ホリエモン・ひろゆきらを祭り上げ、木村花を見殺しにする日本人の愚かぶりは「日本社会の闇」そのもの

この惨劇も、また「事なかれ主義」の日本人は、相も変わらず、問題の本質と向き合わず、「同調圧」によって、闇の中に葬り去ろうしていますね。ホリエモン、ひろゆき、そして、今回、その日本社会の「同調圧」によって自殺に追い込まれた木村花さん、一見、全く無関係に見えるこの三人には、深い因果関係が明確にあります。詳しくお話ししましょう。

テラスハウスには全く非はない。

まず、ここからですね。一部で、テラスハウスという番組自体が問題だと言っている連中がいる。大バカ者ですね。僕は、テラスハウスは、とても優れたメディアフォーマットだと考えています。多くの若い若者が、「恋愛」というテーマを通しながらも、実際には、社会の縮図をあの空間の中で見ていくことで、シュミレーションできる。とてもリアリティがある。僕は、テラスバウスは、ある種の教育番組として評価しており、海外の友人にもファンが多いのですが、彼らも同じような視点を持っています。

今回のキャスティングも、女性陣については、全く違和感なしですね。素晴らしい点は、女性陣は、全て多国籍。つまり、多様性がある。純日本人は一人。木村花さんはハーフですし、もう一人の女性は、何と中国の少数民族出身の方。一方、男性陣は、全員日本人で多様性がないで、こちらの方がむしろキャスティングとして僕にとっては面白みがないです。

また、笑い芸人の徳井さんが、納税申告漏れの事件が原因で、番組を降板になってしまったことで、参加者へのツッコミ役をやっていた山ちゃんに対するフォロー発言がなくなってしまい、バランスが崩れてしまった点が問題視されてますが、そもろも論として、「匿名で誹謗中傷をやりまくれる」という文化が日本のインターネットにここまで過剰に普及していなければ、問題にはならないですよね。本質論からズレている。

そして、重要な点として、特に、彼女に誹謗中傷が集まる原因になったシーンも見ましたが、彼女の反応は、全く正当なものですよね。試合で着るレスラーコスチュームという、自分の重要な仕事道具を勝手に洗濯されて、縮められた怒るのは当然ですよね。その商売道具に投資しているわけです。それを無神経な男が、そのような気遣いもなしに、洗濯して縮めたら怒るのは、全く違和感がない。

僕も、パソコンが重要な仕事道具なので、これを無神経に壊す奴がいたら、そやつは、本人が二度とそう言う過ちを犯したくないと思うぐらい、肉体的にも精神的にも徹底的に痛めつけるとここに明言しておきます。別のブログで書いているように、僕は、過去のポスト資本主義社会を志す起業家や経営者としての人生経験から、悪人は、自分が同じ痛い想いをさせられない限り、その過ちを繰り返すと言う因果応報をよく理解しているからです。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。

更に、もう一つ指摘しておきたいのは、ニュースに引用されている誹謗中傷コメントを見ていると、間違いなくほとんどが「男性」ですね。ここもきちんと触れておくべきポイントです。

From Wikipedia – 木村 花(きむら はな、1997年〈平成9年〉9月3日 – 2020年〈令和2年〉5月23日)は、日本の女子プロレスラー。スターダム所属、芸能活動においてはWALK所属。母は女子プロレスラーの木村響子。実父はインドネシア人。

そう、インドネシア人とのハーフである彼女に対する差別発言ですね。

彼女は、日本社会においては、完全に社会的マイノリティですね。女性の上、新興国であるインドネシア出身の父をもつ。また、これがアメリカ人や、フランス人とのハーフの日本人だと、日本人男性の態度は全然違うのですよ。

つまるところ、あまりこう言うことは言いたくないが、日本人とのハーフでも、また、その女性の容姿も日本人男性の態度に影響を与えます。モデルのように美しいハーフ美女には、日本人男性は、100%お姫様扱いします。しかし、そうではない場合、日本人男性と言うのは、このような女性に対して、実に酷い態度を取る。僕は、現に、日本人の男性にからかわれているそのようなハーフ女子の現場も見たことがある。

ただし、一連の事件が制作側による「ヤラセ行為」だったかどうかはきちんと事実検証すべし

念の為、指摘しておくと、その参加者の男性が、番組の制作側から「やらせ行為」を指示されたかは、事実検証すべきです。Netflixが放映している番組であり、Netflixは、この手の行為に対して、かなり厳しいスタンスを持っているカルチャーの会社であることはよく知っているので、彼らのメスも入っていることを踏まえると、まずないとは見ていますが、それでも、テラスハウスの制作側は、ヤラセでないことをわかっているなら、身の潔白は証明すべきです。もし、ヤラセが事実なら、制作側のフジテレビは、莫大な損害賠償を抱えることになりますね。

追記:とうとう、テラスのやらせが、証明されましたね。フジテレビは、損害賠償だけでなく、経営陣や制作担当役員の引責辞任は必須の対応と言えるでしょう。

リアリティ・ショーがなくなれば、ネットにおける誹謗中傷はゼロになるのか?答えは100%「NO」

その上で、ここの記事にあるように、海外でもリアリティ番組にでた人々が、誹謗中傷を受けて自殺する事件が出ているという記事があるが、これも問題の本質について、誤った解釈をしている。

