ビットコイン・アルトコイン週次分析-2020.05.04-05.10-業界関係者による買い支えは1万ドルをキープできず撃沈

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。分析期間は、202054日から10日です。

こちらの内容はYoutubeにもまとめています。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のYoutubeを参照してください。

では、まず、ビットコインの分析からです。

Bitcoinの市場動向分析

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週の最大の動きは510日に起きたで、黒でマークした約$1,800の下落ですね。

今日の分析の大半の内容はこの原因と対策についてです。

日足チャートからを基点にお話していていきます。

 

 

まず、価格が、$8,177で下げ止まっていることは朗報です。以前にも伝えているように、年明けの上昇トリガーとなった$7,672というキープライスがあり、ここが強力なレジスタンスラインでもありサポートラインでもあるからです。

ここの上でまだ耐えている状態ですね。どこまで踏ん張れるかですが、正直、難しいとは見ています。原因の一つは、明日に迫ったビットコインのマイニング報酬半減期のイベントがあるからですね。ボラティリティが上がるため、十分$7672を割るシナリオも想定しています。

その理由の人は、今回のこのグラフで指摘しているNo.1No.2の2回の急上昇の起き方にあります。

 

市場全体とBTCドミナンスレートの比較グラフです。

 

非常にわかりやすい動きをしていることに気づきませんか?

No.1の上昇時に、時価総額が下落し、ドミナンスレートが上昇し、No.2も同じことが起きています。

これから何が読みれれるか?

僕のポートフォリオ戦略の基本とは逆の動きが発生している、つまり、市場から資金が逃げているという現象です。

 

 

 

 

アルトからビットコインに資金が流れることは、この市場の成長にとってマイナスでしからありません。

常に、新しい資金がBTCに流れ、そして、BTCからアルトに流れていくこの動きが重要なのですね。

しかし、今回のBTC上昇はその逆の動きで値上がりしていました。

以前から指摘しているように、業界関係者の買い上げだったと見ています。価格を上昇させていきたいのが彼らの意志で、それ自体は問題ありませんが、過去、BTCなどの急上昇で得た利食い資金を元に、買い上げを行います。彼らとしては、BTCの報酬半減期前に$10,000より上をキープしたかったと思います。

これを実現する場合、理想は、USDTからBTCなど外部から資金が入ってくる流れが理想です。

しかし、彼らにも資金の限界がありますから、どうしたかというと、保有しているアルトコインをBTCに変えることでBTCの価格を引き上げた。

これは理想ではないですね。そして、その打ち手もなくなったとき、価格も$10,000より上でキープすることができなかった結果、

個人投資家の新規の資金が流れてこないため、これ買い支える力がなくなってしまい、暴落したと分析しています。

 

 

 

 

個人投資家がまだ積極的に動きだしてきていないのもこちらのグラフから読み取れます。

ツイッターでフォローさせてもらっているLarryさんからのデータで、57日のものですが、各取引所のサイトトラフィックの集計データです。

4月が2月と3月より下回っているのですね。つまり、個人投資家はあまり戻ってきていないのです。

だから、業界関係者による価格の押し上げも息切れしてしまい、急落してわけですね。

また、急落を誘発している理由についても後ほど詳しく話をします。

そして、週足分析ですが、売買高が回復しているのはポジティブですが、ろうそく足は「弱持ち合い」で引けているので、半減期が直前に控えている点を踏まえても、様子見相場ですね。

 

 

 

次に、CME先物の価格動向です。まず、20208月が最高値となっている点を踏まえても、少し弱気相場ですね。完全に順ざやにはなっていないからです。

そして、注目している1ヶ月ごとの平均価格差ですが、先週、+$43だったのに対して、今週は、$28です。つまるところ、弱くなっています。

急落後でも、ここの価格差が更に大きくなっているようであれば、相場の急回復も期待できますが、そうではないということです。

 

 

次にビットコインのマイニング難易度です。先週5日に、報酬半減期の直前最後の難易度調整があり、結果は、+0.92%でした。

かつ最も注目していた39日にマークした最高難易度である「1655—」は超えることができず、「1610—」で着地しましたから、マイニング市場全体も少し弱気です。

かつ、次回の難易度予測値が、+4.74%であり、難易度の値も「1686—」と最高値予測が出ているわけですが、おそらく、マイナー達の最後の駆け込み需要と見ているので、全体的な弱気には変化はなしと判断しています。

次に、USDTの動向です。発行額が、先週から、更に+8.15%伸びています。その上で、チャートを見ると、ちょうど急落した510日の直後に、一気に買いが入っているのがわかりますね。

 

 

 

この急落時をビットコインもアルトコインも含めて安値とみて買いを入れてきている投資家の動きと判断しています。

その中には個人投資家も含まれていると見ており、それが、こちらのGoogle Search Trendからもわかります。

 

先週に比べて+3なのですね。ゴールドには変化なしです。押し目買いを入れている個人投資家も多いと見ています。

 

 

 

次に、ゴールドは、引き続き、コロナショック直前高値の$1678より上、$1700台をキープする強気相場を維持できています。

株式市場が戻り相場になっている点も踏まえると、少し弱気展開が出てくる局面もあるかもしれません。

 

