アルトコイン週次分析 #1 -2020.02.03-02.09-ETHの上昇の背後にPoS切り替えに動くマイナーの存在あり

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2020.02.03-02.09です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

ETH – マイナー達が、PoSへの切り替えに備え、ETH保有高が過去最高水準へ。価格上昇をサポート。

チャート分析

日足チャートの動向

1月14日あたりから一気に動き出してきた感じです。このタイミングは、BTCがライジングフラッグを形成したタイミングと被っています。その後、緩やかな上昇トレンドを形成していたのですが、1月下旬から更に上昇基調を強めており、売買高水準も高くなってきているため、地合いも強いと言えます。

週足チャートの動向

特に動きがないので、割愛します。

ファンダメンタル進捗


テクニカルの上昇を支えている材料の一つに、イーサリウムのマイナー達が、PoWで得たインセンティブのETHを売却せずに保有し続けたままでいることがあげられます。その保有高は過去最高水準にあります。この背景は、イーサリウムがPoSに切り替えになるための準備です。PoSは、保有しているETHをデポジットしてマイニングに参加し、そのデポジット量が勝率に影響を与えるため、多く保有していた方が有利です。ですから、売らずに持っているのですね。同時にそれは、マイナーたちが、Ethereum2.0であるセレニティへの切り替えが実現するであろうと見越しての動きです。

PoSとPoWの違いはこちらを参考にしてください。

この結果、需給関係としてマイナーによる売り圧力が低下していると考えられます。

重要情報につき同じ情報を掲載。:

簡単にイスタンブールの位置付けを説明すると、現在のEthereumのプロジェクト・ステータスは、メトロポリタンであり、PoS型への完全移行を完了したバージョンであるセレニティの一歩手前のステータスです。イースタンブールは、そのメトロポリタンの内部プロジェクトです。また、イスタンブールはフェーズが二つに別れており、今回はその1回目。二回目は2020年中を予定しています。Ethereum 2.0の全貌については、「こちらの記事」にまとめています。

 


しばらく特に大きな数字の伸びがなかったイーサリウムですが、先週から一気に数字が伸びてきています。ユーザーの伸びが今週は著しいですね。先週は、USDの取引高の伸びが著しかったです。大型Dappsの一つであるMakerDAOの数値の伸びなどの影響が大とみています。

こちらは、特に数字に大きな変化はありません。

今後の見通し

マイナーの動きを踏まえても、セレニティへの移行が着実に進んでいることを受けて、ETHの需給関係が改善してきていることが確認できます。

その他、Ethereum(イサーリウム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BNB – 持ち合い状況から一気にブレイク。P2P Merchant Programを好感しての買いか。

チャート分析

日足チャート

$15前後に形成している下値抵抗ラインをホバリングしていたのが、先週1週間で一気にブレイクしました。売買高水準も上がってきているので地合いが強い値動きです。ファンダメンタルの好材料と言えば、P2P Merchant Programですね。

週足チャート

今週は、特に動きがなかったので割愛します。

ファンダメンタル進捗

先々週リリースされたP2P Merchant Programで、早速、インドのWazirXが加盟しました。以前から伝えている通り、P2P Merchant Programは、BinanceのDEX戦略の重要な布石の一つです。Binance Chainを0xと同じプロトコルネットワークに育てるための試金石の役割を果たします。マーチャント=リレイヤーということです。

今後の見通し

BinanceのBNBのトークンエコノミー 戦略が修正されているのを実感しています。それまでは、IEOを活用したトークンエコノミー が主力でしたが、やはり、僕の分析でもまだ未上場の優れたプロジェクトのネタが枯渇しつつあり、新たな有望銘柄が育ってきていないので、それを武器にトークンエコノミー のネットワーク効果を高めるのは現実的ではないと判断しているようで、ステイキングVenusによる新興国の市場開拓に力を入れているとみています。後者はは、IEOに比べると数字として出てくるまでに時間はかかりますが、米国のリセッションがはじまった際に、世界的な金融危機が発生することで、新興国でのBTCを中心した仮想通貨買いと各国法定通貨にペッグされたステーブルコインの利用促進が進むと見ており、そこに向けた着実な仕込みだと判断しています。