海外でも30名以上が自殺 木村花を追い詰めた「リアリティショー」番組作りに問題はなかったのか

シンプルに考えれば、わかる話。世の中に、リアリティショーがなくなれば、ネットの誹謗中傷はゼロになるのか?なくなるわけがない。これらの匿名で誹謗中傷している連中は、常に、ターゲットを探しているのだから。リアリティショー自体が、現時点での格好のターゲットになっているだけであって、それがなくなれば、彼らは別の獲物を探すだけのこと。

現に僕の海外の友人のインスタグラマーも、100万以上フォロワーがいるが、写真や動画を投稿するたびに、ヘイター(誹謗中傷コメントを行う常習者)から嫌なコメントを受けている話を聞いている。

そもそも日本のインターネットの匿名による激しい誹謗中傷文化は、テラスハウスが流行る前から、既に異常なほど発達していた。Twitterに関しても同じで、明確に経験談として言うが、僕は、Twitterが日本に本格進出してくる前の2007年ごろから使っていたが、当時は、こんな誹謗中傷が横行するソーシャルメディアではなかった。仲のいい友人のリアルタイムステータスがすぐに分かることがとにかく楽しいソーシャルメディアだった。そのときの感動を今でも覚えている。まさに創業者のジャック・ドーシーが描いていた通りだ。また、有名人でも、大好きなNBAの選手が、試合中に呟くのがリアルタイムに見れることなどに興奮した。ところが、しばらくして、2ちゃんねるのユーザーがTwitterに流れ込んできた。それまでは彼の誹謗中傷のターゲットは、企業がほとんどだったが、Twitterが普及したことで、有名人が気軽に自分のステータスを色々と公開するようになったことで、彼らは有名人に誹謗中傷を始めるようになり、日本のTwitterも荒れはじめてきた。僕は、その傾向をみて、嫌気がさしてアカウントは閉じて、2019年まで、ずっとTwitterを個人では利用しなかった。

つまり、インターネットメディア自体に、匿名で遠慮なく誹謗中傷できるというカルチャーが一部で異常に発達したことが問題の本質であるということ。これをいずれも、そのようなカルチャー形成の後に登場したテラスハウスやTwitterに原因を持ってくるのは完全に本質論がズレている。バカかと言いたくなるような愚かな解釈。

日本の匿名による苛烈な誹謗中傷をするインターネット文化を育んだ「2ちゃんねる」

ということで、ここから「本質論」に入っていきましょう。

なので、問題視すべきは、日本で、テラスハウスやTwitterが流行る前から異常なほど発達しているこの「匿名による誹謗中傷行為」ですね。僕も、Eコマースのベンチャーで仕事をしていたときに、目の当たりにして、驚きました。そのサイトとは、「2ちゃんねる」です。

匿名掲示板で、あらゆるネタに対して、匿名で自由に投稿し、自由に書き込み、そして、自由にコメントできます。ルールはほとんどありません。僕が、2ちゃんねるの存在を知ったのは、2005年、そのEコマースベンチャーの仕事を始めたころです。つまり、Twitterがまだ日本入ってくる前のこと。

しかも、僕は、1997年にアメリカのシアトル大学に交換留学し、2002から一年は、ニューヨークに住んでたこともあり、僕のインターネットカルチャーは、アメリカでの生活が出発点であったことから、この「2ちゃんねる」の存在に、強烈な違和感を覚えました。

なぜなら、アメリカでは、こういうサイトは流行ってないからです。なんで、日本だけこうも?と言うのがまず感じたことです。

そのEコマースは、一応名前は伏せておきますが、日本では4番手ですね。そのEコマースサイトの運営に対する苛烈な誹謗中傷の書き込みが行われていました。実際、この会社のカスタマーサポートの一人は、このサイト書き込みの酷さに心を病んでしまい、うつ病になってしまいました。何で、真面目に仕事をしているのに、こんな誹謗中傷を受けにゃならんの?というのが僕が当時感じたことです。

アメリカで、このような誹謗中傷の文化が、過剰に育たなかった背景は、間違いなく、作り手側、つまり、起業家側の努力だと確信しています。特に、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏の努力が圧倒的に大きかったと思います。彼は、ソーシャルネットワークの概念として、「リアルの人間関係をバーチャルに持ち込む」と言うモデルにフォーカスし、結果、実名主義が当たり前の世界をソーシャルネットワークの世界に作り上げてくれたお陰で、「匿名による誹謗中傷」がそもそもやりにくいソーシャルネットワークの空間を作り出した。

これには、僕は、2ちゃんねると同じ掲示板のソーシャルネットワークでも同様の体験をしています。なぜなら、留学から戻ってきた大学の三年生のときに、僕が、国際政治経済について学ぶために、とても勉強になるオンライン掲示板を見つけたのですが(今はもう閉鎖されています)、ここには本当お世話になりました。田中宇さんなど、実力のある副業ジャーナリスト達が参加しているサイトで、オフ会の飲み会もよくあったので、まさにフェイスブックと同じ「リアルのコミュニティをバーチャルに反映する」と言うコミュニティの概念がそこにあるわけです。2ちゃんねるは、この真逆ですね。

