僕のAaveのトークンLENDの投資評価について

AaveのトークンLENDの投資評価についてまとめたので、投資検討の参考にしてください。

ペインポイント分析

仮想通貨の市場普及において、DeFiの中核的な事業テーマの一つである非中央集権型のレンディング市場は、大きな潜在性を持った市場の一つです。競合は、僕も投資しているMakerDAO、そして、いわゆるレンディング系サービスのCompound、BlockFiなどになります。

プロダクト分析

プロダクトはいたってシンプルです。Aaveが上場させている仮想通貨に、それぞれ金利が設定されており、貸したい人はデポジットし、借りたい人は借りる。彼らの成長のキーパラメーターは、銀行と同じで、預かり資産がどれぐらいで、貸し出し資産がどれぐらいかです。

チーム分析

Stani Kulechov – Founder & CEO – Linkedin

フィンランドのヘルシンキ大学で法学部の在学中に、Aaveを起業しています。

Jordan Lazaro Gustave – COO – Linkedin

イギリスをメインの活動拠点にしており、直前は、イギリス-フランス協会で仕事をしていた人物です。ビジネス系の人材ですね。

Ville Valkonen – Chief Compliance Officer – Linkedin

直前は、ヘルシンキに拠点をおくWorld Legal Summitという法務系のイベント会社のCFOをやっていた人物です。

Emilio Frangella – Fullstack Blockchain Developer – Linkedin

スイスを活動拠点に置いているソフトウェアエンジニアで、直前はCornèr Banca SAというスイスのプライベートバンクのIT部門で、リードエンジニアをやっていた人物です。金融系の業務システムには精通していると言えます。

Irene Fucile – Head of Business Development – Linkedin

ロンドンメトロポリタン大学で経営学を先行し、ほぼ卒業と同時に、Aaveに参加しています。会計事務所などでインターン経験もあります。

Isa Kivlighan – Digital Marketing Manager  – Linkedin

バージニア大学で国際関係学の学士をとり、そのままAaveに参加している感じですね。在学中に、ブロックチェーン関連のコンサルティングベンチャーを立ち上げてたりしています。

チームの実行力

単純に、プロダクト分析で触れた、今、いくらデポジットが発生しているか、それをいくら貸付できているかです。競合のCompoundなどがすでに数百億円規模まで成長して来ているので、DeFi市場全体の成長に合わせて、ある程度大きくなることはできると思いますが、CompoundやBlockFiなどに比べて、どこまで大きくなるか?は大きな課題ですね。

トークンエコノミー分析

LENDは、供給制限型ですが、これ自体が、MakerDAOのようにガバナンスも含めてAaveのレンディングサービスにトークンエコノミーとしてはまだしっかりと組み込まれていません。今後の取り組みに期待ですね。

ハイプサイクル分析

ここも綺麗に当てはまるカテゴリがないのですが、融資事業ですから、Blockchain in Banking Servicesが該当すると思います。すでに本格普及期に入ろうとしているDigital Asset Exchange(仮想通貨の取引所)に比べると、まだ幻滅期を出てきていないのですが、市場規模はかなり大きい領域です。

総合評価

チーム分析のところで引っかかるのは、融資のプロがいないことですね。CompoundやBlockFiは、もともと融資事業をやっていたメンバーが立ち上げているので、土地勘のある事業展開が期待できますが、Aaveはほとんどが大学卒業したばかりの若手になります。システムは、スイスのプライベートバンクのITシステムをやっていた人物もいるので、それなりにしっかりとしたものは作れると思いますが、それ以外は未知数です。

その点から、リスクが高いと判断し、投資対象からは外しています。

以上、皆さんの参考になれば幸いです。

注記:最終的な投資判断は、自己責任です。

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