アルトコイン週次分析 #1 -2020.01.13-01.19-REPが1日で50%上昇。BATはBTCに連動し上昇フラッグ。

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2020.01.13-01.19です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

注記:全ての銘柄のアップデートをすると作業量が増えてしまい、他の記事も含めてタイムリーにリリースできなくなるため、今回より注目すべき動きがあった銘柄のみを取り上げる形にしています。ご理解のほど、よろしくお願いします。

 

まず、先週の振り返りとしては、上の図にあるように、ビットコインから流入した資金が、大型アルト(時価総額300億から1,000億以上)→中堅アルト(時価総額100億から300億円)→小型アルト(時価総額100億円以下)の順で流れていっていることがわかります。大半は1月14日に起きた動きですが、小型銘柄については、1月15日にかけても動きがありましたね。このときのパフォーマンスなども見ています。

では、個別銘柄をみていきましょう。

 

目次

BNB -BTCに連動し14日にブレイク。上昇トレンドの初動を形成したか。

チャート分析

日足チャート

先週、1月14日から下値を切り上げる動きが生まれ、かつ15日は少しペナントのトレンドラインをオーバーするような動きがでるの上昇が発生し、上昇トレンドを形成し始めたことがわかります。

週足チャート

ただ、週足レベルで見るとまだ初動の段階ですね。2019年初旬から夏にかけてのチャートを見ればわかるように、本格的な上昇トレンドを形成する段階には達していないことがわかります。

ファンダメンタル進捗

韓国のステーブルコインソリューションを提供するBXBにバイナンスが投資しました。

バイナンスのコミュニティ投票で勝利したDREPのバイナンスリサーチによる分析です。

バイナンスは、NFTにも力を入れてきています。

Binance.comへの日本居住者からのアクセス制限の発表(期限は未定)と同時に、ヤフージャパンとの提携協議を開始したバイナンスですが、CEOのCZの考えとしては、レバレッジ取引は日本ルールに準拠しつつ、アルトの取り扱いは積極的に進めたい意向のようですね。

バイナンスの第10買目のBNBバーンが実行されました。今回は約38億円分です。

今後の見通し

フラッグを形成し、その後、値段を戻した週末のタイミングで追加買いを入れています。目下、日本ユーザーには話題のバイナンス日本サイトの利用アクセス制限とYahoo!JapanのTAOTAOとのパートナーシップ協議の話ですが、市場にはほとんど影響が出ていない印象です。バイナンスの日本ユーザーのシェアはかなり小さいということですね。

今週は、BTCの動きに連動して持ち合いを継続すると見ています。

BinanceのBNBのトークンエコノミー 戦略が修正されているのを実感しています。それまでは、IEOを活用したトークンエコノミー が主力でしたが、やはり、僕の分析でもまだ未上場の優れたプロジェクトのネタが枯渇しつつあり、新たな有望銘柄が育ってきていないので、それを武器にトークンエコノミー のネットワーク効果を高めるのは現実的ではないと判断しているようで、ステイキングVenusによる新興国の市場開拓に力を入れているとみています。後者はは、IEOに比べると数字として出てくるまでに時間はかかりますが、米国のリセッションがはじまった際に、世界的な金融危機が発生することで、新興国でのBTCを中心した仮想通貨買いと各国法定通貨にペッグされたステーブルコインの利用促進が進むと見ており、そこに向けた着実な仕込みだと判断しています。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BAT – 予想通りの上昇フラッグ形成。今週は持ち合いか。

チャート分析

日足チャート

BTCに連動する形で、キレイに上昇フラッグを成功させましたね。$0.23あたりまで入ってくると割高感と評価されるのか利食いが強く入る傾向にあります。

週足チャート

週足を見ると、売買高の上昇トレンドが確認できます。よい傾向です。

ファンダメンタル進捗

目下、日本のパブリッシャーで話題の広告報酬ですが、PayPalでの支払いが検討されているようですね。引き続き、要注目です。

 

