僕のAIONの投資評価についてまとめ

AIONとは?

BaaSの一つです。このBaaSを分析すると、ソフトウェアビジネスにおいて一つ興味深いことが理解できます。まず、AIONのBaaSコンセプトは、全てJavaプラットフォームに準拠しているということ。

From Wikipedia – Java(ジャバ)は、狭義ではプログラミング言語のJavaを指し、広義ではJava言語を中心にしたコンピューティング・プラットフォームを意味する。後者はJavaプラットフォームと呼ばれ、Javaの関連技術はJavaテクノロジと総称されている。Java言語の構文はC++に類似したものであり、オブジェクト指向が主要パラダイムとして導入されている。

Javaは、従来のソフトウェアが抱えていた移植性問題の解決を図り、特定の環境に依存しない理想的なクロスプラットフォーム・プログラムの実現を目指して開発された。Javaソフトウェアは、家電機器や乗用車の組み込みシステムから、マイクロ制御装置、携帯機器、パーソナルコンピュータ、サーバーマシン、スマートカード、スマートフォンといった様々な環境に普及している。

Javaは、1995年にサン・マイクロシステムズによって公開された。2010年にサンはオラクルに吸収合併され、Javaの各種権利もオラクルに移行した。おおよそ数年おきに言語仕様の改訂が重ねられており、2019年4月現在の最新メジャーバージョンは、2019年3月19日に公開された第12版となっている。

世界的な機械学習の需要増加があり、世界シェアでPythonには抜かれたが、システム開発では信頼されている言語であり、世界シェア2位の座を保っている。

そう、プログラマの中ではよく知られた事実ですが、Javaは、世界でもっともメジャーな開発言語の一つなのですね。ですから、AIONのプロダクト戦略の狙いは、EVMに相当する仮想マシンも含めて全てJavaに準拠すれば、扱える開発者が豊富にいるので、BaaSとして発展させやすいと考えた。

しかし、現実はそうなっていません。AIONは、BaaSの事業規模はかなり下位組です。なぜか?

世界の大半のプログラマのマインドセットが、「効率性」よりも「チャレンジ」だからです。強いていうならば、「ファッション」でもあります。効率性を重視するなら、使い慣れている言語であるJavaを選択するのが普通ですが、有能なプログラマほど、新しい言語を学ぶことを好みます。Javaはもう古いと考えるわけです。これは、Orb DLTを開発している際にもわかっていたことですが、PaaS側のフレームワークをGo言語で書いていました。理由は、「新しく注目されつつある言語」だからです。その言語で作ってみたいというプログラマ精神を刺激するからです。実際に、これは正解で、創業当初に、LAで、テックベンチャーのシニアソフトウェアエンジニアをやっていた人物やインドのIITを出たプログラマを雇えた理由の一つは、このGo言語の選択にありました。また、最終的にギリギリで雇えなかったのですが、Grouponを創業したアンドリュー・メイソンがシリコンバレーで創業した新しいテックベンチャーの1号プログラマとして参加していたUCバークレーのコンピューターサイエンスを出た超優秀なプログラマがいたのですが、彼も僕らのプロジェクトに興味を持ってくれ、その理由の一つGo言語を使ってブロックチェーンのプラットフォームソフトウェアを開発している点にありました。彼は、Orbを選ばず、その後、Chain.comの1号プログラマになって、Chainは、StellarにM&Aされましたね。つまり、そのクラスのプログラマでも、このように開発言語の選択肢なども含めて工夫することで、自分たちに惹きつけることができるとうことです。

その点を考えると、Ethereumが、Solidityという新言語を作った背景も見えてくると思います。BaaSという新しいコンセプトのプラットフォームソフトウェアには、新しい言語がふさわしいと考えたわけですね。プログラマの世界におけるファッション感覚と言えます。新しい服を買ったのだから、靴も新調しようという具合です。開発コミュニティが重要なオープンソースソフトウェアプロジェクトにおいて非常に重要な考え方です。日本人だと、すぐに効率性を重視して、使い慣れた言語を選ぶことが正しいと考えガチですが、世界のプログラマはそうは考えないということです。

トークンエコノミー

イーサリウムと同じインフレ型です。

現時点での投資評価

投資対象ではありません。BaaSがまだ過大評価されている点もそうですし、小さいBaaSプレイヤーは、自らDappsを作り、B2Cユーザーベースを育てて行かない限り生き残れないと判断しているためです。

最後に、AIONトークンは、僕がメインで使っている世界最大の仮想通貨取引所のBinanceで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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