アルトコイン週次分析 #1 -2020.02.010-02.16-ETH、BNB、BATが行き過ぎ修正局面の中、MKRがどこまで耐えられるか。

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2020.02.010-02.16です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCROは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

注記:今週のアップデートのアイテムには入れていないのですが、THETAENGは長期の大きな成長が厳しいと判断し、全て利確し、Origin ProtocolのOGNに資金を回しました。

ETH – 行き過ぎ相場の修正局面。$230強をサポートラインにホバリングする展開か。

チャート分析

日足チャートの動向

アルトは、全般的に行き過ぎ相場の修正という具合ですね。BTCが1月150%強の上昇である一方で、アルトは、ETHをはじめ、250%近い上昇の銘柄が多数あり、明らかに過熱気味だったので、この修正は当然かと思います。ただし、きになるのは、売買高でかなり高いです。おそらく、BTC$10,000超えを起点に、アルトにも資金を入れてきている新たな個人投資家が増えてきているのではないかと見ています。ETHは、まだ底辺のトレンドラインに対して、窓が空いている状態なので、まだ下げる余地があると見ています。

1時間足チャートの動向

1時間足で、一つ目安になってくるのは、$230強にあるサポートラインですね。ここで、2月17日に、かなりの売買高を伴う下値を伺う攻防戦があったことを踏まえています。底辺トレンドラインは日々切り上げてきますから、$230より上のホバリングをしながら、底辺ラインに接触する動きをとる可能性が高いと見ています。

ファンダメンタル進捗

ブロックチェーンゲームが、NFTのマスアダプテーションを加速させる未来に、大きな可能性がひらけてきました。米国税局が、ETHとイーサリウムを使って発行されたゲームトークンを利用しているアクティブユーザー合わせて3億人をもつ二つのゲームアプリのトークンを通貨対象から外すという見解を出しました。通貨対象の場合は、BTCが現在該当していますが、売買などによって税金処理の必要が生じてきますが、ETHと今回の二つのゲームトークンはこの対象から外れます。つまり、ユーザーにとっては、「手軽に扱えるトークン」になるわけです。ブロックチェーンゲームが、仮想通貨とブロックチェーンのマスアダプテーションの鍵となる議論は、業界関係者の中でもとても活発な訳ですが、今回の米国税局の判断に、他の先進国も追随するとますますこのトレンドが強くなってくると言えます。今後に期待です。

重要情報につき同じ情報を掲載。:

簡単にイスタンブールの位置付けを説明すると、現在のEthereumのプロジェクト・ステータスは、メトロポリタンであり、PoS型への完全移行を完了したバージョンであるセレニティの一歩手前のステータスです。イースタンブールは、そのメトロポリタンの内部プロジェクトです。また、イスタンブールはフェーズが二つに別れており、今回はその1回目。二回目は2020年中を予定しています。Ethereum 2.0の全貌については、「こちらの記事」にまとめています。

今後の見通し

テクニカルの上昇を支えている材料の一つに、イーサリウムのマイナー達が、PoWで得たインセンティブのETHを売却せずに保有し続けたままでいることがあげられます。その保有高は過去最高水準にあります。この背景は、イーサリウムがPoSに切り替えになるための準備です。PoSは、保有しているETHをデポジットしてマイニングに参加し、そのデポジット量が勝率に影響を与えるため、多く保有していた方が有利です。ですから、売らずに持っているのですね。同時にそれは、マイナーたちが、Ethereum2.0であるセレニティへの切り替えが実現するであろうと見越しての動きです。

PoSとPoWの違いはこちらを参考にしてください。

この結果、需給関係としてマイナーによる売り圧力が低下していると考えられます。

今週は、$230より少し上のラインでのホバリングが続くと見ています。

その他、Ethereum(イサーリウム)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BNB – 行き過ぎ相場の修正局面。

チャート分析

日足チャート

BNBも、ETHとほぼ同じですね。まだ、底辺トレンドラインとの間に、窓が空いている状態です。しかし、売買高は高い。地合いは強くも、相場に行き過ぎ感があるため、修正局面と言えます。

週足チャート


週足を見ると、その点が、顕著に読み取れます。ロウソク足が明らかに行き過ぎ感を表しています。

ファンダメンタル進捗

Binance CEOのCZが、AWAで、「近日、クラウドプロダクトを公開予定」と話をしたようです。Binanceのプロダクト戦略を踏まえると、BaaSを出す可能性が一番高いですよね。Binanceに有望なアルトを追加していくためのLaunchPadのネタは、大半、BaaS上から出てくるわけですから、自らBaaSを手がけることは、垂直統合戦略として理にはかなっています。TRONやEOSなども、自らDEXを手がける動きもとっているため、それに対抗しての措置と言えるかもしれません。ただし、BaaS市場はETH、TRX、EOSの3強状態が固まりつつあるので、Binanceがどこまで数字を出せるか、疑問です。それよりは、DEXへのシフトを進めるためのP2PトレーディングのためのPaaSプラットフォームのような物を出してくるかもしれません。何が出てくるか楽しみにしています。

