これから重要になってくるDecentralized Web と DeFiの融合モデルとは何か?

さて、前回のブログで説明したように、今後のアルトコイン市場の中心的な役割は、非中央集権型インターネットを実現するためのプロジェクトになると、僕は予測しています。

そのよりスムーズな実現方法として重要になってくるのは、Decentralized Web系のプロジェクトとDeFiプラットフォームとの融合です。現時点では、間接的には接続されているものの、一般ユーザーから見ると決して利便性の高い仕組みにはなっていません。

DeFiプラットフォームの非中央集権型インターネットへの貢献とは?

まず、ここからお話します。DeFiの最大の貢献の一つは、ユーザーが稼ぐトークンを現金化することなく長期保有し続けることで、トークン価格のボラティリティを下げ、そのトークン価値の中長期での上昇トレンドを実現することです。

短期トレーダーの市場の価格形成に与える影響を極力小さいすることですね。今の仮想通貨市場は、全投資家中の短期トレーダーが締める割合が高いが故、かえってボラティリティが上がってしまい、一般個人にとって難易度の高い相場展開になってしまっています。その点については、「こちらの記事」にまとめています。

DeFiプラットフォームの中では、DeFi自体の生みの親でもあるMakerDAOの貢献度が最も高いと考えています。稼いだトークンを売らずに保持したままDAIというステーブルコインを借りて、そのDAIを使って、Crypto.comなどの加盟店で日常生活決済に使うことができるように設計されているプロダクトだからですね。

この仕組みが普及するほど、ユーザーは現金が欲しいときに、トークンを売らずに長期保有するインセンティブが増えますから、短期トレーダーに流通するトークンの量が減少し、自動的に、市場のボラティリティは低下していきます。

普及に当たっては、各D-Web系アプリのウォレットとMakerDAOのDAIプラットフォームが直接接続する仕組みが重要

ここですね。例えば、BraveBrowserの広告閲覧やキャッシュファイルをTHETABTTへの提供を通じて、ユーザーはBATを稼ぐことができます。または、DENTのアプリをダウンロードして、余っているモバイルデータパックを同じくTHETAやBTTに提供することで、DENTトークンを稼ぐことができます。NKNを使えば、自宅にストレージシステムとホームインターネットをひくことで、キャッシュファイルの一時保存とホームインターネットのネットワーク帯域の提供により、NKNトークンを稼ぐことができます。

さらには、D-LIveやB-Liveに動画ストリーマーとして参加しているユーザーは、Youtube同様に、動画コンテンツ視聴に対して、D-LiveのLino Pointや、B-LiveのBTTトークンを稼ぐことができます。いずれも広告配信も提供予定ですから、その広告視聴に対してトークンで収入が得られるわけです。

または、ゲーム系Dappsを通じて、D-LiveB-Liveで動画によるゲーム実況中継をしたり、ゲーム内で育てたキャラクターをイーサリウムベースのNFTで売却し、ETHを稼ぐこともできます。

しかし、次に大切なことは、この稼いだトークンが、MakerDAOプラットフォームにシームレスに担保として預けられることです。現状はまだそうなっていないのですね。利用は、MakerDAO側が、APIを解放し、DENTアプリやBraveのアプリがこれに接続し、アプリのウォレット機能から直接、MakerDAOへの担保としてのデポジットができるようになることです。そして、引き出したDAIもCrypto.comなど、加盟店ネットワークを豊富に持つウォレットアプリに、直接送れるようになることです。ユーザー側は、MarkerDAOのシステムを触る必要ななく、全て裏方のAPIを通じて、トランザクション処理によってこれを実現すればよいのです。

こうすることで、技術が詳しくない、またセキュリティなどに強くないユーザーでも、かんたんに使いこなすことができるようになります。このような機能性の高い仕組みが1日でも早く整うことに期待しています。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

 

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