とも言える違いは、MakerDAOは、現在、イーサリウム上で稼働していますが、KAVAは、独自のブロックチェーンをもち、かつ、COSMOS HUBに接続しています。その意味から、セキュリティレイヤーのアーキテクチャが異なります。MakerDAOも成長してくると自前のブロックチェーンをもつ可能性もあるため、この違いが根本的な差別化になることはありません。

現在、担保化可能なトークンは、MakerDAOがETHとBATであるのに対して、BTC, XRP, BNB, ATOMなどがその対象です。

トークンエコノミー

トークンエコノミーの設計も、MakerDAOのMKRと同じですが、トークンの流通計画は少し異なります。下記は、Binance Researchのレポートからの抜粋です。供給制限モデルですが、ビットコインと同じように時間をかけて完全に市場に流通する状態を作り出す形です。

https://info.binance.com/en/research/KAVA-2019-10-16.html

 

https://info.binance.com/en/research/KAVA-2019-10-16.html

戦略

チームの人材構成を踏まえると、Eスポーツ出身者が多いので、おそらく担保にする稼ぐトークンの対象としては、ゲームDappsのNFT市場にフォーカスすると見ています。また、地理的なターゲット領域では、TapJoyの中国担当やBTCChinaの事業開発をやっていた人物がいるので、中国を中心としたアジア市場がメインになるとは見ていますが、中国の現時点の規制の厳しさを見ると香港で実験ができるぐらいですから、より柔軟に地理的な市場参入戦略を考える必要があり、彼らの強みの一つは、BinanceとCOSMOSから事業開発とプロダクト開発の支援を受けているので、その面からバイナンスが事業を展開している市場にはすぐに出ていけると見ています。

チーム

経営陣やエンジニアの多くは、シリコンバレーベースです。

Brian Kerr – Co-Founder & CEO – Linkedin

イギリスのロンドンでEスポーツ用のヘッドセットやキーボードなどのハードウェアメーカーのスタートアップの共同創業者の経験がある連続起業家です。現在は、シリコンバレーで活動しています。サンフランシスコ州立大学でマーケティングを専攻していたのでビジネスサイドの人材です。

Ruaridh O’Donnell – Co-Founder – Linkedin

イギリスのグラスゴー大学の物理学の修士号を取得しているデータサイエンティストタイプの人材です。

Scott Stuart – Product Manager – Linkedin

Kavaでのキャリア以外に記載があるのでキャリアは不明です。

Kevin Davis – Lead Engineer – Linkedin

UCバークレーで、情報システム学の修士号を取得した後、アメリカのメリーランド州にある自然環境の調査期間で、エンジニアリング及びデータサイエンティストとしてのキャリアを積んだ人材です。

Stan Press – Head of Marketing – Linkedin

アメリカのロチェスター大学でマーケティングを学んだ後、Eスポーツのイベント会社で事業開発をやっていた人物です。

Aaron Choi – Head of Business Development, Asia – Linkedin

UCサンディアゴで経営工学を学んだ後、ITベンチャーの起業経験もあり、TapJoyで中国市場のオペレーションVPや、かつて世界最大の仮想通貨取引所であったBTC Chinaの海外市場展開のVPなどをやっていた人物です。

チームレベルで見ると、シリコンバレーで活動しているわりには、ちょっと技術力が弱いチームですね。欧米系チームであればもっと現地の優秀な人材を獲得できるはずです。一方、アジア市場のBDは、経験レベルも高い人材が取れているので、競合のMakerが欧米市場中心に立ち上がっていく傾向にある点を踏まえると、アジア市場で対抗できるだけの市場規模を取れるかがカギになると見ています。

事業の進捗

2019年10月にBinanceにリストされました。

競合の動向

MakerDAOが最大の競合になります。

現時点での投資評価

現時点では、「様子見」です。最大の理由は、 DiFiのプラットフォーム市場はそもそもまだプレイヤーが少ないため、生き残れる可能性は高いですが、この業界には、1st Mover Advantageが働く傾向にあるため、一番手のMakerDAOの方が、2位との圧倒的な差をつけて成功する可能性が高いからです。ビットコインと他のデジタルゴールド系や、イーサリウムと他のBaaS系を比較すれば自ずとわかることです。差を埋めるのは、すべてチーム力にかかってきますが、それほど強力な人材を揃えられているわけではありません。

KAVAは、担保化できるトークンが、BTC, XRP, BNB, ATOMである点を踏まえると、現時点で、MakerDAOに比べて、潜在ユーザーとなる保有ユーザー数が多い可能性はあります。BTCなどは、特に、仮想通貨でまず投資する銘柄だからですね。しかし、MakerDAOのDAI同様に、KAVAのステーブルコインのUSDXが使える加盟店が増えないと、ユーザーの使い道が増えないので、結果的にユーザー数が増えないというネットワーク効果が機能しない状態が起きるため、このあたり、先行しているMakerDAOの方がエコシステム化が先に進んでいる点を踏まえると、2番手のとしてのポテンシャルの高さを見極めてから投資検討に入りたいと思っています。ウォット&決済アプリ大手のCrypto.comのCROも、DAIはすでに追加しています。

最後に、KAVAトークンは、僕がメインで使っている世界最大の仮想通貨取引所のBinanceで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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