投資検討中のアルトコイン週次分析-2019.10.21-10.27 – MATICが独自の展開へ。EOSはファンダメンタル材料不足

投資検討中のアルトコインの週次分析で、期間は、2019.10.21-10.27です。チャートデータは、Binance(バイナンス)に上場されているものは、USDTベース、上場されていないものは、他のチャートサイトなどを参考にしたものになります。価格はUSドルベースです。

BTT – 本格的上昇トレンドはもう少し先か

チャート分析

日足チャート

From Binance

10月23日に、直近の最安値である$0.0003586をつけてよりは、上昇傾向にあり、売買高も回復傾向にあります。また、BTC市場の上昇トレンドに勢いを借りて上昇傾向にあるのもみて取れます。ただ、たびにTC市場の相場と比べると、売買高水準で、9月の$0.0005000の後半代で取引されていた時点の平均売買高に比べると劣るため、地合は、BTC市場に比べるとまだそれほど強くなってきてはいないという印象です。

週足チャート

From Binance

上場時の最安値である$0.0003199の値段に近づくとかなり強力な買いが発生する傾向であることが、週足チャートから読みとれます。

ファンダメンタルの進捗

BTTのノード数の分布図がJustin Sunから提供されました。別のツイートによれば、ノード数は現時点で、600ほどのようです。動画ストリーミングサービスBLiveのリリースと共にノード数を増加させていくと見ています。

また、TRXホルダーに対するBTTのAirDropキャンペーンが積極的に展開されています。この辺り、TRONがやはり垂直統合戦略を進めていることがよくわかります。

今後の見通し

9月20日にBitTorrentにとってのキラーアプリになることを目指すBliveのベータ版が予定より早くローンチされており、一部のユーザーは招待されています。僕も利用申請しているのですが、まだ招待は来ていないです。その点からファンダメンタルは改善されつつあります。BTCの上昇相場に便乗する動きがあるのですが、肝心なのは、BATやZRXなど同様に、BTC市場から影響を受けずに上昇トレンドを形成していけるかが今後のポイントなので、その辺りを見極めたいところです。

その他、BitTorrentの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

TRX – 習近平発言を受けて急騰。にわか盛り上がりリスクを警戒。

チャート分析

日足チャート


TRXの方が、Bliveのベータ版リリースの影響をポジティブに受けているように思います。さらに、TRON自体が、BaaSになりますから、10月25日の習近平国家首席の「中国はブロックチェーン市場のリーディングプレイヤーになることを目指す」という発言の影響を強く受けているように思います。中国人創業者が手がけるBaaSとしては、世界で最大の時価総額を誇るからですね。この発言を受けて売買高が一気に回復しました。

週足チャート

From Binance

ファンダメンタルの進捗

10月26日、BTC市場の上昇トリガーにもなった習近平国家首席の「中国はブロックチェーン技術の採用を積極的に進めていく」という発言を受けて、TRXは大きく上昇しています。

今後の見通し

Libraに対して保守的なスタンスを米国政府がとる一方で、習近平氏の発言を受けての中国系ブロックチェーン銘柄が元気がよくなっているというところです。ただ、TRONというBaaSを使うには、TRXというトークンの購入が必要になるので、仮想通貨の取引禁止を掲げる中国政府が、ブロックチェーンの積極利用を進める中で、トークンを活用したBaaSにどのようなスタンスをとっていくのかは、まだ不明です。HyperLedgerなどパーミッション型ブロックチェーンであるDLT領域では、仮想通貨なしにソフトウェアを使えますから、政府がブロックチェーンは推進するけど仮想通貨は引き続きNGというスタンスを継続する場合は、単に発言に対してのにわか盛り上がりに終わるリスクもあるため、冷静に市場を見ておきたいところです。要するに、そこをきちんと理解していない投資家が付和雷同を起こして買いに走っているリスクです。こういう上昇は続きません。ただし、もう一つ頭に入れておきたい点は、中国経済は徐々に高度成長期を終えつつあるため、あぶれた資金の行き先を探している状態で、そこに仮想通貨市場というパイオニア市場が登場したことで、資金が大量に流れてくる動きが目立ちます。とりあえずはBTCを買っておこうという動きが強いようです。マクロ的に見れば中国経済にとってはこれはプラスで、日本がかつて経験したような過剰なバブル経済を自国経済内で防ぐことができるからですね。そのように考えることができる賢い政治家が中国政府の中枢にいればよいですが。

