ビットコイン週次分析-2019.12.16-12.22-$7850超えは辛いとみる。年明け$6500前後の3回目トライあるか。

ビットコイン週次分析で、期間は、2019.12.09-12.15です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のBTC/USDTを加工したものになります。価格はUSドルベースです。

チャート分析

日足チャートの動向

先週は、$6500前後の下値抵抗ラインの2回目をトライする週になりましたね。12月19日に$6435をつけ、その日の売買高も高水準になり、最後、買い勢力が買った形になりましたから、予想通りの良い流れです。僕の予想では、年末年始をはさんで、もう1回、$6500前後(すみません、$6500が下値抵抗と書いてしまっていた文章もあったので誤解しないでください。$6500前後に下値抵抗ラインがあります。)をトライしてくると見ています。直近の年末年始のポイントは、今は、$6435からの回復相場で上昇基調ですが、11月29日につけた$7850を超えられるかがポイントになります。

週足チャートの動向

週足の売買高は、かなり高水準で終えたので、売り勢力と買い勢力の攻防が活発になり、最終的に買い勢力が買った形で週を終えているので、よい具合です。

ビットコインのハッシュレートの推移

 

Blockchain.comからのデータです。今週になって、ハッシュレートが再び上昇傾向に入る基調が出てきています。下のファンダメンタルの進捗でも共有していますが、次回、難易度上昇がほぼ確定しつつあります。おそらくですが、$6500前後の下値抵抗ラインを割ってくると、多くのマイナーがさすがに収益率が悪化するため、ハッシュレートをあげない動きを市場にに見せることで、この下値抵抗を耐える動きに一役買いつつ、下値抵抗ラインをわるリスクが後退すると、再び、競争を活発化させている、そんな動きになっていると見ています。

 

検索キーワードのトレンド

 

モメンタムを計測するための分析です。今週(12月15日か21日)は、6月23日週の値を100として36です。先週(12月8日から14日)の値は31でしたから+5でした。おそらくですが、BTCが$6500前後をトライしたことを受けての盛り上がりではないかと見ています。人によってはよい現物の買い時と判断している可能性があるということですね。ただ、年末閑散期に入っていますから、大きな動きにはならないと見ています。引き続き、2019年の夏の上昇相場の直前の値、つまり、モメンタムがほぼ最低レベルに落ち込んだ段階が27ですから、まだある程度その上のレベルでのモメンタムを維持できていることがわかります。

BTCのドミナンスレートと全体時価総額の推移比較

今週の市場全体の時価総額の終値は、$199,865,161,292、  先週の終値($193,700,536,215)に対して、+3.18%。そして、BTCのドミナンスレートの終値は、68.92%、先週の終値66.42%に対して、+3.76%。時価総額の上昇幅より、BTCドミナンスレートの上昇幅の方が大きいので、主にBTCに資金が流れてきているのがわかります。この動きを踏まえると、やはり、この$6500前後をほぼ底値と読んでいる投資家が結構いるように思います。

また、仮想通貨投資の初心むけの参考情報として、Binance ResearchよりBTC投資のパフォーマンスデータのレポートが出ました。気迷い相場になると投げ売りしてしまう個人投資家が多いと思いますが、このレポートが伝えているのは、そういう時に長期保有を選択した個人投資家が220%と、もっとも高いリターンを得ているということの裏付けです。仮想通貨の投資の世界は、ビットコインもアルトコインも不確実性の高いベンチャー投資であり、ボラティリティも高いので、プロのトレーダーでもない限り、短期売買でリターンを得ようとは思わないことです。

ファンダメンタルの進捗

12月16日 – 日本の政府がどんどんおかしくなっていってますね。若者は、仮想通貨投資を上手に使って、海外で活躍する人生を真剣に考えた方がいいです。

12月16日 – 現代の国家経済のもつ問題により、もっとも経済的な被害を受けている人々である難民の中で、ビットコインやイーサリウムなどの普及活動をやっている少年。素晴らしい啓蒙活動です。日本のような平和ボケした国では、仮想通貨といえば、金儲けの話ばかりしていますが、ほんとは、彼らのような政治経済的に大変な不幸を味わっている人々を救うためのテクノロジーなのです。

12月19日 – フランスが、世界初の政府が承認するICO案件を出しました。今、先進国の中では、もっとも仮想通貨に関して建設的な規制が進んでいる国です。

12月21日 – やはり、金融不安が多発する新興国でのビットコイン人気は、ますます盛り上がりつつあります。

12月21日-再び、ETFネタが盛り上がっているようですが、僕はBakktの現物引き渡し先物の取り扱いが開始したので、もはや全く注目していません。

12月22日 – FRBのヨミ通り、ドル高が加速しています。

12月22日 – BTCのマイニング競争が再び激しくなってきています。注目すべきは、難易度の予測値で次回、4.7%から15%の難易度上昇が起きる予測が出ています。

BTC市場の今後の見通し

米国経済がリーマンショック以来の景気後退に入った際、通貨信用力の弱い途上国の中央銀行が、ドル信用低下に伴う自国通貨の信用力低下を防ぐために、ビットコインをバランスシートに組み入れると見ており、この強力なファンダメンタル材料をテコに、ビットコインが、ゴールドを超えるデジタルゴールドとしての「ラストリゾート買い」の対象となることで、2017年以来の大相場がやってくるというのが僕の大筋の向こう3年の筋書きです。その大相場の展開前には、BTCは、前回の最高値である$20,000は既に超えた状態でやってくると見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

アメリカの政治経済の現時点の構造的な課題が原因で、2020年のトランプ再選は十分あると見ており、それによって、米国の景気後退のタイミングは早くなると見ています。シグナルは、前回のリーマンショックのときと同じ、米国国債の短期金利と長期金利の逆転現象「逆イールド現象」です。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。その点を踏まえた上で、現時点は、まだまだ準備段階の相場展開と言える状態ですから、市場のボラティリティは高い状態ですが、底入れ感があるところでは、中長期保有目的での押し目買いは、中長期でのリターンは大きいと見ています。

目下、11月29日$7850超えが焦点ですが、年末年始の閑散商いの中では超えてくるパワーを生み出のは辛いと見ているので、確率的には、超えられず、$6500前後にある下値抵抗ラインへの3回目のトライに向けた動きをしていく方が高いと見ています。唯一超えられる可能性があるとすれば、ホエール投資家が資金を入れてくることですね。彼らが動くとつられ買いが発生するので、急激な価格上昇を起こすことができます。年末年始の閑散商いの中であれば、よりそれは実現しやすいわけですね。

ファンダメンタルに関わるマクロ経済全体の動きとしては、引き続き、南米とアフリカ中心に、グローバル経済の末端経済である新興国の金融不安は深刻化しつつあり、ドル経済の動きを踏まえても、この信用不安が解消することはまずありえないので、そこを相場の下支えにしつつも、米中貿易戦争が、2020年の米大統領選に向け、かつ、景気後退へのダメージを抑えたい中国政府側の意向を受け軟化傾向にありますから、プラマイゼロのような状態になりつつある一方で、FRBのヨミ通り、追加利下げがなくとも米経済がリスクオン状態を作り出せつつあるので、余剰資金の投資先として、また、一部の投資家はBTCを中心に、リスクヘッジ投資として、仮想通貨が盛り上がる、そのような展開が続くと予想されます。

注記:最終的な投資判断は、自己責任です。

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