だから、お互いに、相手に対する批判を遠慮なくやれる。なぜなら、そもそも、実際のコミュニティの概念がないから。2ちゃんねるで、誹謗中傷をやりまくっている連中というのは、リアルの世界では、実におとなしい存在なのですよ。しかし、彼らはそこで溜まった不満をネットの世界で、匿名存在になることでぶちまける。そのエネルギーが、木村花さんを自殺に追い込んだ。

しかし、フェイスブックのようなソーシャルネットワークの世界ではそのような行為は許されないように仕組みが設計されているわけですね。リアルのネットワークをバーチャルに持ち込むから、バーチャルで悪さすれば、それがリアルの世界に跳ね返ってくるため、その人は、リアルにおける社会的信用を失うことになる。だから、2ちゃんねるのような誹謗中傷発言をすることに対して、フェイスブックでは自ずとブレーキがかかるわけです。つまり、作り手側が工夫して、ユーザーが正常に振る舞うことを仕組み化している。

この基盤的な考え方が、アメリカのソーシャルネットワークのカルチャーの中にきちんと存在しているので、僕の知る限り、アメリカで、SNSの誹謗中傷で自殺したという著名人のエピソードは聞いたことがありません。一般人の中にはいるかもしれません。しかし、僕は、ニュースとして聞いたことはない。匿名性が許されているTwitterでも、日本では、とかく誹謗中傷や炎上の話は聞くが、アメリカではほとんど聞いたことがない。

一体、この落差はどこから生まれてきているのか?

思考を突き詰めて行くと見えてきます。

日本で、最もその匿名による誹謗中傷が、苛烈に行われているメディアが、「2ちゃんねる」ですよね。

生みの親は、「ひろゆき」こと西村博之ですね。なぜ、この事件を通じて、みな彼を批判しないのでしょうか? 0から1の世界を作ってきた起業家である僕からすると不思議でならない。なぜなら、2ちゃんねるは、完全匿名による開放型の掲示板、そして、そこには、同じタイプのRedditのようにモデレーターも一切おらず、Wikipediaのようにコミュニティによる自治も全くない。2ちゃんねるが、いわゆるヘイター(ネット上で誹謗中傷する常習者)にとっての天国のような場になっているのに、今回の木村花さんの自殺事件において、誰もその「日本社会の闇」に目を向けようとしない。

Reddit

From Wikipedia – Reddit(レディット)は英語圏のウェブサイト。ニュース記事、画像のリンクやテキストを投稿し、コメントをつけることが可能。ウェブサイトへのリンクを収集・公開するソーシャルブックマークサイト。ニュース記事、画像などの紹介や感想募集のトピックを誰でも立てられるソーシャルニュースサイトでもあり、トピックについてのコメントを誰でも書き込める電子掲示板の一種でもある。投稿されたトピックやコメントは他のユーザの投票にかけられる。各ユーザはそのトピックやコメントについての得点を一点足したり(UV, upvote)、引いたり(DV, downvote)できる。投票結果とその時間経過によってランク付けされ、ランク順に表示される。

Redditでは特定の領域向けに焦点を当てたコミュニティをサブレディット(subreddit)と呼ぶ。これは匿名掲示板2ちゃんねるなどにおける『板』に相当するものであるが、ユーザーが自主的に立ち上げることが可能である。掲示板の管理人に相当するMOD(Moderator)はユーザーの中から選ばれる。

閲覧だけなら誰でも可能であるが、コメントや投稿を行う場合にはアカウント登録が必要である。登録自体はアカウント名とパスワードを決めるだけの簡単なものであり、メールアドレス登録は任意、その他の個人情報は必要としない。

見ての通り、2ちゃんねるとほぼ同じですね。Redditは、アメリカでは非常に人気のあるウェブサイトで月間アクティブユーザーは、現時点でも700万近くあり、更に成長傾向にあります。

ただ、この日本語のRedditに関するウィキペディア解説で、とても重要なことが記述されていません。それは、Redditには「カルマポイント」という重要なゲームルールが存在するのですね。サイト内で、相手から感謝されるレベルのコメントした人や、ある板で議論が正常に行われるようにした人に付与されるポイントです。そして、このポイント一定以上ないと、できない行為がそれぞれの掲示板にルールとして設定されています。カルマにはマイナスポイントも存在します。特定個人を攻撃する誹謗中傷コメントやモデレーターが定めた掲示板の特定ルールに従わないユーザーは、カルマポイントがマイナスになり、ほぼ活動停止状態にこまれてしまうため、事実上、Redditの空間から追い出されてしまいます。しかし、敗者復活もできるようになっています。

一方、2ちゃんねるは、このようなルールは「ゼロ」です。だから、誹謗中傷コメントの無法地帯化するのですね。このように無法地帯化している2ちゃんねるに対する、ひろゆきの回答がこれです。

スーパー馬鹿ですね。2ちゃんねると同じ掲示板サービスで匿名投稿も可能なRedditでは全く起きていない事態が、当たり前のように起きている己が作った「2ちゃんねる」で、「自分は悪くない。ユーザーの使い方が悪い。」と言っている。実に、無責任極まりない発言ですね。しかも、ここで「書き込んだ時間を書き換えることは不可能」と冷静な顔で言っているのがバカ丸出しですね。2ちゃんねるのサーバーがハッキングされて、データベースのレコードが書き換えられたら当然、投稿時間は変更可能です。コンピューターサイエンスの基礎も理解していないエセ・インターネット起業家ですね。まあ、日本はほとんどそんな起業家ばかりだが。