ここにきて、0xのリレイヤーに相当するP2P Merchant Programも開始し、その点を投資家が評価し始めてきているように思います。先週の上げは、売買高水準も高いので、強い地合いの元に起きている値動きなので、とても良いです。今週はそれを受けて、小休止する可能性があると思いますが、今年のアルト市場の中でも、バイナンスは引き続き、有望な銘柄として期待できると言える値動きです。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BAT – 目下、$0.2786を2月中に超えられかが焦点。

チャート分析

日足チャート

目下は、11月17日の$0.2786をいつ超えるかですね。先週の上昇も、高い売買高水準できているので地合いも強いです。2月中に超えることは十分可能と見ています。

週足チャート

特に動きがないので、割愛します。

ファンダメンタル進捗

今週から、パブリッシャーの増加とBATアドレスの増加を週次で追っていこうと思います。後者の数が上がるほど、市場の流動性は引き上がるので、ボラティリティは下がり、長期投資家が入ってきやすい措置ができて行きます。

また、Braveの広告システムに登録しているパブリッシャーの最新数値は、「こちらのサイト」で確認できます。参考にしてください。

 

ある調査会社がまとめたレポートによれば、公共のウェブサイト400以上がサイト訪問者のデータを、データトラッカーにトラッキング許可を与えていたことがわかり、インターネットのプライバシー問題に再び火がついています。例えば、特別医療サービスなどの申請サイトにもトラッキングツールが埋め込まれており、これによって、サイト訪問者(正確には、患者)が、色々な有償治療法の広告などを受け取るわけです。公共サービスはそのような個人負担を減らすための目的なのに、その個人情報を利用して広告を許可するなどは言語道断なわけですね。Braveブラウザへの注目度が更に集まりそうです。

今後の見通し

ファンダメンタルでは着実に追い風が吹いてきていますね。先週の値上がりは、売買高水準も高いため、地合いの強さが見てとれ、今週は小休止になるとは思いますが、$0.2786は、2月中に超えてくると見ています。

中長期ではブロックチェーン業界全体における非中集権型インターネットのモメンタムは、まだ生まれてきたばかりで、これが本格化するほど、BATは急激に成長していくと見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、Brave Browserの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。また、現状、広告収入が日本市場における、BATがBAPというポイント扱いになっている点に関する僕の見解は「こちらの記事」にまとめているので参考にしてください。

MKR -来週、更に強い上昇トレンドに乗れるかがポイント。できなければ、一旦価格調整。

チャート分析

日足チャート

再び、上昇トレンドを形成しつつあり、特に1月25日に更に急な上昇カーブを描き出しているので、今週の動きが、それを是正する動きになるか、そのまま継続するか要注目です。ただし、売買高水準は直近の高値圏で伸びてきているので、地合いは強いです。

週足チャート

週足はおもだった動きがないため、割愛します。

MakerDAOのドミナンスレート

合計のロックアップ資産高が、$1Bの大台に乗りましたね。素晴らしい進捗です。と同時に、Makerのドミナンスレートも上がって行きます。引き続き、Makerが市場成長のけん引役を担っていると言えます。

ファンダメンタル進捗

DAIのレンディングから得られるDSRは7.5%、一方、DAIの貸出金利は、8%に修正の提案が出ています。先週に比べて、下げています。ロックアップ資産が増えてきている、需要の伸びを受けてのことですね。

今後の見通し

$560以降でも引き続き、高い売買高でかつ上昇を維持できているので、上昇トレンドとしてはよい傾向です。ロックアップ総資産数が、業界全体で$1Bを超え、かつドミナンスレートも上がっている点も踏まえると、更にMKRに資金が流れてくる可能性があります。

また、今後の事業展開として、MakerDAOは、ジャックドージー率いるSquareと組むべきでだと考えています。ETHやBATを使ったトランザクションレンディングは、かなり市場発展に貢献できると考えています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

#2につづく。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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