アルトコイン週次分析 #2 -2020.02.010-02.16-他アルトが行き過ぎ修正局面の中、LINK強し。

僕が投資しているアルトコインの週次分析で、期間は、2020.02.010-02.16です。チャートデータは、全てBinance(バイナンス)のUSDTとのペアになり、そのチャートデータを加工したものになります。Binanceに上場されていないMKRとCRO、KNCは、OKExのUSDTペアになります。価格は全てUSドルベースです。

TRX – 行き過ぎ修正局面。さらに底辺トレンドラインに対する窓埋めありとみる。

チャート分析

日足チャート

他アルトと同じ行き過ぎ修正局面です。見るとわかるように、底辺トレンドラインに対して、まだ窓が残っています。$0.019のサポートライン上でホバリングしてくるパターンを含めて、埋めてくる可能性が高いと見ています。

週足チャート

今週は特に動きがないので、割愛します。

ファンダメンタルの進捗


年末に買収したDLiveに続いて、トークンエコノミー 版RedditのSteemitも、手に入れたようです。Steemitは、僕のレビュー(こちらの記事)でも買いていますが、キーマンだったCTOが抜けて、EOSのCTOに入り、その後、衰退が続いていました。そのような中、Reddit自体が、Steemitのユースケースを吸収する動きが活発化しており、Redditの中に各アルトのスレッドが立ち上がってきています。

その点を踏まえると、僕は、Dliveの買収はかなり高く評価していますが、Steemitを買う価値はあまりないと見ています。

ただ、留意しておくべきことは、Steemit自体が、キュレーションメディアのポジショニングで、Redditには直接対抗せず、BaaS化して、ゲームDappsなどの開拓を進めていることです。その点は、こちらのDapp.comの数字を見るとわかります。

TRON側が、そのことに価値を感じての動きであれば、多少、TRONにとってはプラスですが、BTTのときのように、CTOを失ったSteemitはそれほど技術力の強いエンジニアもいなくなっているので、組織全体への負荷が増すリスクが高いのではないかと懸念しています。

今後の見通し

今週は、行き過ぎ相場で生じたトレンドラインの窓を埋めてくる展開がメインになると見ています。

BitTorrentに続いて、Dliveを手に入れたことで、TRONの垂直統合戦略の骨格は完成したと評価しています。以降は、3つのプロダクトの相乗効果を高めていく動きを活発化させることですね。とくに、DLiveのユーザーベースの成長がTRONとBitTorrentの成長に最も効果がでるため、DLiveのグロース重視の事業展開がポイントになってくると見ています。

BRAVEに続いて、DLiveが、GAFAに対抗可能なDappsとして成長していくと見ています。

その他、TRONの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

LINK- 最高値を更新しつつ、耐える展開。

チャート分析

日足チャート

1月後半から一気に上昇基調に乗って、$4.8671をマークしました。その後、他のアルトの行き過ぎ相場の修正にはまだ巻き込まれていません。特に売買高の成長が他のアルトに比べても高いので、地合いが強いことが確認できます。

週足チャート

週足で見た方がわかりやすいですね。昨年夏のアルト上昇相場の高値をもう超えてきています。売買高もそのときよりまだ低い状況なので、僕は、引き続き、BTCの$20,000超えを想定している点を踏まると高い成長余力が期待できると言えます。

ファンダメンタル進捗


Chain Linkにとって、とても良いユースケースに出会えたと評価しているニュースです。DEXの0xが、ChainLinkのPrice FeedをMarket Makerが多用するStop-limit Orderに採用すると発表しました。なぜ、高評価しているかというと、まず、0xは、DEXですから、各銘柄の価格は「一物一価」にはなることはありません。今でも、BTCの価格が、金融不安が起きている中南米やアフリカで、大きなプレミアムがついて売買されていますが、それと同じことです。結局、その経済圏の物価によって、価格がバラバラになって行きます。だからこそ、0xのMarket Makerにとっては、アービトラージで利益をあげるチャンスが豊富にあるわけですが、同時に、その取引時のリスクヘッジも必要です。その場合、Stop Limitオーダーなどを使うわけですが、0x内の価格がバラバラだと、リスクマネージできないわけですね。それを、ChainLinkのPrice Feedを使うことで、そのリスクマネージが可能になるわけです。DEXでは必須の機能になってくると見ているので、高評価です。