だから、シリコンバレーから日本のスタートアップ業界は馬鹿にされる。この動画自体は、2000年に発生した2ちゃんねるに書き込まれた17歳の少年による「西鉄バスジャック事件」の犯罪予告に関するインタビュー記事ですが、誹謗中傷も含めて無法地帯を作ったことに対して、彼は、「自分は悪くない。ユーザーの使い方が悪い」と言っている。2000年ですよ。わかりますか?テラスハウスやTwitterが登場するはるか昔です。

もちろん、上の動画もYoutubeから削除された場合、ひろゆき本人が、自らの過去の過ちを隠蔽するためにYouTubeに削除申請したということです。

結果、これに慣れきってしまった日本のユーザーたちは、匿名投稿が許されるウェブサービス上では、同じような行為をすることが常態化しています。これが、アメリカと日本のTwitterユーザーの振る舞いの違いにつながってくるわけです。

ところが、日本社会の、ひろゆきに対する賛美たるや、スゴイですよね。彼を天才、神扱いしている日本人が山ほどいます。彼の人生哲学の本すら出版されている。もちろん、僕は読んだことがない。笑

本人は、億単位の年収を得ながら、この日本の苛烈な匿名性による誹謗中傷活動を加速させている元凶である「2ちゃんねる」は放置のまま。Redditの創業者のような努力は、一切、何もしていない。その結果生まれた悲劇が、今回の「木村花さんの自殺事件」です。

ほとんどの日本人は、この因果律が全く見えていない。しかし、僕にはクリアに見えている。

22才の真面目に生きている社会マイノリティの日系ハーフの女性を自殺に追い込むような陰湿なインターネット文化を作り上げ、莫大なお金を稼いで、パリで悠々自適な人生を送っている人間を祭り上げているのが、今の日本人です。「失われた30年」になるのは当然ですね。至極、真っ当な「因果応報」です。

だから、僕は、ひろゆきは、今回の事件も含めて、当然、損害賠償に応じるべきであると考えているし、2ちゃんねるの浄化のために、私財を全て投じて、そのサイトを育てた起業家としての「社会的責任」を死ぬまで果たすべきだと考えている。

結局、作り手側の起業家側が、私利私欲を満たすこと、金儲けばかりに執着して、「社会的責任」を果たす自覚ゼロで、やりたい放題、色々なメディアを作って行くからこういうことになる。本来、世の中が目を向けるべき問題はそこにある。

しかし、まあ、彼には、2ちゃんねるをRedditのような、真っ当なメディアにする能力は全くないでしょう。Redditは、すでに仮想通貨の概念を活用したトークンエコノミー の組み入れを試験開始しています。その考え方の基本は、僕が彼ら始めるはるかに前にまとめた「こちらのブログ」にあるアイデアに近いです。彼は、全く優秀な起業家ではないので、まあ無理でしょうね。そもそも、2ちゃんねるの誹謗中傷文化を放置し続けてきたためです。カルチャーというのは、一度、方向性をもつと容易に修正が効かないのですよ。僕は経営者なのでよく理解している。分からない人は、Netflixの創業者兼CEOのリード・ヘイスティングス氏の「こちらのインタビュー」を読むとよいです。カルチャーに威力について極めて説得力のある経験談を話してくれています。

このような具合で、彼のような起業家のおかげで、僕のような起業家は、真面目に仕事がしにくい状態になっているのですが、その点は、「こちらの記事」に誰でも分かるように具体的にまとめています。

そして、同じ起業家という目線で見た場合、もう一人、自ら犯した重大な罪の「社会的責任」を果たさないまま、祭り上げられている人物がいます。だれか分かりますか?

ホリエモン」です。

日本のアウトロー起業家の未来を絶った「ライブドア事件」

ホリエモンこと堀江貴文が、ライブドア事件を起こした張本人であることは、世に広く知られていることです。

From Wikipedia – ライブドア事件とは、ライブドアの2004年9月期年度の決算報告として提出された有価証券報告書に虚偽の内容を掲載したとする疑いが持たれるなど証券取引法等に違反したとされる2つの罪で、法人としてのライブドアとライブドアマーケティングおよび同社の当時の取締役らが起訴された事件である。

裁判は、堀江貴文に懲役2年6ヶ月、宮内亮治に懲役1年2ヶ月、岡本文人に懲役1年6ヶ月執行猶予3年、熊谷史人に懲役1年執行猶予3年、中村長也に懲役1年6ヶ月執行猶予3年、公認会計士2人に懲役1年執行猶予4年、ライブドアに罰金2億8千万円、ライブドアマーケティングに罰金4000万円と計7人と2法人に対して有罪が確定している。

この事件が、日本のスタートアップ業界に与えた影響がどれほどのものか? テック系で起業していない日本人は全く知らないでしょう。彼が、東大中退でライブドアの前進であるオンザエッジを起業したことはよく知られていますね。彼は、わかりやすい話、アウトロータイプの起業家です。全然、天才ではないが。笑

