アルトコイン週次分析 #1 -2019.12.16-12.22- BNB、BAT、ZRX、MKRなど底入れ感ありか。ATOMの反発力はBTC以上。

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2019.12.16-12.22です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

目次

ETH – BTCに連動し、下落するも価格回復力がBTCに比べて劣る

チャート分析

日足チャートの動向

先週のBTC下落に連動してから、回復する相場展開ですが、BTCほどの回復力がないですね。ちょっと地合いが弱いです。

週足チャートの動向


週足の売買高は比較的高水準なので、人気が衰えているわけではないですね。

ファンダメンタル進捗

重要情報につき先週と同じ情報を掲載。:

簡単にイスタンブールの位置付けを説明すると、現在のEthereumのプロジェクト・ステータスは、メトロポリタンであり、PoS型への完全移行を完了したバージョンであるセレニティの一歩手前のステータスです。イースタンブールは、そのメトロポリタンの内部プロジェクトです。また、イスタンブールはフェーズが二つに別れており、今回はその1回目。二回目は2020年中を予定しています。Ethereum 2.0の全貌については、「こちらの記事」にまとめています。

これ以外は、今週は特に大きな動きがありませんでした。

今後の見通し

目下注目は、PoW型からPoS型への移行が主目的である、Ethereum2.0(セレニティ)プロジェクトが最大の焦点で、一部の投資家は、これが完了するまで投資は控えている動きがあるようですが、僕は、イーサリウムはセレニティへの移行は、特に大きな遅延なくやり切れると見ています。それだけの人材を持っているチームです。

年末の閑散モードに入りつつあります。$130トライも簡単に割れてしまいました。BTCがもう1回、$6500前後をトライしてくると見ているので、まだ下げる可能性はあるとみていますが、2018年年末につけた最安値の$81.79の後に、$100から$130の間で長く持ち合った時期があるので、そのこのレンジで耐えてくるとは見てます。

その他、Ethereum(イサーリウム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BNB – $10前後の下値抵抗ラインは、死守できるか?当時に押し目買いのチャンス

チャート分析

日足チャート

BTCの$6500前後のトライに合わせて下げる展開になりましたね。$12.1111をマークしました。僕は、このタイミングで押し目買いを入れています。その翌日、前日を超える売買高で価格戻しが入りましたから、$10前後の抵抗ラインはまだ耐える力があるように思います。

週足チャート

$15の次の抵抗ラインは、$10前後にあります。$10の持ち合い相場は長く続いていたため、ここの下値抵抗ラインはかなり強いと見ています。ジリジリと下げてきているだけに、BTCの3回目の$6500前後のトライに合わせて、引き続き、この$10のトライはあるかもしれません。これに近い価格帯は、確実に押し目買いのチャンスになると見ています。

ファンダメンタル進捗

12月17日 – バイナンスもNFTトレーディングを仕掛けてきてますね。

12月17日 – バイナンスでKavaのステイキングサービスが開始したことに合わせて、GiveAwayキャンペーンを実施中です。

12月18日 – バイナンスUSのiPhoneアプリのベータ版がテスト中です。

12月22日 – バイナンスリサーチより、ステイキング市場のレポートが新たに出ました。確実に盛り上がってきてますね。

12月20日 – バイナンスがTRONと、テスラのCyber Truckを抽選でプレゼントするキャンペーンをやっています。オモロイ。

12月23日 – USDTの貸し出し金利が、 0.025% (from 0.0275%)に引き下げられるようです。

今後の見通し

年末モードに入ってきているため、商いが少しずつ閑散としてきている中、ジリジリと下げている展開ですので、年内の$13.88の最安値トライは再度あるように思います。

また、BinanceのBNBのトークンエコノミー 戦略が修正されているのを実感しています。それまでは、IEOを活用したトークンエコノミー が主力でしたが、やはり、僕の分析でもまだ未上場の優れたプロジェクトのネタが枯渇しつつあり、新たな有望銘柄が育ってきていないので、それを武器にトークンエコノミー のネットワーク効果を高めるのは現実的ではないと判断しているようで、ステイキングVenusによる新興国の市場開拓に力を入れているとみています。後者はは、IEOに比べると数字として出てくるまでに時間はかかりますが、米国のリセッションがはじまった際に、世界的な金融危機が発生することで、新興国でのBTCを中心した仮想通貨買いと各国法定通貨にペッグされたステーブルコインの利用促進が進むと見ており、そこに向けた着実な仕込みだと判断しています。

引き続き、$10前後にトライしてくる場合は、押し目買いを入れていく考えです。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

 

