アルトコイン週次分析 #1 -2020.01.20-01.26-BNBのP2P Merchant Program、BATのChromeとの比較検証データいずれも好材料。

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2020.01.20-01.26です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

注記:全ての銘柄のアップデートをすると作業量が増えてしまい、他の記事も含めてタイムリーにリリースできなくなるため、前回より注目すべき動きがあった銘柄のみを取り上げる形にしています。ご理解のほど、よろしくお願いします。

BNB -BTCに比べて穏やかながらの持ち合い継続。P2P Merchant ProgramはDEX化への布石。

チャート分析

日足チャート

ビットコインに比べるとやや穏やかな値動きですが、同じく24日と25日に下値を二度ヒットさせる形で底値圏を形成し、上昇してきている状態です。ビットコインに比べると値下がり幅は小さいため、より上昇余力が強い展開にになってきていると言えます。

週足チャート

今週は、週足に特に動きはありません。

ファンダメンタル進捗

ようやく、以前から述べていた戦略が実際に作戦として動き出してきましたね。連続的に追加している複数の法定通貨と仮想通貨の交換業を担う加盟店の募集を開始しています。同時に、この仕組みをP2Pで実装しようとしています。この考え方は、0xプロトコルの仕組みに近いです。さすがバイナンスという具合で抜かりがないですね。過去の成功を高速に捨てていき、DEXに生まれて変わろうとしているBinanceの動きを明示的に感じ取れる仕掛けです。

今後の見通し

BinanceのBNBのトークンエコノミー 戦略が修正されているのを実感しています。それまでは、IEOを活用したトークンエコノミー が主力でしたが、やはり、僕の分析でもまだ未上場の優れたプロジェクトのネタが枯渇しつつあり、新たな有望銘柄が育ってきていないので、それを武器にトークンエコノミー のネットワーク効果を高めるのは現実的ではないと判断しているようで、ステイキングVenusによる新興国の市場開拓に力を入れているとみています。後者は、IEOに比べると数字として出てくるまでに時間はかかりますが、米国のリセッションがはじまった際に、世界的な金融危機が発生することで、新興国でのBTCを中心した仮想通貨買いと各国法定通貨にペッグされたステーブルコインの利用促進が進むと見ており、そこに向けた着実な仕込みだと判断しています。

P2P Merchantの事業は、この上の戦略を実現していくためのものです。しかも、P2Pで実装することで、将来的にBinanceのシステムをDEX化していくことを視野に入れているのがわかります。引き続き、Binanceには高い期待がもてると思います。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BAT – BTCより一足先にペナント形成か。Chromeとの性能比較レポートの結果は好材料。

チャート分析

日足チャート

BTCに連動していますが、ライジングフラッグの上昇幅がBTCより大きくかつ、BTCと同じ2回の下値をヒットさせる形で再び上昇に転じつつも、その下値が、ライジングフラッグ前の価格帯より上の水準で推移できているので、地合いはBTCより強いのがわかります。

週足チャート

週足を見ると、BTCはまだペナント形成までにはいたっていませんが、BATはペナント形成をしつつあるのがわかります。良い地合いが形成されていますね。

ファンダメンタル進捗

彼らよりのレポートで、ChromeやFirefox、Safariとの性能比較を自社検証したレポートを発表しました。このレポートで、ほぼ彼らの仮説が証明されたことになります。彼らの仮説は、トラッキングツールなどをブロックする機能をブラウザに実装すれば、ユーザーのコンピュータリソースやネットワークの利用が削減できるだけでなく、インターネットアクセスも高速化できると考えているわけですが、まさにその通りの結果と言えるレポート内容になっています。左は、Chromeと比較したCPUの利用量です。黄色がBraveですね。予想通り下がっています。それでいながら、右側にあるように、Chromeと性能比はほとんど変わりません。JetStreemは、ブラウザの性能検証ツールの一つです。他の検証ツールでもテストしています。詳しくは「こちらのプレス」を参考にしてください。

このレポートで、ますます、Braveに世の中のネット関係者の関心がいくと思います。

また、Braveの広告システムに登録しているパブリッシャーの最新数値は、「こちらのサイト」で確認できます。参考にしてください。

今後の見通し

BTCより一足先にペナントのトレンド形成をしつつある点をポジティブに評価しています。

中長期ではブロックチェーン業界全体における非中集権型インターネットのモメンタムは、まだ生まれてきたばかりで、これが本格化するほど、BATは急激に成長していくと見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、Brave Browserの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。また、現状、広告収入が日本市場における、BATがBAPというポイント扱いになっている点に関する僕の見解は「こちらの記事」にまとめているので参考にしてください。

ZRX -緩やかなトレンドラインを形成。BTCより下値は高い。ステイキングサービスは着実に成長

チャート分析

日足チャート

緩やかな上昇トレンドを形成しているのがわかります。また、BTCと同じく24日と25日の値動きで底値固めをしているのですが、その価格帯は、上昇フラッグの上げ幅を完全にリセットしたBTCに対して、少し上のラインで形成できているので、こちらもBTCよりも上昇余力が強いことがわかります。

週足チャート

二週連続で高い売買高になった後、今週は持ち合い相場の中、低めで終わっているので、これもよい傾向と見ています。

ファンダメンタル進捗

今後の見通し

ステイキングの報酬数値が先週から定期的に公開されているのですが、確実に成長してきているのがわかります。

価格は、先週の後半、行き過ぎ感が出たと評価され、利食い売りを受けているので、今週は、調整局面、持ち合いになると見ています。

その他、0xプロトコルの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

MKR -上値が重い状態をようやくブレイク。比較的確度の高いペナントを形成しつつあるが、$500より上での上昇トレンド形成がまだ少し重たい。

チャート分析

日足チャート

BTCに連動する形で、ようやく上値が下値の切り上げに連動する緩やかながらのトレンドラインが形成されました。今週1月25日につけた$452.5を覚えて置くのがよいと思います。

週足チャート

週足はおもだった動きがないため、割愛します。

MakerDAOのドミナンスレート

現時点の最新値は、57.13%、市場全体は、$799Mです。先週に比べてMakerDAOのドミナンスレートは上がっており、ロックアップ合計値も上がっているので、先週の成長は、MakerDAOがリードしていることがわかります。

ファンダメンタル進捗

今週は特にありません。

今後の見通し

今のこのゆるやかな上昇トレンドがきちんと維持できるのかどうかを見極めたいところです。MKRは過去レンジ相場が多く続いていることが多かったためです。

最近、色々と積極的な仕掛けを打ってきているMakerDAOですが、ファンダメンタルの改善が大きいですが、その理由は、MakerDAOの競合が複数立ち上がってきているので、追いつかれまいとする動きがMakerDAO側に起きているためと見ています。また、Binanceが力を入れてきているステイキングサービスへの対抗意識もあるでしょう。やはり、競合ゼロは望ましくなく1社か2社ぐらいは競合がいた方が、イノベーションは加速するということですね。

また、今後の事業展開として、MakerDAOは、ジャックドージー率いるSquareと組むべきでだと考えています。ETHやBATを使ったトランザクションレンディングは、かなり市場発展に貢献できると考えています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

#2につづく。

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