成功する起業家は、二種類いる。優等生とアウトローです。天才的なセンスを持った破壊的なイノベーションを起こす能力はどちらの起業家が高いか? 過去の歴史が証明している通り、「後者」です。

まず、初代マック、iPod+iTunes、そして、iPhoneを世に送り出したスティーブ・ジョブズがあげられますね。

From Wikipedia – スティーブ・ジョブズ(1955年2月24日 – 2011年10月5日)は、アメリカ合衆国の実業家、作家、教育者。 アップル社の共同設立者の一人。アメリカ国家技術賞を受賞している。

Fランク大学出身で、2ヶ月で大学中退です。彼がアップルを創業した時代のシリコンバレーは、まだ未熟なエコシステムで、彼のような起業家を育ていくことには慣れておらず、結果的に、彼は、アップルを追い出されてしまうわけですが、その当時の出来事を彼は「過去のシリコンバレーを作り上げたきた偉大な起業家たちに本当に申し訳ないことをした」と回想しています。彼の親友のオラクル創業者のラリー・エリソンもそうですね。彼も大学は2回中退です。ラリーが、優等生タイプの起業家であるビル・ゲイツと仲が悪いのは、シリコンバレーではよく知られた事実です。よく理解した方がいいですが、マイクロソフトがシアトルに本社があるのもそういうことです。世界のイノベーション・ハブであるシリコンバレーは、アウトロー起業家が中心のスタートアップ・エコシステムだからです。僕も、ゲイツは全く尊敬できない。理由は「こちらの記事」にまとめています。

From Wikipedia – ローレンス・ジョセフ・エリソン(1944年8月17日 – )は、データベースソフトをはじめとする大手ビジネスソフトウェア企業オラクル・コーポレーションの共同設立者であり、元CEO、会長、CTOである。

 

その後、シリコンバレーでは、ジョブズと同じようなアウトロータイプの起業家をサポートしていく仕組みが確立され、そこで花開いた現代のカリスマ起業家の代表格が、ジャック・ドーシーです。TwitterとSquareを作った起業家です。彼も大学は中退です。

 

From Wikipedia – ジャック・ドーシー(1976年11月19日 – )は、アメリカ合衆国の起業家、実業家、ソフトウェア・デザイナー。エヴァン・ウィリアムズらと共にTwitterを創業した。現在は同社の共同創設者兼CEOを務めている。

ジャック・ドーシーを育てたのは、サンマイクロ・システムズの創業者で、シリコンバレーを代表するVCコースラ・ベンチャーズのビノット・コースラ氏であることは、シリコンバレーでよく知られています。彼が、Sqaureに出資し、そこでジャックを育て、そのお陰でジャックは、TwitterのCEOにも返り咲くのですね。しかも、ビノット・コースラは、アメリカ人ではなく、インド出身の移民です。つまり、アメリカ社会においては、社会的マイノリティです。つまり、彼もアウトロー起業家です。

ビノッド・コースラ(1955年1月28日 – )は、インド・プネー生まれのベンチャーキャピタリスト。米サン・マイクロシステムズ社の共同設立者の一人である。

僕は、シリコンバレーでの起業時代に、ビノット・コースラ氏に、Tech Crunch Disrupt SF 2011でエレベーターピッチを30秒やって、名刺をもらい、その後、彼のオフィスでプレゼンさせてもらったことがあります。名刺をもらえるというのは、「出資する興味がある」サインというのがシリコンバレーのインナーサークルにおける暗黙のルールです。すでに60才を超えている方でしたが、非常に頭がキレる人で、起業家の人格をしっかりと見ている人であることが明示的にわかる方でした。

更に、もう一人上げるなら、間違いなくテスラ・モーターズを率いるエネルギー革命を起こしているイーロン・マスクですね。彼もまた南アフリカ出身の移民です。つまり、社会的マイノリティかつアウトロー起業家です。この事実は、後に改めて触れる木村花さんの話とつながっているのでよく覚えておいてください。

From Wikipedia – イーロン・マスク(1971年6月28日 – )は、南アフリカ共和国・プレトリア出身のアメリカの実業家、エンジニア。宇宙関連を経営としたスペースX社の共同設立者およびCEO、テスラの共同設立者およびCEO、テスラの子会社であるソーラーシティの会長を務める。2016年12月、フォーブスの世界で最も影響力のある人物ランキング21位に選出された。PayPal社の前身であるX.com社を1999年に設立した人物でもある。

また、場所を中国の深圳に移してみると、まず、筆頭格は、間違いなくアリババグループの創業者であるジャック・マー氏です。

馬 雲(ば うん、ジャック・マー、1964年9月10日 – )は、中国の起業家。アリババグループの創業者、会長、元CEO、ソフトバンクグループ取締役。浙江省杭州市出身。中国本土の起業家で初めて『フォーブス』に名前が掲載された。

ジャック氏は、若い人向けに公演を頼まれた際、アリババを起業する前の、以下のような自分のエピソードを必ずすることでよく知られています。

自分は、中学・高校と進学校ではなく、本人も優秀な成績ではなかった。全国普通高等学校招生入学考試(高考)を2度受験したが、数学の成績は1度目が1点、2度目が31点だったため、大学進学を諦め三輪自動車の運転手となった。

