Brave Browserは、いずれGoogleの検索エンジンの牙城を崩しにかかるだろう

なぜか? 新たな未来予測の話です。

まずは、下記のグラフをみてください。2017年時点のGoogleの世界の検索市場にしめるシェアです。81.62%。驚異的ですね。

https://www.searchenginejournal.com/build-links-bing-vs-google/215581/

 

各国別に分けたデータはこちらです。欧米における市場シェアは、グローバル全体平均の数値を上回っていることが確認できます。ただ、注意して欲しいのは、日本市場のように、実質、Googleが検索エンジン市場を全て支配しているケースもあります。なぜなら、Yahoo! Japanの検索エンジンは、Googleを使っているからです。Googleは、このようなOEMビジネスもやっています。

 

https://twitter.com/jimmydreports/status/595930054527307777

Googleが、世界の検索エンジン市場の覇者であることは、紛れもない事実ということですね。しかし、ここで注目して欲しい数字があります。それが、以下の世界の「ウェブブラウザ」の市場シェアです。

世界人口70億人のうち、今、38億人がインターネットを利用しています。このシェアは年々伸びています。素晴らしいことです。そして、見ての通り、GoogleのChromeが市場全体の55%と過半数をとっています。インターネット利用者が確実に利用するソフト、それはウェブブラウザです。ここに今回の話のヒントがあります。

今、僕らが検索エンジンを利用する際、普段の生活を思い返してもらえればわかると思いますが、検索エンジンを直接使っていることは、ほとんどないですよね。

多くの人は、ブラウザのURLボックスにキーワードを打ち込んでいるはずです。そう、つまり、検索エンジンの事業はもはや、ウェブブラウザと一体になっているということです。

ここにBraveが登場したわけです。つまり、Braveは、Crhomeのシェアを奪うほど、この検索エンジン市場の事業に乗り出すチャンスが高まります。

Braveが賢いのは、いきなり検索エンジン市場を取りに行っていないことです。戦略をずらしているわけです。これは、破壊的なベンチャーがプロダクト戦略を構築する上で非常に重要な黄金律です。僕もOrbの戦略はそのように構築していました。巨人と直接対決しないこと。Braveは、Facebookとも直接対決していません。彼らは、その黄金律をよく分かっているですね。今のオンライン広告市場は、ほぼGoogleとFacebookの独占状態であり、ここと直接対決するUXを持った広告プロダクトを出すことがいかにナンセンスであるかを。

以下は、世界のオンライン広告市場のシェアです。

だから、彼らは、勝負のポイントをずらしつつアクティブユーザーベースと、個人情報を多様しない新たな広告システムの土台を構築して行っている。しかし、重要なことは、彼らの広告システムは、大量の個人情報に依存するGoogleとFacebookの広告システムは手が出ません。彼らは、イノベーションのジレンマに陥っている。その点は、僕のBraveのトークンBATの投資評価に関するブログを参照してください。「こちら」にまとめています。

そして、Braveの市場が一定規模に達したタイミングで、彼らは検索エンジン広告を開始するでしょう。裏の検索エンジンは、Braveと同じくプライバシーコントロールをしっかりと行なっているDuckduckGoになるのが有力でしょう。DuckDuckGoはちょっと名前がダサいのですが、Braveの裏方に入ってしまえば、名前は消えるので、大丈夫です。笑

そのころのBraveは、時価総額も十分なレベルに達しているので、DuckduckGoを買収することも全く可能だと思います。

僕が、このブログを始めた理由の一つは、Googleがいずれ検索エンジンをトークンエコノミー 化し、莫大な検索広告の利益をパブリッシャーに還元する時がくることにあるのですが、その恩恵は、GoogleではなくBraveがもたらしてくれるように思えます。この点の記事は、「こちら」にまとめています。

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