新たな広告商品「スポンサードイメージ」が開始しました。トップ画面の画像が広告主のイメージ画像になる商品です。Braveの例の数値はユーザーはたまに見たくなるので、上手い商品設計ですね。よいアテンションが得られると思います。

 

また、Braveの広告システムに登録しているパブリッシャーの最新数値は、「こちらのサイト」で確認できます。参考にしてください。

今後の見通し

ほぼBTCの動きに連動しているため、今週は持ち合い相場になると見ています。Sponsored Imagaはなかなかいい商品に育つと思います。デザインセンスが高いですね。期待しています。

中長期ではブロックチェーン業界全体における非中集権型インターネットのモメンタムは、まだ生まれてきたばかりで、これが本格化するほど、BATは急激に成長していくと見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、Brave Browserの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。また、現状、広告収入が日本市場における、BATがBAPというポイント扱いになっている点に関する僕の見解は「こちらの記事」にまとめているので参考にしてください。

ZRX -BTCに連動し、上方ブレイク。ステイキングサービスも着実な滑り出し。

チャート分析

日足チャート

BTCと同じ14日に反応し、その後、少しオーバーリアクションしすぎたようで利食い売りになった感触です。トレンドラインは、穏やかな形で上昇基調を形成できているので全体として良い傾向だと思います。

週足チャート

二週連続で高い売買高になっており、かつ価格もあげていますからよい傾向です。

ファンダメンタル進捗

先週から開始しているMarketMakerのステイキングリターン実績が発表されました。30.69ETHがステイカーの報酬です。いい感じでスタートが切れていますね。

現時点での1ZRXあたりのステイキング報酬は、0.0401 ETHです。

1月15日時点のイーサリウム上で動くDEXの取引高が発表されました。0xのリレイヤーがトップですね。

今後の見通し

ステイキングの報酬数値が出て、まだ少し小さいですが、結局、0xのユーザーが増えるほど、マーケットメイカーの出番が増え、するとステイキング報酬も増えるため、まだまだこれからかなと思います。

価格は、先週の後半、行き過ぎ感が出たと評価され、利食い売りを受けているので、今週は、調整局面、持ち合いになると見ています。

その他、0xプロトコルの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

MKR -上値が重い状態をようやくブレイク。比較的確度の高いペナントを形成しつつあるが、$500より上での上昇トレンド形成がまだ少し重たい。

チャート分析

日足チャート

BTCに連動する形で、ようやく上値が下値の切り上げに連動するトレンドラインが形成されました。1月15日に高値をとったあと、価格調整が起きています。$500より上はすぐに売り勢力が強くなりますね。

週足チャート

週足はおもだった動きがないため、割愛します。

MakerDAOのドミナンスレート

現時点の最新地は、56.90%、市場全体は、$789.8Mです。

ファンダメンタル進捗

DAIのステイキングに金利がつくサービスDSRが開始してより、50MのDAIがステイキングされました。

3つのGovernance Pollがおこなれています。DSRとStability Feeは、2%から10%の範囲が提案され、前回より少しレンジが上がってきていますね。

今後の見通し

引き続き、$500を深く割る価格展開は、よい押し目買いになると見ています。DAIのSaving RateとStability Feeの連動性も運用が立ち上がり、適度な水準になってきているので、事業の高いプロダクトに成長しつつあります。

最近、色々と積極的な仕掛けを打ってきているMakerDAOですが、ファンダメンタルの改善が大きいですが、その理由は、MakerDAOの競合が複数立ち上がってきているので、追いつかれまいとする動きがMakerDAO側に起きているためと見ています。また、Binanceが力を入れてきているステイキングサービスへの対抗意識もあるでしょう。やはり、競合ゼロは望ましくなく1社か2社ぐらいは競合がいた方が、イノベーションは加速するということですね。