今後の見通し

最高値を更新した上で、他のアルトの修正局面がきているので、BATと同じくよい相場展開ですね。ただ、BATよりさらに高値圏でもみ合いが続いているため、売り勢力と買い勢力の攻防戦がまだ起きていることが確認できます。そのまま耐えるのか、それとも他アルトの価格修正に追随するのか読みづらい展開ですが、後者なら、押し目買いのチャンスを判断しています。

その他、ChainLink(チェーンリンク)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

NKN – 緩やかな行き過ぎ修正局面。dataRideのPaaSはBitTorrentに近い。2番手戦略か。

チャート分析

日足チャート

NKNも行き過ぎ相場の修正ですね。ただし、他の大型アルトに比べると穏やかです。そもそも彼らほど急激な上昇を起こしていなかったからですね。ただし、売買高は増加傾向にあるので、地合いはなかなか強いです。

週足チャート

まだ10月11日にBinanceに上場したばかりで、十分なデータがないため、割愛します。

ファンダメンタル進捗

面白いプロダクトを仕掛けてきました。dataRideは、彼らのDecentralized CDNを使ったメッセンジャーやカスタマーサポートアプリを簡単に作れるPaaSです。スマートコントラクトを実装するBaaSに比べると複雑なことはできません。CDNですから、コンテンツの共有やメッセージのやりとりなど簡単なプロダクトに限っています。AkamaiやCloudFlareが、純粋なCDNである一方で、NKNは、BitTorrentに近いプロダクト戦略と言えますね。面白くなってきました。

今後の見通し

非中央集権型インターネットを実現する上で、必要なプロジェクトであり、チーム構成を踏まえても、専門スキルを持った人材が集まっているので、まだ小さいですが、着実に成長していくプロジェクトと見ています。その点を踏まえると、チャートの動きにあるように、上場の終値近辺の下値は着実に押し目買いを入れて行こうと考えています。

BitTorrentとの直接対決は避けてくるとみていたのですが、今回のdatRideは、BitTorrentに近いプロダクトです。BitTorrentの戦略に高い可能性を見出したのでしょうか。そもそもBitTorrentにはほとんど競合がいないので、その点を踏まえての2番手戦略かもしれません。そもそもNKNは、そのような戦略の取り方をする傾向があるので違和感はないですね。

今週の動き、先週指摘したように案の定、小規模アルトに試し買いを入れてきている投資家に対して、先行投資家の利食い売りが出るような動きになっています。他大型アルトの行き過ぎ相場ほどは下落展開がきつくないもののやはり、まだ楽観視はできないと見ています。

その他、NKN(エヌケーエヌ)の技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

ZRX -昨年10月の高値を突破した上での行き過ぎ修正。0x APIは早速DEXランクイン。

チャート分析

日足チャート

ZRXもまだ、トレンドラインに対して、窓を開けていますね。ただ、売買高の増加傾向は、他のアルトに比べても強いです。

週足チャート

週足で見ると、より顕著に、相場の行き過ぎ感が出ています。ただし、10月の高値である、$0.349を今回、突破してから、修正が入ったのは高評価ですね。売買高も10月のときと同水準なので、よい傾向です。

ファンダメンタル進捗


先月リリースした、0x APIの取引ボリュームが、早速、DEXの第6位にランクインしてきました。さすが、プロダクトセンスの高いチームですね。中小DEXが積極的に利用してくると見ています。

今後の見通し

トレンドラインに対する窓埋めはしてくると見ていますが、よい押し目買いチャンスにもなると見ています。

その他、0xプロトコルの技術分析、チーム分析、戦略評価などについては、「こちらの記事」にまとめています。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

関連記事