最後に、TRON自体の戦略が、BTTを組み合わせた垂直統合戦略になるため、投資する場合は、TRXとBTTのセット投資が合理的に判断になると考えています。

その他、TRONの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

REP: 低迷中、キャズムを超えるための着実な保険ディールがまだ育って来ていない

チャート分析

日足チャート

From Binance

BTC相場の回復を受けて、一瞬、上昇傾向を示しましたが、1日半しかもたない状況です。

週足チャート

From Binance

こちらも明確な動きがあるような展開になってきてはいません。

ファンダメンタルの進捗

10月29日時点、イギリスのEU離脱、いわゆる「ブリグジット」が、初期の公約になっていた10月31日に実現するかの予想ディールが、$60,000のETHを集め、うち95%が「実現しない方」にベットしています。この予測ポストは1ヶ月前に投稿されたものです。やはり、Augurの課題は、投稿のタイミングとその投稿に必要なリスクヘッジに十分たる資金が集まるかどうか?がポイントなので、このブリグジットの話題性を踏まえると保険商品として機能させるにはまだ弱いように思います。話題性も求めず、金額も大きくなくてよいから、着実に予想テーマに対して必要十分な掛金があつまるプラットフォームにまずはなることが重要だと思います。

10月24日、Augurのパートナー企業であるPrediction Labsが、Augurの予想者で当たった人が、REPの支払いをAugurのブロックチェーン(現時点ではイーサリウム)の認証を待たずに受けられるサービスをはじめました。Prediction Labsがいわゆるオラクルの役割を果たすということですが、今のAugurにとっては、そこよりは、単純に特定カテゴリーにフォーカスして、リスクヘッジに見合う分だけの掛金が集まる市場を作っていくことなので、そこのソリューションがその実現にどれほど貢献できるかは、僕のユーザー感覚としては微妙というところです。

今後の見通し

以前から伝えているように、保険に使うキラーソリューションなのですから、今の保険市場がまだにそうであるように、保険対象に対して必要十分な資金が集まる仕組みを整えて行かないと、実際のリスクヘッジにならないため、プラットフォームとしてスケールさせるのは難しいと思います。ラスベガスでやるスポーツゲームの予想と変わらない遊びレベルのままということです。リスクヘッジとして機能させるには、そのヘッジになるだけの資金流入量がなくては成立しません。トランプ再選やブリイグジットなど、メジャーなテーマは、初期から必要十分な資金が集まる可能性はないですから、マーケティング目的の客寄せパンダディールとして活用しながら、実際には、ニッチなユースケースでよいので、実用的な事例、たとえば、どこかの観光地が、ある月の台風上陸確率をかけるディールで、観光地のホテルや飲食店などは、台風が直撃する方にかけておけば、実際に直撃したときは、その掛金の分配金がもらえるので売り上げの損失分を補填できるなどです。掛金募集のタイミングも直前までオープンではなく、ある程度手前ぐらいにして、予想直前で入ってくる悪質なフリーライダーの存在を排除した方が良いと思います。

その他、Augurの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ENG – 低迷中。まだ市場参入戦略が固まっていないよう。

チャート分析

日足チャート

From Binance

BTC相場の動きに連動した上昇が生まれたものの9月初旬ほどは活発な動きになっていないです。

週足チャート

From Binance

うーん、売買高も低調傾向であることが確認できます。

ファンダメンタルの進捗

Devcon Osakaで、Enigmaに出資しているPantera Capitalのミートアップで、Enigamaを使ったSaladというサービスが紹介されましたが、その内容を詳しくまとめたMediumの投稿が削除されており、うーん、微妙ですね。

今後の見通し

やはり、まだきちんとしたユースケースと、それを元にしたGo-to-market Strategyが固まっていないように思います。投資するには、まだ厳しい状態です。

