アルトコイン週次分析-2019.10.28-11.03:DENTがようやく動くか。ATOMは前回高値を挑戦へ #1

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2019.10.28-11.03です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

目次

ETH – 先週より引き続き、回復基調にあるが、まだ少し上値が重たい

チャート分析

日足チャートの動向

From Binance

先週、BTCが最も大きくあげた26日の相場が弱持ち合いで引けたことを受けて、上値が重い展開と予測したがその通りの展開。この傾向はまだしばらく続くと見ている。ただし、売買高は、6月までの上昇相場の展開時にほぼ劣らぬ水準をできていることから、地合い自体は、ある程度強いことが読み取れる。

週足チャートの動向

From Binance

こちらも先週のヨミ通りで、売買高水準もBTCに比べると回復基調が弱いことから、持ち合い相場を維持することはできつつも、上値は少し重い展開が続くことが予想される。

ファンダメンタル進捗

10月30日 – 仮想通貨のウォレット機能の利便性を向上させるためのEthereium Name Serviceに対応するウォレットの数が、35に到達しました。2週間ほど前に24でしたから、+11です。

細かい機能ですが結構重要であり、仮想通貨のウォレットアドレスは、むき出しの状態はハッシュ値(かんたんに言えば、アルファベット+数字の羅列)の状態なので、個人が扱いにはかなり違和感のあるアドレスであり、イーサリウムはこれにインターネットのドメインと同じ概念を当てはめて、特定ハッシュ値をethereum.ethのようなドメイン名に置き換える仕組みを提供することで、ユーザーフレンドリーなウォレットサービスを実現しようとしています。細かいですが、実用性の高い機能です。

11月1日 – イーサリウムのコアデブミーティング#74が開催されました。下記のYoutubeから視聴可能です。目下、PoS型への移行であるセレニティが中心的な内容です。

今後の見通し

今週はBTCと同じく持ち合い継続です。目下注目は、PoW型からPoS型への移行が主目的である、Ethereum2.0(セレニティ)プロジェクトが最大の焦点で、2020年初頭のリリースに向けて動いています。一部の投資家は、これが完了するまで投資は控えている動きがあるようですが、僕は、イーサリウムはセレニティへの移行は、特に大きな遅延なくやり切れると見ています。それだけの人材を持っているチームです。

その点から、買値の平均値を下げたい長期投資家にとっては、今のタイミングは十分押し目買いになると見ています。当面は、BTC市場の上昇トレンドを追い風に9月19日にマークした$223.94の突破を目指す相場展開になります。

その他、Ethereum(イサーリウム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BNB – 底入れ感、強し。一旦、価格調整する可能性あり

チャート分析

日足チャート

Binance

今週は、BTC相場と同じく持ち合い基調の強い展開。売買高も9月まで続いていた下落相場時に比べて回復基調にあるので、地合いは強いと言える。

週足チャート

Binance

気になっているのは週足で、今週も陽線で引けたので、4週連続となる。売買高の推移は、2月や3月ほどの水準ではない。その時は、BNBは、仮想通貨市場ではほぼ一番人気と言えるぐらい資金が集まっていた銘柄ではあるが今はそこまでの勢いはない。その点を踏まえると、上昇基調に変化はないが、来週あたりは陰線がでる形で多少価格調整が起きてもおかしくない展開と言える。長期保有目的であれば、よい押し目買いのタイミングと言える。

ファンダメンタル進捗

11月1日 – ロシアメディアforklogのインタビューに応じたCEOのCZ氏より、バイナンスの今年の第三四半期(7-9月期)の利益が、1億8600万ドル(約186億円)程度になると回答。元記事はこちらです。バイナンスはアルトコインの売買高がその中心となるため、第三四半期のアルトの原則を踏まえると、最低でも年間1,000億円以上の利益を出していることが予想できる。BNBは株式ではなく、バイナンス内での他トークンの売買に利用され、IEO参加権としても使えるユーティリティ性も持った純粋なトークンですが、かんたんに株式分析の視点を当てはめてみると、現時点のBNBの時価総額は3,000億程度で、発行済のトークン数は187,536,713 BNB。純利益1,000億円からEPSを計算すると、¥5,332円となる。現時点のBNB価格が、$20.24で、日本円($1=¥107)に直すと¥2164.61円。これを元によく株式で割安・割高の判断材料に使われるPERを計算すると、0.41倍と、とんでもなく割安な銘柄になってしまう。ただし、多くの仮想通貨プロジェクトは、ポスト資本主義のためのプロジェクトを目指しているため、ビットコインやイーサリウムをはじめ利益を追求していない。この点からも、既存の株式投資の概念が全く通用しない市場になっているとことがわかる。

11月1日 – バイナンスが、初の中国視点を北京に開設。目的は「情報収集」と見ています。中国政府のブロックチェーンに関する動向を把握することで、彼らの「雪解け」具合をみるのが目的でしょう。タイミングを合わせることができれば、彼らがもっとも得意とするユーザーベースを獲得することができるため、抜かりなしという具合です。

