アメリカ人からすると、日本の中古車は超コスパが高いという話

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アメリカ人の友人と、おもしろい話が出てきたので、まとめておきます。

この友人は、最近まで、アメリカに住んでいて、数年前から日本に移住して来ています。アメリカの南部の出身です。電車とかほとんどない州なので、クルマはほぼ自転車と同じレベルの扱いですね。日本に引っ越して来て、ご飯の美味しさなどは当然話題に上がるのですが、彼が何よりも感動したのは、「中古車のコスパが異常に高い」ということ。

日本の中古車市場は、新車から3年で、2万キロぐらい走行した最新年式の車が、新車の60%から70%ぐらいの価格で買うことができます。角をこすったなどのわずかな事故歴があるだけで、50%以下で買えたりもします。この相場感は、アメリカ人からすると破格の値段だということ。しかも、持ち主によっては、レジャー目的で購入して、週に1回乗るか乗らないかぐらいの使い方しかしておらず、日本の整備された立体駐車場の中でずっと保管されていた状態だと、ほとんど新車と変わらないレベルの中古車が手に入ることもあります。

彼のようなアメリカ人からすると、これはまさに「中古車天国」と言えるレベルとのこと。彼らにとって、超破格条件に思える理由は、いくつかあるのですが、一つは、なんと言ってもアメリカが「自動車社会」である点が大きいです。大きな大陸の国家なので当然と言えば当然なのですが、大半の人は、車を持ちます。そして、何より毎日使います。なので、3年もしたら、走行距離が10万キロ超えていることは普通です。

そして、道路の質も随分違います。日本は、都市部だけでなく地方も含めて、かなり道路の整備レベルが高いです。道路に車の下部にダメージを与えるような大きなゴミや小石などが散乱していることもあまりありません。しかし、アメリカの道路は、こういうのはザラです。僕も昔、アメリカで生活していた際に、ニューヨーク州の郊外にクルマで出かけたときに、よく、道路に事故車の破片などがあることをよく見ました。こういう道路環境でずっと走り続けていると、車の下のパーツは色々と痛みます。

という具合に、利用環境が随分違うので、日本では、コスパの高い中古車が買えるというのがあります。しかし、僕の中で、アメリカで出回ってくる中古車と日本の中古車のコスパを決定的に分けているのは、間違いなく「走行距離が価格に与える影響」だと思います。

日本市場は、この影響力が、アメリカ市場に比べて、異常と言えるぐらい高いと思います。3万キロから4万キロも走った車、年式が一つ古くなるだけで、販売価格が新車の50%ぐらいになります。アメリカ市場ではこんなことは絶対にないです。

なぜなら、以前、車選びのブログでもお話していますが、車自体は、どれも40万キロぐらいまでは無事に走れるように設計されています。参考例は、日本のタクシーですね。年式がとても古く、走行距離が30万キロ超えたタクシーが普通に走ってますよね。そこから、よく理解してもらえると思います。

日本でよく見かけるタクシー車。昭和時代の車でも元気に走れる。

なので、日本の買い手側のユーザーが、走行距離に敏感すぎることで、逆に、中古車を超お買い得にしてくれているということですね。この事実を理解した上で、中古車を買っているユーザーは、とても賢いということです。

また、日本メーカーの中古車は、年式が一つ古くなると、デザインのファッション性が落ちますが、ヨーロッパ車は全くそんなことはありません。一つ、二つ前のものでも、ファッション性が衰えないデザインが多いです。これも、日本メーカーが、ユーザーに買い替えを促すために、このようなデザインモデルを採用していると見ています。ヨーロッパメーカーに比べて、日本メーカーからは斬新なデザインの車がほとんど出てこない背景はそこだとみています。

ということで、僕は、車は、ヨーロッパの中古車が、特にドイツメーカーの中古車が、一番コスパが高いなと最近考えるようになってきました。なぜなら、多くのヨーロッパメーカーの新車は、全て完全輸入になるため、ある程度のパッケージングモデルで買うことが多く、ゼロから全て自分のお気に入り条件での注文は、入庫タイミングも長くなるため(1ヶ月以上が平均)、更に、この場合は、値引きもほとんどしてくれないため、新車でも中古車とあまり変わらないような買い方をすることが多いからですね。その上で、ドイツは、日本と同じ工業国で、自動車産業がもっとも発展しており、かつ、ユーロが、日本よりもはるかに厳しい環境規制を敷いているため、日本メーカーより、燃費も含めて環境に配慮され、かつ、物持ちのいい車が開発されているからです。

なので、最近の僕は、条件の良いドイツメーカーの中古車を探すことが、一番コスパが高いなと考えているようになっています。

ということで、僕は、最近、メルセデスベンツSLK200の中古を手に入れたのですが、カーセンターとガリバーで探して、最終的に、カーセンサーで、とても状態がいいものが見つかったので、北海道の中古車屋さんから全てオンラインで購入しました。コンバーチブルで、ちょうど最近、新しい年式のものが出たお陰でかなりお買い得でした。

メルセデスベンツSLK200

日本は、やはり、中古車天国ですね!参考までに僕が利用した二つのサイトリンクをのせておきます。だいたいどこのサイトも業者が被っているので、この二つを抑えておけば、確実に欲しい車が見つかると思います。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

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