BAT – 週足の底入れ感が出てきているので、BTC連動に応じた値下がりは良い押し目買い

チャート分析

日足チャート

BTC価格下げに連動する形で、直近9月底値の$0.1452は割れない形で、下げましたね。12月17日の大きく下げたタイミングで押し目買いを入れました。

週足チャート

売買高が上がりつつも、下ひげをつける陰線が続いているので、底入れ後にはかなり強い反発をする可能性が出てきています。

ファンダメンタル進捗

12月10日 – Brave Browserの最新版がリリースされました。

12月18日 – Brave Ad Exに登録されているパブリッシャーが35万を超えました。GoogleのDoubleClickもいずれ抜くでしょう。

12月18日 – 米フォーブズで再び、Braveが、Chromeの代替ソフトとして取り上げられています。来年は、アメリカでかなり人気が出ると見ています。

今後の見通し

ファンダメンタルの好材料もしっかり出てきていながら、まだまだ市場評価されていない割安銘柄です。

BTCの3回目の$6500前後のトライの際に出るであろう安値は、しっかり押し目買いを狙いに行きたいところです。

中長期ではブロックチェーン業界全体における非中集権型インターネットのモメンタムは、まだ生まれてきたばかりで、これが本格化するほど、BATは急激に成長していくと見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、Brave Browserの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ZRX -$0.15前後への価格トライのタイミングは、よい押し目買いになるとみる

チャート分析

日足チャート

BTCの下落に連動する形で、下値抵抗にあった$0.2前後を割れて行きましたね。このタイミングで僕は押し目買いを入れています。

週足チャート

週足を見るとわかるとり、$0.20をわると、直近、底値の$0.15前後まで下落するリスクがあります。おそらく、もう1回あると未定るBTCの$6500前後のトライにタイミングで、この値段をZRXはトライしてくるとみており、そこで押し目買いを入れる考えです。

ファンダメンタル進捗

今週は特にありませんでした。

今後の見通し

他のDEXとの接続機能は、0xが圧倒的に優位に立つための機能なのですが、市場ではあまりそれが理解されていないように思います。今回の施策で、他のDEXプレイヤーは、ほぼニッチ化することが決定的となりました。しかしながら、インフラレイヤーのテクノロジーは各機能やプロダクト戦略を理解できる投資家が少ないため、実際に評価され出すためタイムラグがでる傾向にあります。

12月2日のV3ローンチに対しては、市場はそこまで反応せず、小動きですね。多少タイムラグが出るのかきになるところではあります。引き続き、予想では、BTCが下落基調に入るより前に価格調整に入ったことから、BTCの軟調が終わるまでに、上昇傾向に転じると見ています。

その他、0xプロトコルの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

MKR – $500を深く割れるタイミングは良い押し目買いと判断

チャート分析

日足チャート

BTCの下落につられて、$400をトライしたタイミングで、押し目買いを入れています。

週足チャート

週足レベルでみると、緩やかながも下値の切り上げが進んでいることがわかります。

ファンダメンタル進捗

12月18日 – Battle RacersのNFTもマルチコラテラルDAIとの連携を開始しています。僕のヨミ通りの優れて展開です。

12月18日- MKRを上場しているOKExが、新たにDAIの上場を実施し、そのキャンペーンとして、DAIのDSRを一定期間40%にするキャンペーンを実施しています。僕もこのタイミングで、DAIに少し投資しました。

12月23日 – DSRと安定化手数料の変動に関するガバナンス投票が行われています。

DSR within a range of: 0%-8%
Dai Stability Fee within a range of: 0%-8%
Sai Stability Fee within a range of: 1%-7%

12月23日 – 債権発行上限に関するガバナンス投票が行われています。

-SAIの債権発行上限を2500万削減し、7000万に
-DAIの債権発行上限を2500万増量し、10,000万に

SAIからDAIへの切り替えが進んでいます。

12月19日 – Maker財団が、保有するMKRのうち、総流通量の5.5%に相当する約30億円を、仮想通貨ファンドのDoragonfly CapitalとParadigmに売却することを決めました。目的は、アジアへの市場展開ですね。二社とも、アジア展開の事業開発に協力することになります。

今後の見通し

引き続き、$500を深く割る価格展開は、よい押し目買いになると見ています。

最近、色々と積極的な仕掛けを打ってきているMakerDAOですが、ファンダメンタルの改善が大きいですが、その理由は、MakerDAOの競合に当たるKAVAがCOSMOSやBinanceの支援を受けて立ち上がってきているので、追いつかれまいとする動きがMakerDAO側に起きているためと見ています。また、Binanceが力を入れてきているステイキングサービスへの対抗意識もあるでしょう。やはり、競合ゼロは望ましくなく1社か2社ぐらいは競合がいた方が、イノベーションは加速するということですね。KAVAについては「こちらの記事」にまとめています。