彼が、この話を必ずする理由はどこにあるか? 劣等生のような自分でも、世の中を変えていけるということを恵まれない環境で育った若者に伝えるためです。中国は、日本とは比べものにならないほど貧富の格差が激しいですからね。

一方で、優等生パターンは、いくらでも事例はあるので名前は挙げませんが、典型的なのには、日本のスタートアップ業界です。原則は二つ「有名大学を卒業 or 有名企業で長く仕事している」です。orのところは、andだとなおよしです。有名大学を出て、大企業できちんとキャリアを積んでいる。日本のスタートアップ業界で、苦労なく資金調達できるのは、ほとんど優等生タイプの起業家です。このような風潮を作り上げた根底には、日本の昭和官僚の功罪がある。詳しく知りたい人は「こちらの記事」を参考してください。

優等生タイプの起業家は、そもそも「郷に入っては郷に従え」の発想の起業家なので、破壊的な発想を考えるような創造力は持ち合わせていません。今の社会のあり方に疑問を持たないのだから当たり前ですね。日本の文科省官僚が作った受験勉強システムを見れば一目瞭然で、丸暗記すれば、東大に入れて、それだけで天才・秀才扱いを受けるのですから、まあ、破壊的な0から1を考え出す創造力なんて育つわけがないわな。笑

ですから、日本の優等生起業家の成功方法は、僕は「国立大学受験勉強モデル」と名付けています。早い話、「パクリ」です。自分では全く考えず、他人が成功したモデルをパクる。相手のやっていることを丸暗記すればいいのですから、受験勉強と同じですよね。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。なので、シリコンバレーから出てくるジャック・ドーシーのような本物のクリエイティビティを持った天才起業家集団が仕掛けてくるプロダクトには、全く歯が立たない。

だから、日本のテックベンチャーは、シリコンバレーのベンチャーにボコボコに負ける。勝てるのは、天才起業家集団やビノット・コースラなどのインナーサークルの著名投資家達が全く目もくれない終生ニッチ市場のみです。破壊的イノベーションにはならない市場なので、彼らはこういう市場には興味を示してこないから、ボコボコにされる心配もない。笑

一方、日本のアウトロータイプの起業家は、とかく苦労させられます。僕は、完全にアウトロータイプです。いわゆるFランク大学で、とりあえず卒業しましたが、有名企業での仕事経験はゼロです。僕はライブドア事件の前から、インターネット業界で起業したことがある人と交友関係があったので、その人が教えてくれた経験談として聞いてわかっているのですが、「ライブドア事件前後から、自分のようなアウトロータイプの起業家の資金調達は恐ろしく難しくなった」という事実です。インターネットバブル時代に起業していた人なので、当然、バブルによる調達環境の容易さも当時の傾向として、あるにはあるのですが、それでも、優等生プロファイルを持っていないとかなり資金調達が厳しくなったというのは、僕が、Orbを立ち上げていたときにも実感したことです。この方は、その後は、日本では起業せず、シリコンバレーの破壊的なテックベンチャーの日本進出を手助けするカントリーマネージャの仕事を引き受けて成功しています。真っ当な判断ですね。そして、僕が2010年から2012年の間にシリコンバレーで起業した動機の一つも、これです。

ところが、ホリエモンはどうでしょう? スティーブ・ジョブズのように「過去のシリコンバレーを作り上げたきた偉大な起業家たちに本当に申し訳ないことをした」という同様の発言を聞いたことがあるでしょうか? ジャック・マーのようにあえて自分を低くして、劣等生や社会マイノリティの人々を勇気づけるような発言をしたことがあるでしょうか?僕の知る限り、全くゼロです。つぐなうような言動は一切なく、好き勝手放題にやってますね。

しかも、今でもTVで見たシーンを覚えているが、2007年のライブドア事件の最終公判で泣き出したり、刑務所移送前の収監時に「モヒカン頭」で出頭していた。当時、すでにポスト資本主義社会を作り出すために、起業家になることを志していた僕は、この彼の言動に、強烈に怒りを覚えたことを今でも記憶しています。これが、そのYouTubeです。

もし、この動画が削除された場合は、間違いなく、ホリエモン自身が、TV局側に大金を投融資するなどして、Youtubeに削除の申請をさせたと断言しましょう。今の日本のTV局は、斜陽産業で金がないですから、平気で応じる可能性があります。また、一緒にひろゆきも写ってますね。二人は「同じ穴のムジナ」です。

なので、僕は、彼に対しては、今でも、非常に憤りを覚えています。「こちらのブログ」にまとめている通り、とかく、日本では、僕のようなアウトロータイプの起業家に力が集中することに対して異常なほど社会からの邪魔が入る。そして、その全てのキッカケは、あの「ライブドア事件」にあった。僕は、生来的に正義感が強い人間なので、ホリエモンのように、犯罪者を雇うような緩いリクルーティングは一切やらない。日本のスタートアップ業界にうようよいる守銭奴どもが、ビビッて近寄れないようなスペシャリスト集団を作り上げることができる。その点は「こちらの記事」にまとめています。