また、今後の事業展開として、MakerDAOは、ジャックドージー率いるSquareと組むべきでだと考えています。ETHやBATを使ったトランザクションレンディングは、かなり市場発展に貢献できると考えています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

CRO -BTCに連動しブレイク。BTC25%オフキャンペーンでどれぐらい伸びるか注目。

チャート分析

日足チャート

14日までは少し上値が重い展開だったのですが、15日にブレイクして、ほぼ下落基調に入る前の$0.045前後の価格帯に戻してきた具合です。US市場進出に当たって展開している主要な仮想通貨のディスカウント販売が好評価されているように思います。

週足チャート

OKexに上場されたのが6月24日週になりまだデータ少ないので、チャート分析に耐えられるレベルではないです。

ファンダメンタル進捗

Crypto.comのExchangeアプリにCROをステイキングしたユーザーは、BTCが25%オフで購入できるキャンペーンを実施予定です。

今週の見通し

BTCの25%オフ購入キャンペーンは、今のBTCが上昇トレンドを形成している流れを踏まえると、かなりユーザー受けがよいと思います。

先週の持ち合いに入りかけていた局面をBTCの値動きに影響を受ける形でブレイクする動きになっているため、今週は、価格調整局面の1週間になると見ています。

取引所サービスも開始したので、現時点では、ほぼ直接競合はCoinbaseになってきた印象を受けます。プロダクトポートフォリオがほぼ同じですね。ただ、加盟店開拓が始まってくると、潜在的にはジャック・ドージーのSquareが提供するCashが競合になってくると見ており、ここは、アルトコインではCrypto.comに対抗できるプレイヤーは育っていないので、市場の盛り上がりと共にあげてくると見ています。ユーロ市場に決済事業に精通したGMも入り、組織体制も強化されました。

取引所事業の実績が出てきて、かつこの実績が加盟店開拓の数字に現れてくるまでは追加買いは入れる考えはないです。

その他、Crypto.com(クリプトドットコム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ATOM – 持ち合い相場が継続中

チャート分析

日足チャート


他の銘柄に少し遅れる形で、16日にブレイクしました。売買高も高水準です。しかし、その後、すぐに利食い売りを受けています。背景としては、今の価格帯にまだ割安感が出てきていないということですね。

週足チャート

週足の方が足踏み感がよりわかりやすいですね。持ち合いが続いています。ただし、売買高は高水準をキープしているので、売り勢力と買い勢力の攻防が起きているのがわかります。

ファンダメンタル進捗

Cosmos SDKにブロックチェーンゲーム開発を簡単にできる機能が追加されました。ゲーム市場のNFTにモメンタムがあることを踏まえて、きちんとキャッチアップしてきて今しますね。

今後の見通し

押し目は入れず、引き続き、様子を見ています。COSMOS HUB上でGaming Dapps開発のツールも提供をスタートしているのでどの程度実績が上がるのかも見ています。

ファンダメンタルの好材料として、ステイキング市場が、多くの投資家の注目を集め出しました。特にバイナンスでのATOMステイキングの取り扱い開始が大きかったように思います。以前から、僕は、DeFiの中でも、MakerDAOに自分の保有トークンを預けて利用するモデル以外のユースケースは、ほとんどDeFiとしての本質的価値がないと問題点を指摘しており、COSMOSなどのステイキングモデルの方が、より現実的かつ拡張性の高いDeFiユースケースと評価していたことが、ようやく市場の多くの投資家が認めてきたと実感しています。

そして、その動きは、Binanceが顕著に呼応していますね。ステイキングサービスとレンディングサービスを平行で展開し、ステイキングの方が圧倒的にユーザーの伸びがよいことを確認次第、ステイキングサービス重視にフルシフトしています。Binanceリサーチのこちらのレポートを読むとその点がよりクリアにわかると思います。このDPoSというイノベーションを普及させたCOSMOSに評価が集まるのは当然ですね。