DAIのDSRも順調に立ち上げが進んでいるので、DeFiとしての機能性が確実に上がってきています。また、今回のMaker財団の資金調達で参加する新たな投資家がアジア展開を加速させることにも期待が持てます。

また、今後の事業展開として、MakerDAOは、ジャックドージー率いるSquareと組むべきでだと考えています。ETHやBATを使ったトランザクションレンディングは、かなり市場発展に貢献できると考えています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

CRO -引き続き、取引所サービスのベータローンチも好材料視され、今週も回復相場へ。

チャート分析

日足チャート

おそらく、価格が下げすぎていると評価されて、 先週に引き続き今週も回復相場の展開になりました。売買高もそれなりに出ています。

週足チャート

OKexに上場されたのが6月24日週になりまだデータ少ないので、チャート分析に耐えられるレベルではないです。

ファンダメンタル進捗

 

12月17日 – 各国でクリスマスキャンペーンを実施中です。

今週の見通し

取引所サービスも開始したので、現時点では、ほぼ直接競合はCoinbaseになってきた印象を受けます。プロダクトポートフォリオがほぼ同じですね。ただ、加盟店開拓が始まってくると、潜在的にはジャック・ドージーのSquareが提供するCashが競合になってくると見ており、ここは、アルトコインではCrypto.comに対抗できるプレイヤーは育っていないので、市場の盛り上がりと共にあげてくると見ています。

その他、Crypto.com(クリプトドットコム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ATOM – 直近底値を割らず、BTCよりも強い回復力。BTCに連動した下げのタイミングは良い押し目買いチャンスとみる

チャート分析

日足チャート

僕のポートフォリオ相場の中では、最も今のBTCの下落基調に価格抵抗力を発揮している銘柄です。BTC下落を受けて、12月17日に$3.536をマークしました。このタイミングで、僕も押し目買いを入れています。直近底値の12月10日の$3.506はしっかり割込まずに翌日に強烈に反発し、高い売買高を記録していることから地合いの強さが確認できます。

週足チャート

週足のこの下ひげの出方は、素晴らしいですね。最終的に陰線になりましたが、週後半に向けて右肩上がりになりましたから、悪くないと見ています。

ファンダメンタル進捗

12月20日 – COSMOS HUBに接続された非中央集権型SNSであるDesmosがスタートしています。僕も興味があるので使ってみるつもりです。

12月19日 – COSMOSのインド初ミートアップがありました。コミュニティが全世界に拡大していますね。

今後の見通し

BTCの3回目の$6500前後のトライに合わせて出てくる安値は、しっかり押し目買いを入れたいと思います。

バイナンスでのATOM取り扱いが、今回の高値更新につながったと評価しています。これによって、更に、ATOMの需給関係は、改善し、長期保有者が増えることから、ボラティリティの低下と、長期的な上昇力が引き上がって行くと見ています。今週は、価格調整相場になる可能性が高いと見ていますが、場合によっては、年末にかけてもう一段高をトライする可能性もあると見ています。

ファンダメンタルの好材料として、ステイキング市場が、多くの投資家の注目を集め出し出しました。以前から、僕は、DeFiの中でも、MakerDAOに自分の保有トークンを預けて利用するモデル以外のユースケースは、ほとんどDeFiとしての本質的価値がないと問題点を指摘しており、COSMOSなどのステイキングモデルの方が、より現実的かつ拡張性の高いDeFiユースケースと評価していたことが、ようやく市場の多くの投資家が認めてきたと実感しています。

そして、その動きは、Binanceが顕著に呼応していますね。ステイキングサービスとレンディングサービスを平行で展開し、ステイキングの方が圧倒的にユーザーの伸びがよいことを確認次第、ステイキングサービス重視にフルシフトしています。Binanceリサーチのこちらのレポートを読むとその点がよりクリアにわかると思います。このDPoSというイノベーションを普及させたCOSMOSに評価が集まるのは当然ですね。

やはり、僕の市場に対する見通し評価は、実際の市場反応に比べる最低で数ヶ月以上先行しているようですね。ネタによっては1年以上先行していると実感しています。今回のステイキング市場への投資家が注目するタイミングは、6ヶ月ほどのタイムギャップが生じています。改めてその実感を覚えました。この感覚を上手くあつかった投資方法を今後も実践していこうと思います。

その他、COSMOS(コスモス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

#2につづく。

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