EOS – BTCの上昇トレンドに便乗し、底入れ感が出ているも、ファンダメンタルで大きな進展なし

チャート分析

日足チャート

From Binance

前回9月初旬から3週間ほど形成した上昇トレンドのときに比べると、地合いの強い展開が出てきているのがわかります。

週足チャート

From Binance

先週のビットコインの上昇トレンド形成に便乗した値動きをとりましたが、これは、昨年、仮想通貨の冬の終わりを告げた12月の最後の下落相場のときにつけた最安値である$1.5280から開始した上昇相場のときとほぼ同水準の売買高を形成しているため、BTC市場と同じく上昇トレンドを形成しつつあるのがわります。

ファンダメンタルの進捗

今週は、特に進展はありませんでした。

今後の見通し

テクニカルでは、相場は回復傾向にあるのが確認できますが、まだファンダメンタルでイーサリウムと比較して、着実に投資したいと思える材料が出てきていないので、まだ「様子見」したいのが現状です。Dapps開発者にとって、イーサリウムの代替的存在としての決定的な何かがまだ出てきていないように思います。やはり、TRONがそうであるように自らキラーアプリを出していく他、イーサリウムに対抗しうるモメンタムを作り上げる方法はないように思います。

その他、EOSの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

MATIC – BTC市場の影響を受けない展開へ。日足ベースでライジングフラッグを形成できるかが今後の焦点

チャート分析

日足チャート

From Binance

7月下旬に、$0.02063をつけて以降、売買高共に低迷傾向が続いていましたが、10月に入ってより急上昇し、それに伴い売買高こ回復。持ち合いの下値価格を探りつつも、シュリンクしていく相場傾向にあるため、場合によってはライジングフラッグの形成につながる可能性があります。

週足チャート

From Binance

ただし、週足ベースで見ると、まだつ強い上昇貴重に入っている傾向は見て取れません。

ファンダメンタルの進捗

10月27日-Maticを使って、ゲーム会社が、自社開発したゲームキャラクターのNFTクラウドセールスを実施します。

10月25日- SF Blockchain Weekに合わせて、Maticを使ったDappsゲームのハッカソンをバイナンスなどと組んで実施します。

今後の見通し

データエクスチェンジがコンセプトのプラットフォームなのですが、Go-to-market Stategyとしては、Dappsゲーム市場にフォーカスしているように思います。そうなってくると、ZRXなどとも参入市場が被ってきますね。NFTの売買市場は、プレイヤーも少ないので、ある程度の盛り上がりをえる上でも良いことだと思います。ゲーム市場のNFTは間違いなく、「キャラクター」がカギですが、そのキャラクターを使って楽しめるほどの、まさにハリウッド映画の「Ready Player One」のような「優れたプラットフォーム型のゲーム」がDappsに出てきていないので、急成長市場にはなってきていないという見方をしています。最近、ドラクエウォークにはまっているのですが、あの感じでユニバーサルなユーザーベースを作れるDappsゲームの登場が待ち遠しい限りです。

その他、Matic Networkの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

LinoNetwork

LinoNetworkのトークンは、まだどこの取引所にも上場されていないので、ファンダメンタルの進捗のみになります。

ファンダメンタルの進捗

10月29日- SF Blockchain Week2019の期間中に、500,000LinoPointのAirdropを実施するようです。盛り上がりそうですね。

10月26日 – Lino Blockchainのアップブレードが実行されました。内容は、下記のツイートの通りです。

10月22日 – D-liveをリリースしてから1年が経過し、現状、月間500万アクティブユーザー、LinoPointのトランザクション数も合計5億円超え、1年で合計5000万のオンチェーントランザクションを捌けていることから、テクノロジーレベルも申し分なく、この業界の動画ストリーミングサービスでは圧倒的No.1に成長しつつあります。

今後の見通し

どのタイミングで、取引所の上場を考えているか?ですね。着実に成長しつつあるので、上場したら間違いなく投資しようと考えています。

その他、LinoNetworkの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

 

最後に、同じ週のビットコインの週次分析は「こちらの記事」にまとめています。また、投資しているアルトコインの週次分析は「こちらの記事」にまとめています。

みなさんの参考になれば幸いです!
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注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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