新型コロナウィルスがもたらす「引きこもりの凶悪犯罪者化」未然防止策としてのEラーニング産業の成長

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ちらっとツイートはしているのですが、丁寧に話をしておこうと思います。

新型コロナウィルスの影響で、小中学校が休校措置になっているのはよく知られていますね。これは、僕には、日本も含めた世界の低学年の教育市場が大きな変革を遂げる絶好のチャンスだと考えています。

1日の半分以上を強制同居させる基礎教育システム→いじめ→不登校児童の増加→引きこもり→凶悪犯罪者へ

という負の方程式が社会にあることをきちんと理解する必要があります。僕自身、いじめを受けた経験があるのですがよくわかりますが、原因は、低学年教育システムそのものにあります。

まず、公立系の小中学校は最悪ですね。わかりやすい話、人材構成が「ごった煮」状態だからです。それでいて、子供達の1日の時間の半日以上、平日5日寛を学校が拘束します。つまり、ほとんど半同居に近い生活環境になります。

大人になればわかってくることですが、そもそも自分と相性の合わないやつとは交友関係を持ちません。当たり前ですね。争いの種になるだけだからです。だから、人は成長と共に自分の付き合うネットワークを変えていく。その中でも残っていく交友関係は、親友と呼べる存在になっていく。それが人付き合いの世界です。

しかし、小中学校などは全然異なります。そんなものは無視して、「ごった煮状態」で拘束する。ハナから争いの種を大量に内包した社会が、小中学校の生活環境です。争いになれば、どう決着をつけるか。言語能力がまだ発達途上の子供達が、「お互い話合って解決しよう」、ないしは「じゃあ、僕が君の弁護士をするから、君は彼の弁護士をしてくれ。そして、君は裁判長。ついては、法廷で決着つけよう」などとなるわけがない。

当然、学校の先生も一つ一つの揉め事に細かく介入する時間的な余裕などないのだから、当然、目の届かない所で、そのような争いが多発する。結果、「力の優劣」で決着つけることになり、純粋な暴力や、1:多数と言う形で無視したり、嫌がらせをするなどの精神的な苦痛を与える「いじめ」が発生する。世の中が見えてくるようになってきた人からすれば、「こいつら、バカなのか」と思ってしまう仕組みを何百年と続けているのが今の低学年の教育システムです。

それを「社会勉強だ」という、知覚力の低い大人がいる。それは全く社会ではない。自分とは違う人間の存在を知りたければ、教材は、インターネットに山ほどある。世界中のライフスタイルが、テキスト、写真、動画でネットに流通する時代になっているのだから、わざわざ物理的に接触しなくても社会を理解するための情報はいくらでもある。

むしろ、その大人が強制する「社会勉強」の空間としての小中学校システムの環境から、未来の凶悪犯罪者を育てていることの方を無視していることが、僕からすれば、愚かに見えて仕方がない。「秋葉原通り魔事件」に始まり、不登校児童からなぜ、凶悪犯罪者が生まれてくるのか? 詳しくは「こちらのブログ」にまとめています。

簡単に言えば、それは、今の学校システムが、優れたEラーニングシステムなどを持っていないため、「不登校」になった時点で、社会落伍者になってしまうからです。小学校、中学校、高校、大学というフィルター型の教育システムを通じて、社会人として、まともな生活を送ることができる「交通手形」のような物を手に入れていくのが、今の教育システム。つまり、そのどれか一つでもパスしないと、その交通手形が手に入らない仕組みになっている。

そして、その手形を手にいれるには、いわゆる物理的な空間としての「学校」に行くしかない。しかし、そこはごった煮状態のいじめの巣窟と化している。だから、不登校児童は、やがて「引きこもり」となっていく。中には、気持ちを切り替えて、リカバリーしてくる奴もいますが、数では圧倒的に少ない。(また、僕のようなタイプは例外中の例外。突然変異に近い。笑)