11月2日 – バイナンスの先物事業に関する進捗。Androidアプリも先物の取り扱いが開始し、過去24時間の取引量は、3,000億円超え。

11月3日 – バイナンスUSの進捗情報です。新たにWAVES、ALGO、NEOが上場。USでも、BNBを使った売買では25%の手数料ディスカウントが受けられ、VIPプログラムも稼働。そして、デビットカードによるBTC購入機能が付与され、デビットカード保有者の多い北米の若年層の取り組みに寄与すると思います。直近24時間あたりの売買高は、約30億円。

今後の見通し

テクニカル状の底入れ形成が強まりつつあり、かつBTC市場の回復恩恵も受ける形になるので、なかなかよい形の上昇トレンドの形成が予測されます。ただ、6月までの上昇相場ほどの売買高を維持できていないため、ポートフォリオアロケーションの比率をあげるための押し目買いは様子見しています。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

 

BAT – 先週の1ヶ月続いた上昇トレンドを一服し、持ち合いを継続。動き出すのはもう少し先か。

チャート分析

日足チャート

Binace

先週つけた直近の高値である$0.2688までの上昇相場は、約1ヶ月近く続いていたので、その点を踏まえても、この持ち合い局面における小休止の状態は自然な流れと言えます。目先の下値抵抗ラインである$0.2197を抑えつつ、次の上昇相場に向けた展開待ちというのが基本の予測で、この価格近辺がでたところでは、押し目買いを入れたいと考えています。

週足チャート

Binance

9月30日週から陽線が続いており、今週は、売買高で、Binance上場以来の最高値をつける形で、中立的な持ち合いのロウソク足で引けています。この点から、日足より週足の方が強地合いが確認できるため、長期での上昇トレンドに入っていると考えています。

ファンダメンタル進捗

11月1日 – ラスベガスで開催されたWorld Crypto Con 2019で、BraveのCEOであるBrendon氏が、ブロックチェーンによって進むインターネットの非中央集権化についてキーノートスピーチを行いました。

10月29日 – 米フォーブズ社が、Braveについて記事で取り上げ、そこで、BraveAdsの実績も紹介されました。一般的なバナー広告のCTRが2%に対して、ユーザーもBATを稼げるBrave Adsでは、14%と7倍の実績を出していることが紹介されたので、これでまた広告主に高い注目を集めることになりそうです。


その他、Brave Browser(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

今後の見通し

少しずつですが、BTC市場に影響を受けない需給関係が構築されつつあると見ています。そうなるほど、BTC下落時の抵抗力も上がってくるため、BATにとってはプラスです。フェーブズに、Braveのオンライン広告の圧倒的に高い成果が紹介されたので、おそらく広告主から問い合わせが増えていると見ています。アクティブユーザー800万のメディアであれば、ほぼどの広告主でも耐えられるインプレッションレベルなので、次回の彼らの広告事業の数値進捗がとても楽しみです。持ち合い圏や下落基調時は積極的に買いを入れて行こうと考えています。

ZRX – デリゲーション機能搭載で、ファンダメンタル好材料多し

チャート分析

日足チャート

Binance

BTCより先に、9月17日から確実に上昇トレンドに入っています。10月20日に、$0.349と、前回10月15日につけた高値である$0.3440に少し高い価格をつけるまで、約1ヶ月強の上昇相場が続いていたことから、今週は、下落による価格調整局面でした。しかし、11月1日に後ほど伝えている0xのVersion3.0へのアップグレードにおいて、ZRXのデリゲーションシステムの導入のニュースが流れると、一気に上昇し、始値$0.2716から高値$0.312と約10%強上げ、$0.30前後で持ち合いのまま1週間を終える形になりました。

先週、Binanceに上場して以来の売買高の最高値を記録し、少し上値が重い展開になったことを受けて、今週は下落しましたが、日足チャートの動きを踏まえると$0.3から$0.34あたりでの持ち合いが続くことが予想されます。

週足チャート

Binance

手繰り糸と呼ばれる陽線で週足を終えており、上昇トレンドの一服時にこれがでるということは、一旦、値崩れしたところを大量の買いが入ることで、価格が回復した状態になるため、地合いの強さを示しています。9月上昇相場から、平均売買高も倍以上に育ってきています。

ファンダメンタル進捗

Version3.0へのアップグレードが今週の最大の焦点です。特に、ZRXホルダーが、ZRXのネットワークに保有分のZRXをデリゲーションすることで、ETHでの報酬を受け取れるようになる仕組みの導入がもっともインパクトがあるネタでしょう。かんたんにいうと、0xネットワーク内には流動性を供給するためのMarket Makerが活動しており(株式市場にもいる存在です)、彼らに僕らのような長期保有目的のZRXホルダーがデリゲーションすることで、彼らはこのZRXを使って市場に流動性を供給し、そこで得た収益の一部(売買益や手数料益)を僕らデリゲーターに報酬としてリベニューシェアするという仕組みです。Redditを使ったAMAがこちらでやりとりされているので参考にしてください。0xもDAO形式による運営方式なので、これらの改良案も全てZRXホルダーによる投票形式です。