やはり、僕の市場に対する見通し評価は、実際の市場反応に比べる最低で数ヶ月以上先行しているようですね。ネタによっては1年以上先行していると実感しています。今回のステイキング市場への投資家が注目するタイミングは、6ヶ月ほどのタイムギャップが生じています。改めてその実感を覚えました。この感覚を上手くあつかった投資方法を今後も実践していこうと思います。

その他、COSMOS(コスモス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

REP: 1日で50%以上をあげるブレイク。

チャート分析

日足チャート

BTCの上昇フラッグ形成の翌日、いくつかのSmall ALTに資金が流れたのですが、その一つがREPでした。時価総額がまだ低いため上げ幅も強烈です。ただし、その翌日に更に上値を試して減速し、結果的に週を少々幅の約半分まで戻し形で終えたので、売り勢力の強さが出ており、まだちょっと上昇トレンド形成とは言い難い展開です。

週足チャート

特に分析ポイントがないので、割愛します。

ファンダメンタルの進捗

引き続き、2020年米大統領選が人気ディールですが、それ以外は大きな動きは今週はありませんでした。

今後の見通し

今後、自然災害の多発によって保険会社の経営がかなり厳しくなると見ており、さらに新興国経済の金融不安で、Augurでリスクヘッジする動きが増えてくると見ています。

年末はズルズルと下げる展開が続いており、場合によって、0.001を割るリスクもあったのですが、BTCの上昇傾向に連動する形で持ちこたえましたね。

BTCが逆三尊を完成させたのですが、BTCに対する値動きがネガティブなままなので、押し目買いはまだホールドしています。

その他、Augurの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ENG – 0.00005前後をホバリング中。

チャート分析

日足チャート

1月10日あたりに下げる展開があったのですが、この背景は、EOSのIO2のリリースの影響と見ています。IO2で、前のバージョンより16倍のトランザクションスピードを達成したからですね。しかし、市場が正確に理解できていないと見ており、まず、EnigmaはBaaS No.1のEthereumを活動のメインベースにしており、かつ、Ethereumはセカンドレイヤーとして高速処理を実現するためのPlasma Cashのプロジェクトは開発停止を発表しているからですね。なので、まだEnigmaには事業機会がきちんとあるということです。

週足チャート

分析点が特にないため割愛します。

ファンダメンタルの進捗

今週は特にありませんでした。

今後の見通し

プライバシー重視のWeb BrowserであるBraveが人気を得てきている影響などを受けて、自分たちのソフトウェア・ポジショニングをDecentralized Web銘柄に位置付けたようで、これは正しい判断だと思います。以下の2点の理由で投資することにしました。一つは、非中央集権型ウェブを実現する上で、個人の閲覧履歴のデータをキャッシュファイルとして共有する場合に、Enigmaの暗号化技術がプライバシー保護の観点やデータ改ざん耐性の観点から必要になってくるため、その第1弾が先週、ChainLinkとのデータフィードにEnigmaの暗号化技術を適用するというユースケースです。2点目が、Enigmaの暗号化の技術が、ブロックチェーンの2nd Layerの技術として幅広く利用される可能性がある点。データを暗号化することで、並列分散処理が可能になるため、今のパブリックブロックチェーンのように全ノードが常に同じ仕事をこなす必要性がなくなるので、この点は、BaaSのトランザクション処理能力を高めるだけでなく、COSMOSのようなインターブロックチェーンオペラビリティのソフトウェアにもニーズがあります。以上の2点から投資することにしました。

ホバリングが続いていますが、BTC価格の上昇にどこまで連動できるか。USDTペアがないので、注視しています。

その他、Enigmaの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

KAVA

Kavaは、今回のBTC相場の上昇を受けた価格の戻しで、約10%ほど利益が出ているタイミングで、一旦全て利確しました。今、他のDeFi銘柄を分析しています。追って、アップデートします。

その他、KAVAの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

#2につづく。

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