その引きこもりの中から、凶悪犯罪者が生まれる。なぜか? 自分を「社会落伍者」にした社会システム全体に対して恨みしか持たなくなるからです。当然ですね。この世に、不幸になりたくて生まれてくる奴などいない。しかし、他人が作り上げた社会システムの仕組みが原因で、自分の不幸な人生を強制されたら、その怒りから仕返ししたくなるのは、人の心理として当然のことです。

このような心理構造も理解せずに、ごった煮状態の教育システムを何百年と続けている、全く疑問に思わない教育関係者というのは、僕からすれば、気が狂っている連中にしか見えない。言い方変えれば、組織犯罪者ですね。自分にそんな責任はないと言いながら、凶悪な犯罪者を生み出す現行の教育システムに全くメスを入れないまま、このシステムに属する組織関係者全員が犯罪を犯しているということです。

しかし、実際に罰せられるのは、いじめが原因で不登校になり、凶悪犯罪者と化してしまった児童の側です。踏んだり蹴ったりですね。

どうやったら、これを防げるのか?

Eラーニングのテクノロジーを進化させ、誰でもいつでも大学の学位を取れる教育システムの必要性

これが答えですね。なぜ、大学にしているかと言えば、社会に出ていく最終の交通手形は「大学」だからですね。Eラーニングであれば、この問題が解消しますよね。人工知能のテクノロジーを活用して、パーソナライズ化をはかり、試験も好きな時に受ければよい。さらに言えば、プログラミングや法律など、専門知識を要求するものも、何歳からでも学べる。当然、ある程度の社会常識としての知識や道徳・倫理の単位も必須にすれば、「専門バカ」は生まれない。

僕の経験でもわかっていることですが、小中学校レベルで学ぶことは、大学や大学院で学ぶような抽象度の高いことはそもそもカリキュラムになく、事実変化があまりない基本的な事柄が多いので、そもそも、人工知能を使って、パーソナライズ化しやすいわけです。わざわざ先生から直接、教育を受ける必要性が低い内容が多いということ。算数なんか特にそうですね。また、歴史の授業なんかも、ウィキペディアを四六時中見ていれば、1ヶ月で世界史は、高校レベルまでマスターできます。

Eラーニングを教育システムの中核にすえれば、そもそも相性の悪いやつと付き合う必要がなくなる。自分の関心事をベースにしたミートアップは、インターネットを通じて、世界中に開催されているのですから、そこを通じて、相性の良い友達を世界中で得て行くことができる。わざわざ「学校」という存在に友人関係を依存する理由は何もない。僕の場合もそうですが、今でも付き合いが残っているのは高校の同級生のみで、それ以外は、パタリと関係は切れている。深い付き合いのある友人は、大半、高潔な精神を持った起業家で、しかも人種もバラバラですし、世界中にいる。

ということです。

人間というのは弱いもので、自ら変わろうとする意思が弱いので、結果的に、今回のような「変化を強制してくる事象」が発生することでしか変化のチャンスを生み出せないことが多いです。ただ、大半の歴史的失敗は、そうやって起きている。世界恐慌が招いた第二次世界大戦然り、現代の人口爆発による環境破壊然り。資本主義システムによる経済格差然り。学校教育も同じですね。僕は、自ら変化を起こしていく生き方をしているので、そのような事象はむしろチャンスと捉えますが、多くの人にとっては、それは「危機」として写る。

今回の新型コロナウィルスが、日本の教育システムがもつ「いじめ」の温床を根絶してくれる存在になることに、期待しています。

最後に

こんな話をしていると、ホラー映画の「リング」と「らせん」を思い出しますね。新人類の貞子が旧人類から受けた「いじめ」に対して、致死率の高いウィルスを仕込んだ「呪いのビデオ」を生み出すことで、仕返しをしつつ、旧人類を滅亡させて、新人類に入れ替えていく。つまり、教育システムという観点から見れば、新型コロナウィルスが、同じ役割を果たすということです。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

 

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