今後の見通し

9月から、10月20日に$0.349をつけるまで、約1.5ヶ月も上昇相場が続いていたこともあり、今週は価格調整局面だったので、押目買いを入れていたのですが、買いを入れた2日後に、ZRXのデリゲーションシステムの導入のニュースが流れて、一気に価格を上げたので、非常に良い仕込みができたと思います。中長期でとても有望なプロジェクトなので、上昇相場後の価格調整局面は、積極的に押目買いを入れていきたいと考えている銘柄です。

その他、0xプロトコルの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

MKR – 向こう数週間で$600超えに向けたラウンドボトムを形跡できるか?

チャート分析

日足チャート

今週は、特に大きな値動きはなかったものの、終値ベースでは底値を切り上げる展開が続いており、売買高も平均レベルより高い水準が続いているので、ちょっとしたポジティブなファンダメンタル材料がでたら、一気に値上がりが起こりうる展開になりつつあります。また、よく見るとわかると思いますが、大底相場の展開に多い、ラウンドボトムが形成されつつあります。

週足チャート

Binance

週足を全体で見るとわかりますが、かなり長い間低迷相場が続いています。

ファンダメンタル進捗

11月2日にサンフランシスコで開催中のブロックチェーンウィークで、0xやChainLinkとDeFiナイトを開催しています。

-11月1日 – 11月に予定されているMCD(Multi-Collateral Dai )- ETH以外の複数のトークンを担保化可能にする仕組みの導入時に、CDP(Collateralized Debt Position)という表現を止めて、Vault(=貴重品の保管庫)という言葉に名称変更するようです。

 

今後の見通し

直近の高値である$600を超えるまではもう少し時間がかかると見ています。そこを超えたら大底を脱したと判断する考えです。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

CRO – ほぼBTC市場に連動した動き。今後、BTC利食いをされないかがポイント

チャート分析

日足チャート

OKex

11月1日に10月のアップデートが発表され、そのニュースを受けて一気に上がったのですが、翌日、完全に値を戻す形で引けて、行って来いの状態で1週間を終えました。

週足チャート

OKex

OKexに上場されたのが6月24日週になりまだデータ少ないので、チャート分析に耐えられるレベルではないです。

ファンダメンタル進捗

11月1日 – 10月のアップデートが報告されました。ヨーロッパで、MCOのVISAカードのサービスが開始。アメリカでは、49の州までサービス拡大。また、CROを扱っているOKExやHuobiでCROのデリゲーション(ステイキングサービス)が開始しました。

 

今後の見通し

まだ、本格的な上昇局面に入っている展開とは捉えがたいです。特に先週の値上がりは、CROの場合は、BTC相場の勢いを受けての値上がりなので、またもすれば、BTCによる利食い売りで、値上がり分を持って行かれるリスクもあるため、あまり大きくは投資していません。決済プレイヤーとして重要な加盟店が増えてくる実績が出てくれば、ファンダメンタルの進捗が整ってくるので、買い増しも考えていきたいとことろです。

その他、Crypto.com(クリプトドットコム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ATOM – 直前高値の$3.565超えを挑戦へ

チャート分析

日足チャート

Binance

ジリジリと値段を上げていく展開です。来週、直前高値の$3.565を超える勝負の展開です。売買高も8月下旬まで続いた下落局面の時に比べると期待はある程度持っています。越えれば、本格的な上昇トレンドに向けて動いていくと思いますが、来週超えられないと一旦エネルギー収束で、下値へ調整鏡面が出るでしょう。来週が勝負の相場展開です。

週足チャート

Binance

今週で、5週連続の陽線で、売買高水準も上げて来ています。来週、直前高値更新をした上で、もう一段陽線で終わる可能性もあると見ています。その場合は、再来週が価格調整局面になります。

ファンダメンタル進捗

-10月30日 – サンフランシスコで開催中のブロックチェーンウィークで、COSMOSのハッカソンが開催されています。

-また、同じく、ブロックチェーンウィークで、COSMOS HUBに接続されている大型プロジェクトの一つであるD-LiveのCEOとCOSMOSの創業者とのライブ中継が掲載され、大いにお盛り上がったようです。

今後の見通し

来週、直前高値を超えるための勝負の週になりそうです。幸い彼らの本拠があるサンフランシスコでブロックチェーンウィークが開催され、彼らのハッカソンや複数のイベントも開催されたことで一定のモメンタムが生まれているでしょうから、そのムードを維持することができれば、価格突破もありえると見ています。そうなれば、再来週は価格調整局面になりますから、良い押し目買いのタイミングと言えるでしょう。まず、来週の高値突破できるかどうかが注目です。

とまあ、この記事を書いている間に、高値を超えましたね。今週どこまで上昇するか次第で、来週から再来週にかけての押し目買いのタイミングが見えてくると思います。

その他、COSMOS(コスモス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

 

#2につづく。

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