しかし、それでも日本のVC達は、僕のようなアウトロー起業家には常に懐疑的。原因は、「第二のライブドア事件」を引き起こしたくないという思考のブレーキがそこにかかっている。しかし、本質的はそれは言い訳だ。なぜなら、彼ら自身に、破壊的イノベーションを起こせる起業家を見抜く才能も支える才能もないからだ。シリコンバレーや深圳の周りで、チョロチョロおままごとのようなベンチャー投資をやって小銭が稼げれば、それでハッピーなのが日本のスタートアップ業界。彼らには、社会的マイノリティのビノット・コースラのように、ジャック・ドーシーを見出す能力も育てる能力もないのだから。

だから、日本のスタートアップ業界から、2ちゃんねるのような社会悪を増長するサービスしか育たず、日本で普及する革新的なプロダクトは、全てシリコンバレーや深圳のテックベンチャーが提供するという事態になるその結果が、このブログで何度も取り上げている、東証一部の時価総額がGAFA+MicroSoftに抜かれたという事実につながってくるわけです。論より証拠ですね。

GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に

ただ、この記事も日本の記者は、本当、本質的にものを考える力がない典型的な内容ですが、本来、計算すべきは、シリコンバレーでIPOしているテック企業の時価総額VS日本の全IPO企業の全時価総額です。

まあ、いずれにしても共通して言えることは、「事なかれ主義」なのですね。日本人は、問題の本質を考える能力が恐ろしく低い。だから、日本社会からは、本質的な解決策を育てる力がない。僕が、「サトシナカモト=金子勇説」を展開した背景には、ビットコイン自体、結局は、そのような日本社会に対する決定的な疑問符の投げかけこそが、発明の動機にあるということ。

はっきり言っておく。ビットコインは、「日本人」が発明したのではない。「日本社会の闇」に対して、憤りを覚えた一人の孤高のアウトロータイプの天才コンピューターサイエンティストが生み出したのである。そのことの本質的な違いをほとんどの日本人は理解していない。詳しくは「こちらの記事」にまとめている。

僕のコンテンツをパクって、金を稼いでいる落合陽一ら一味も同じですね。詳しくは「こちらの記事」にまとめています。このような落合陽一やホリエモンらを担ぐNewsPicksはまさに「ポピュリスト・メディアの象徴」でしょう。拝金主義者ルパード・マードックのFOXニュースよりタチが悪い。

このような愚行を、約30年も続けた結果、日本社会からは、戦国、幕末・明治の時代のような、革新的な社会的イノベーションを起こしていくエネルギーが完全に失われてしまった。その点は、「こちらの記事」にまとめています。その結果が、僕がリーダーシップをとった、2014年から仕掛けた日本社会にとって起死回生となる第3のIT革命である「ブロックチェーン」の産業化において、世界メディアが「Japan is Crypto Heaven」(=日本は、仮想通貨天国)と言われた時代は、2018年に起きた二度にわたるハッキング事件を通じて、たったの「四年」で終わりを告げた。その四年の経過については、「こちらの記事」にまとめています。

「事なかれ主義」を理解したい人は、「こちら」にまとめています。

と、ここまで話をすすめてくるとある共通点が見えてきませんか? 僕のブログの購読者で感の良い人なら分かるはず。そう、木村花さんは、正に、日本社会においては、マイノリティかつアウトローの存在だったということ。

木村花さんのような社会的マイノリティのアウトローを抹殺する「日本社会の闇」とそこから遠く離れた沖縄だからこそ成功できたOISTの因果律

新興国と日本人の間に生まれたハーフの女性で、プロレスラーをやる。完全に社会的マイノリティですよね。言い方を変えれば、僕と同じアウトローの人材です。そして、更にいうと、先ほど、シリコンバレーの事例で上げた、移民であるビノット・コースラやイーロン・マスクと同様に、日本人ではない移民の子ということです。わかりますよね? 日本は、とかく、社会的マイノリティに対して、冷酷な態度をとる。美人ハーフの子以外に対しては特にね。笑

言い換えれば、日本社会における社会的マイノリティの意見や行動を常に抹殺しようとする「同調圧」が彼女を殺したということです。今回の事件を単なる典型的な誹謗中傷事件としか捉えていない日本人は、バカ丸出しですね。全く、本質が見えていない。

一方で、ひろゆきやホリエモンのように、「日本社会の闇」を、つまり、「陰湿な同調圧」を増長するような事態を引き起こした日本人の罪を「不問」にふす。「事なかれ主義」の極みですね。

僕の友人にも、日本の東京で、外国人で起業している優秀な起業家はたくさんいます。ハッキリ言いますが、日本でチヤホヤされている優等生タイプの日本人起業家より、彼らの方がはるかに優秀です。頭も切れるし戦略思考も強い。しかし、彼らが、日本のスタートアップエコシステムで、表舞台で目立っているケースはほぼないですね。このブログの読者も知らないでしょう。

例えば、日本で公開された「スタートアップガールズ」という映画があります。この映画を企画したエグゼクティブ・プロデューサーは、日本で活動する連続起業家で僕の親しい友人ですが、彼は、サウジアラビアで育った男性アメリカ人です。主人公の二人を女性にしている理由の一つは、日本の中におけるソーシャルマイノリティの人々が、もっと勇気を持って生き生きと活躍して欲しいという願いが込められている。それは、まさに「木村花」さんのように。