 

S&P500は、先週は14.7%という戦後最悪の米国失業率のネタも織り込み済みという感じです。

 

次に、米国国債の金利動向です。普段は10年国債をメインで見ていますが、30年国債が、金利が少しずつマイナス傾向が治まってきているので、将来的なドル危機に向けた10年国債に先行する金利の動きが出てくるかもしれないので注視しています。

 

 

 

恐怖指数のVIXは回復基調が続いていますね。

続いて、関連ニュースです。

 

まずは、間も無く起きる4年に一度のビットコイン半減期ですね。

予定では、日本時間で、12日の午前3時ごろの予定です。価格がどう動くかは、僕は様子見です。

価格上昇については、ビットコインの報酬半減期後は、基本、6ヶ月から1年のタイムギャップを経て、急上昇するというのが過去2回の傾向です。

次に、新型コロナウィルスの動向です。

先週に比べて、感染者は+117%、死亡者は114%とわずかに改善しています。先々週ほどではないですね。

次に、今回のビットコインの価格急落で起きた出来事です。これは、ツイッターからのコメントです。

今回の価格急落は、Coinbaseが停止することで一旦収まりました。しかし、疑問は「なぜ、システムが停止したか?」です。

おそらくシステムトラブルではないと見ています。前回の暴落を誘発したBitMex同様に、Coinbase側が暴落を阻止するために意図的に取引所を止めたと見ています。

これは、望ましい対策ではなりですね。既存の中央集権型の証券取引所と何も変わりがないからです。

僕は、解決策の鍵はDEXにあると考えています。

中央集権型の取引所では、売買の板にすべての注文を受け付けそれを大きくすることに集中するため、結果的に、巨大な売り注文や買い注文が入ってくると、価格が乱高下する原因になるのですね。

一方、DEXの場合は、世界中に分散して売買が行われるため、大型の注文が一気に通るという現象が発生しません。すると、ボラティリティも自動的に下がると見ています。大型注文を出したい人は、細かく注文を出す必要があるからです。

続いてのニュースです。

 

 

イーロン・マスク率いるテスラが、現在サンフランシスコにある本社を、新型コロナの影響を受けて、ネバダ州かロサンジェルスに移すことを考えているようです。うーん、果たして、シリコンバレーの黄昏となるか?気になるところです。

次で、社会科学者としてよく知られているモロゾフ教授が、コロナウィルス対策におけるITを使ったデータ追跡の強化は、監視政府の誕生を促すと警告を発しています。

 

しかし、僕の答えは異なります。その解決のために、サトシナカモトがブロックチェーンを僕らに与えてくれたわけですよね。

ブロックチェーンのインフラの上で、ウィルス追跡の仕組みを導入すれば、そもそも監視政府にはなりませんから。

続いて、米国の4月の失業率が、大方予想の9%をはるかに超える14.7%になりました。また、5月は更に悪化することが予想されています。

 

合わせて注目したいのは、メキシコ系やアフリカ系などアメリカでも社会的地位の低い人々の方が、白人に比べて失業率が高いことです。将来的な、社会不安を引き起こす原因にもなるため注視しています。

参考データです。1929年の世界恐慌時のデータです。この時は、米国の失業率はピークで23%を記録しています。頭に入れておきましょう。

 

 

続いて、姿を見せない画家バンクシーが新作を発表しました。

 

 

新型コロナ患者をケアする看護婦を新たなヒーローとして讃える作品です。右下にバッドマンやスパイダーマンの人形があるので、ヒーローということがわかりますね。

しかし、もう二つポイントがあります。それは、看護師は、有色人種であるということ(メキシコ系、アフリカ系を想定)。そして、その人形を持つのは、白人系の男の子であること。

将来の人種問題の解決に対する期待が込められた作品とも言えます。

最後のニュースで、バンド・クイーンのギタリストであるブライアン・メイさんが、自粛中に、庭作業をやりすぎて、お尻を痛めたそうです。

どうでもええわw

さて、いつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

イーサリウムからです。

イーサリウムの市場動向分析

 

アクティブユーザー数が減り、トランザクション数と全体の取引金額が伸びています。

この傾向は、TRONでも同じですね。

一方、EOSは、ユーザー数が伸びて、トランザクション数は減っています。

次に、BATの動きです。

BraveBrowserの市場動向分析

パブリッシャー数は、1週間で、3.83%とまた校長で、BATのアドレス保有者の増加も過去の平均値の1%の2倍のトレンドをキープしています。とても好調ですね。

さて、いつもの最後のスライドです。

 

アルトコインへの投資は、基本、創業期のGoogleFacebookに投資するのと同じテックスタートアップ投資であることを理解してください。

ここで目覚ましい投資結果を出している投資家のレイド・ホフマンやピーター・ティール、そしてロン・コンウェイなど、みな共通しているのは「長期保有」であるということです。

この点は、バイナンスリサーチの結果からも裏付けられています。

長期保有者ほど、仮想通貨はリターン率が高いということです。

なので、僕も基本、個人投資家の人にはトレーディングではなく長期保有をおすすめいます。

以上になります。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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