マスター・オブ・スケール – 元Google VP, Yahoo! CEO マリッサ・メイヤーのインタビュー#1

Master of Scale(マスター・オブ・スケール)は、シリコンバレーのインナーサークルの一人、レイド・ホフマン(ペイパル・マフィアの一人でもある)が、彼が親しくしているシリコンバレーの起業家たちを招き、「スタートアップを成長させるためのノウハウ」について、インタービューを通してリスナーに伝えていくポドキャストの番組です。

ペイパルマフィアについては、「こちらの記事」にまとめています。

この内容は、そのポドキャストの内容を翻訳したものです。若い起業家の方は、参考にしてください。また、原文やポドキャスト合わせて使うことで、英語学習にもなると思います。ぜひ、上手に役立てください。オリジナルリンクはこちらです。

HOW TO MAKE THE STAR EMPLOYEES YOU NEED – Marissa Mayer, Lumi Labs, Yahoo, Google

ホフマン:レイド・ホフマンです。Linkedinの創業者であり、グレイロックでVCをやっており、この番組のホストです。もし、あなたが自分の会社をスケールさせるための人材を見つけることができない場合は、あなたはその人材を作るしかありません。急速にスケールする会社の中に身を置くことは、あなた自身が自分のスーパーヒーローのサガを追い求める世界に近いと言える。毎日のように新しい問題が自分の身に降りかかってきて、まさにそれらを全て一気に解決してくれるようなスーパーヒーローがいたらと考えることが多い。

そして、あるとき、君はこう悟る。一人の英雄のような人材が、一人でその問題を解決してくれる訳ではないことを。それがあなたが周りに協力を求めるときである。しかし、スーパーヒーロー軍団のように、的確なスキルを持った人材のチームを組成することは、少しトリッキーな話であると気づくことになるだろう。その解決策は、X-menのザビエル教授のように考えること。つまり、若い能力を持った人材を見つけること。彼らを必要なスキルセットを見つけられるようにガイドすること。うまくやれば、君は、恐るべきチームを手に入れることになるだろう。そして、彼らの実力は、君の会社内のみならず外の世界にもとどろくだろう。

これは、多くの世界を変えてきた会社について、まだ語られたことがないストーリーである。これらの会社は、まだかつて存在したことがない役割の人材について雇う必要性に直面したことがある。しかし、彼らは、その人材を見つけることができなかった。だから、代わりに、その人材を育てたのである。この点について話をするために、僕は、メリッサ・メイヤーと話がしたい。なぜなら、彼女は、Googleにおいて、Googleの強力な秘密兵器の一つである、人材を雇い、プロダクトマネージャとして育てるプログラムを作り上げた人物だからだ。君は、Googleの「アソシエイト・プロダクト・マネージャ・プログラム」について、聞いたことがないかもしれない。しかし、実は、これは、Googleの検索エンジンやGmailと同じぐらいの値打ちをもつGoogleのもつ最も貴重な資産の一つなのである。そして、私は、このプログラムこそ、Googleを成功へと導いたカギの一つであったと言いたい。

メリッサ自身は、シリコンバレーでも最も有名な人物の一人だ。彼女は、Googleの20番目の社員で、女性エンジニア第一号でもあった。そして、その13年後、彼女は、Yahoo!の8番目にして最後のCEOも務めた。Yahoo!時代の彼女は、常に議論を呼んだ。今回、それについても触れるつもりだ。しかし、まずは、彼女の初期のころの話からはじめよう。それは、彼女がまだ学生で、Googleが、まだシリコンバレーの中の数千社のベンチャーの中に埋もれていた状態のころの話だ。

メリッサ・メイヤー:それは、金曜のある夜のことで、遠距離恋愛とパスタ山盛りのボウルのため、学生寮にいたときだったわ。私は自分にこう言い聞かせていた:”もし、誰かが今度、あなたに新しい仕事の話についてのメールを送ってきたら、その仕事を選ぶべき。あなたは、すでに13のよい仕事のオファーを持っている。そのうちの一つを選ばなければならない”。

つづく。

 

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