今後の見通し

BinanceのBNBのトークンエコノミー 戦略が修正されているのを実感しています。それまでは、IEOを活用したトークンエコノミー が主力でしたが、やはり、僕の分析でもまだ未上場の優れたプロジェクトのネタが枯渇しつつあり、新たな有望銘柄が育ってきていないので、それを武器にトークンエコノミー のネットワーク効果を高めるのは現実的ではないと判断しているようで、ステイキングVenusによる新興国の市場開拓に力を入れているとみています。後者はは、IEOに比べると数字として出てくるまでに時間はかかりますが、米国のリセッションがはじまった際に、世界的な金融危機が発生することで、新興国でのBTCを中心した仮想通貨買いと各国法定通貨にペッグされたステーブルコインの利用促進が進むと見ており、そこに向けた着実な仕込みだと判断しています。

ここにきて、0xのリレイヤーに相当するP2P Merchant Programも開始し、その点を投資家が評価し始めてきているように思います。

今週は、行き過ぎ相場の窓埋めになると見ています。

その他、Binance(バイナンス)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

BAT – $0.2786を突破し、行き過ぎ相場の修正局面へ。底辺トレンドラインを耐えられるか。

チャート分析

日足チャート

目下、注目だった11月17日の$0.2786を無事超えて、高値更新し、その後、他のアルト同じく行き過ぎ相場の修正局面に入ったので、ここまでは良い感じの相場展開といえます。しかし、きになるのは、BATは、ほぼ底辺トレンドラインに接触するまで下げているので、BTCが大きく値崩れすると、それにつられて、底辺のトレンドラインを割り込むリスクもあるので、強い反発を見せられるか注目です。

週足チャート

週足で、はっきりと相場の行き過ぎ具合が、ロウソク足に出ています。ただし、売買高は最高レベルを記録しているので、地合いは強いです。新手の個人投資家が入ってきている印象を受けます。

ファンダメンタル進捗

今週から、パブリッシャーの増加とBATアドレスの増加を週次で追っていこうと思います。後者の数が上がるほど、市場の流動性は引き上がるので、ボラティリティは下がり、長期投資家が入ってきやすい措置ができて行きます。

パブリッシャーは、先週に比べて、+3.2%、BAT保有者のユニークアドレスは、+1.3%の増加です。

また、Braveの広告システムに登録しているパブリッシャーの最新数値は、「こちらのサイト」で確認できます。参考にしてください。


また、先週お話した、Brave Browserの新しい広告ソリューションである、Sponsored Imageがリリースされました。ブランド広告としてとてもよく考えられたよいプロダクトだと思います。BATに更なる広告予算が入ってくる可能性を高く感じます。

今後の見通し

$0.2786は、予想通り、2月中に突破できました。Sponsored Imageもリリースされたので、行き過ぎ相場の修正による売り勢力に押されつつも、押し目買い勢力が出てくるのではと見ています。

中長期ではブロックチェーン業界全体における非中集権型インターネットのモメンタムは、まだ生まれてきたばかりで、これが本格化するほど、BATは急激に成長していくと見ています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、Brave Browserの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。また、現状、広告収入が日本市場における、BATがBAPというポイント扱いになっている点に関する僕の見解は「こちらの記事」にまとめているので参考にしてください。

MKR -目下、$691を超えられるかが焦点。他アルトの行き過ぎ修正に巻き込まれないかがポイント。

チャート分析

日足チャート

現在、引き続き、より上昇基調の強いトレンドを維持している状況です。売買高も高い水準にあります。ただ、しばらく耐えられると思いますが、おそらく、他のアルトの行き過ぎ相場修正に巻き込まれるのではないかと見ています。

週足チャート

週足はおもだった動きがないため、割愛します。

MakerDAOのドミナンスレート

ロックアップ資産の合計値の上昇が若干、落ち着きましたが、背景は、ETHをはじめとするアルトの下落でしょう。担保資産なので価格が下がれば当然下がります。しかし、引き続き、ドミナンスレートは微上昇になっており、引き続き、MakerDAOの強さが確認できます。

ファンダメンタル進捗

DAIの決済市場への適用が進んでいます。Coinbaseが提供している仮想通貨のペイメントゲートウェイにDAIが追加されました。まあ、それほど有力な加盟店を持っているわけではないので、大きな成果は期待できないですが、僕が以前から伝えている通り、個人が稼いだトークンを担保に入れて、DAIを借りて生活する人は必ず出てくると見ています。詳しくは、「こちらの記事」にまとめています。

今後の見通し

理想的な展開は、$691を突破してから、行き過ぎ相場の修正ですが、その前に、他のアルトが修正局面にきているため、巻き込まれるリスクが高いと見ています。

また、今後の事業展開として、MakerDAOは、ジャックドージー率いるSquareと組むべきでだと考えています。ETHやBATを使ったトランザクションレンディングは、かなり市場発展に貢献できると考えています。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

その他、MakerDAOの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

#2につづく。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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