From Wikipedia – 『スタートアップ・ガールズ』は、2019年9月6日に公開された日本映画。監督は池田千尋、主演は上白石萌音と山崎紘菜。若者世代がそれまでになかったアイデアをぶつけて、新しい価値や市場を見出していこうとすることを意味する「スタートアップ」をテーマとしており、性格、服装、仕事に対する向き合い方が何もかも正反対の2人の女性がぶつかり合いながらも、ビジネスパートナーとして未来へ向き合っていく姿を描く。

僕も脚本制作から関わっており、エンドロールに名前が入っています。興味のある方はみてみてください。

ようやく答えが見えてきたのではないでしょうか。何故、東京から、ビノット・コースラやイーロン・マスクが育って来ないのか? ここにこそ、僕が、Orb売却後に参画したOISTが、沖縄だからこそ成功できた要因が隠されている。その答えは、「東京」と遠く離れているから誰も気にもしないから多様性溢れるOISTの中においては、日本人は、完全にマイノリティだが、日本社会全体の中では、OISTは、完全にマイノリティである。だからこそ、沖縄という場所でOISTは立ち上がる必要があった。沖縄は、日本で最も米軍基地が多いため、日本の政治的かつ経済的影響力が日本社会の中で、最も低い場所でもある。北海道でも、四国でも、九州で立ち上げても、OISTは成功しなかったと確信している。沖縄だから成功する。大半の日本人は、そこを一ミリも理解していない。

しかし、厳然たる事実として、OISTは、設立からわずか10年足らずで、著名科学雑誌Natureが毎年発表している国際的な研究機関のランキング2019年度版で、東大40位を大きく引き離して世界9位に入った。論より証拠である。

だから、僕は、このように、今回の木村花さんを見殺しする事件を起こしながら、事態の本質と向き合わず、あいも変わらず、問題の根源を生み出したまま放置しているホリエモンやらひろゆきらを祭り上げている日本社会は、とことんまで沈むべきだと考えている。

なぜなら、人の心の弱さを理解しているからだ。今の日本人は、そこまで追い込まれないと、自分達の過ちを認めず、改心しない。

もし、今の日本人が、心の底から沈みたくないと思うなら、以前から伝えているように、自分達を日本社会の中で、意図的にマイノリティ化させることだ。日本再興戦略はこれしかないと断言する。詳しくは「こちら」にまとめています。現に、今の日本は、世界の中では、どんどんマイノリティ化している。孫正義氏は、そのことをすでに気づいてますね。「このままでは、日本は忘れられてしまう」と。しかし、世界9位に入っているOISTが忘れられることは絶対にないと断言しよう。この時代の変化に気づいていないのは、英語も話せず、世界で起きていることに目を向けない「茹でガエル」の日本人だけだ。

しかし、まあ、そんな肝っ玉の座った日本人リーダーは出てこんでしょうね。現に、可能性のある候補者として、僕が立ち上げている、「知性の天下一武闘会」である「Brain-X」の対戦相手として、僕のTwitterフォロワーの方で一番得票率が多かった「橋下徹」氏に声がけしたが、返事なし。要するに、根性なしですね。まあ、今の日本人はそんなレベルということ。詳しくは、こちらのTwitterのスレッドです。

とまあ、こんな風に書いていると、このBrainXの企画を思いついてから、つくづく思うのですが、日本社会は、ホリエモンやひろゆき、落合陽一など「ミスターサタン」ばかりがチヤホヤされる社会ということ。

ミスター・サタン

この鳥山明氏が考え出したミスター・サタンというキャラは、本当、アポカリプスの社会を見通しているかのような見事な設定なんですよね。要するに典型的なポピュリストです。人類の真の脅威と実際に命をかけて戦っているのは、孫悟空達です。ミスター・サタンは、「よっしゃ、任せろ!」と虚勢を張りながら、その戦場の近くにビビりながらコソコソしており、真の脅威とは絶対に戦わない。ところが、孫悟空達が、何人もの仲間が命を落としながら、何とか勝負にカタをつけ始めると、さも自分がその成果を上げているかのように振舞って、大衆の人気を得ていく

ここで、僕が言っている「人類の真の脅威」とは、人類の四大問題「環境破壊、人口爆発、経済格差、戦争」のことです。イーロン・マスクや僕が挑んでいる問題のことです。つまり、僕のブログを定期的にチェックして、コンテンツをパクっている落合陽一ら一味は、「ミスター・サタン」の典型ということです。(僕の解決策について理解したい人は、Orbのホワイトペーパーを読んでください) 現に、彼らはこの4大問題を解決するための具体的解決策は何も提案して来ないし、実際に行動にも移していない。

本人達が、自分達が、ミスター・サタンではないと主張するなら、僕と「BrainX」でタイマンしにこればよいだけのことです。実際に、彼らが、BrainXで、僕に、タイマンを挑んでくるとこんな感じになるでしょう。笑

最後に

木村花さんとそのご家族には、心からのお悔やみを申し上げます。僕も、己の命をかけて尽力した(詳しくは「こちら」)が、日本人は、結局、変わらなかった。あとは、せめてこのOISTだけでも世界に誇れる存在であり続けられるよう育て上げ、沖縄の地を彼女のような社会的マイノリティが日本で唯一、その才能を存分に開花させることができる素晴らしい「多様性あふれる場」にすることで、「日本社会の闇」の犠牲となった彼女への供養としたいと思います。

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