マスター・オブ・スケール – PayPal共同創業者兼元CEO ピーターティールのインタビュー#2

マスター・オブ・スケールです。僕は、レイド・ホフマン。Linkedinの共同創業者であり、Greylockのパートナー、そして今日の君のホストです。僕は、君が君の会社をスケールさせたいなら、君のゴールは、競争に勝つことではなく、その競争から完全に解き放たれることです。

理想的な世界では、君は、これを競争が存在しない世界を目指すこととして理解するでしょう。つまり、自分独自のゲームを作り出し、そのマスターになること。しかし、ハッキリしておくべきことは、これは、実現性の高いゴールよりかは、野望に近いと言った方がいいでしょう。せいぜい、瞬間的にいいときを味わえる程度、つまり、君のアイデアも誰も信じていないと言うつかの間のとき。君のアイデアが離陸を始めると同時に、後ろをみてごらん。やがて、ビジネスを始めると同時に、自分が競争の中に晒されていることを知る。君のゴールは?そう、その競争から解き放たれていることだ。

それが、PayPalで起きたことだった。だから、僕は、PayPalのストーリーを君に共有したい。なぜなら、競争から解き放たれることとは、言うのは簡単だ。それは、レースのデットヒートの中に身をおくこととは全く別の世界であり、その競争が起きていることを知らない、もしくは、君は完全にその競争の世界を抜けてしまっているかのような世界。

この点について、ピーターティールと話をしたい。なぜなら、彼は、PayPalがまだ経営が不安定だった時代にガイドしただけでなく、その後、このアイデアを実現するような会社に投資していたからだ。と同時に、彼は、僕が知るうる中で、競争に関しては、最も説得力のある考えを持っている。

僕は、ピーターにはスタンフォード大で出会った。そのときから、僕らは、様々な点で、議論を交わした。

ティール:レイドとの友人関係は、人に言わせるとジョークかよと言われることがあるん。君は、ソーシャリストで僕はキャピタリストだからね。
ホフマン:僕らは情熱的な若者だったね。僕は、ピーターが僕のことを情に流されやすい左翼なやつと見ていたことがわかっている。一方、僕は彼のことを、アン・ランドの本「The Fountainhead」から飛び出てきたかのようなリバタリアンの変わったやつと見ていた。
僕らの初じめてのディベートは、お互いに常にこう言い合っていた。”君は多分、これは信じられないと思うが”とね。そして、このような議論の調子は、大学から始まってPayPalの創業のときも続いていた。そして、まあわかっている人もいると思うが、2016年の大統領選もそうだ。

もうピーターとは、30年来の付き合いになる。そして、僕はいまだに彼が、多くの問題についてどのような見解を持っているのか予想できない。PayPalの創業者が、トランプ支持に回るなんて誰が想像できる?少なくとも僕には無理だった。

今日の番組では、僕らの政治的な意見対立はひとまず棚上げしておいて、競争が逃れるためにいかに早くスケールさせるかについて、話をしたい。しかし、ピーターは、常に競争を避けてきたわけじゃない。彼の人生の大半においては、彼は競争の中で育ってきた。

ティール:僕の小学校や中学校時代は、かなり競争的だったよ。8rh Gradeで、僕の友達の一人が僕のことをこんな風に書いていたんだ。”僕は、君が今から4年後、スタンフォー大学に入学できるだろうことを知っている。そして、その4年後、僕はスタンフォード大学に行った。そして、スタンフォードのロー・スクールに行った。それで、マンハッタンのトップの法律事務所の職についた。そして、その中でも競争に勝って行った”。

つづく。

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