ビットコイン・アルトコイン週次分析-2020.05.25-05.31-今週、フラッグ形成の勝敗がつく

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。分析期間は、2020年5月25日から31日です。

早速はじめていきましょう。

こちらの内容は、Youtubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

予想通り、フラッグ形成のチャレンジに向けて、3回目のトライです。5月25日の$8642から上昇を開始し、5月31日に、$9740をマーク、1週間で約1,000ドルの上昇ですね。目先、カギになっているのは、$9290から$9330近辺にあるサポートラインです。ここを割れると、$9,000近辺まで値崩れする可能性があります。

続いて、日足チャートの分析です。

先週指摘の通り、ライジングフラッグの最後のチャレンジをしていることが明確にわかりますね。ほぼグラフに描いたトレンドライン通りの動きになっています。

成功すれば、$10,000ドルの重要な心理ラインを突破することができますが、かなり強力なファンダメンタル材料がないと厳しいと見ています。

そして、週足分析です。

こちらも明示的にフラッグ形成に向けた動きが出てきています。売買高が細ってきているのですね。半減期前の上昇トレンドに入る直前より更に低い売買高で引けているため、やはり、今週が勝負になるでしょう。


では、ここから、フラッグ形成の成功可否に影響を与えるファンダメンタルの数値を見ていきましょう。

次にビットコインのマイニング難易度です。

次回の難易度調整は、おそらく日本時間の5日になる予定です。予想は現時点では、-6.3%です。ベアトレンド(弱気)です。

次に、CME先物の価格動向です。

変わらず順ざや傾向は維持できてはいますが、1ヶ月の価格差が、先週の$14ドルから更に、-53%縮まり、$6.66まで下がってきています。ベアトレンドです。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、+8.77%で、ドミナンスレートも-0.38%低下していますから、アルトコインに主に資金が流れているのがわかります。

次に、USDTの動向です。

今週は、先週と比べて、+1.3%、新たに発行されています。この資金の多くは、アルトコインに流れたようですね。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインは、先週に比べて-2の12、ゴールドも-1の70、そして、ドルは変化なしです。あまり市場自体に大きな動きが出ていないので、検索人気も下がっているのがわかります。

次に、ゴールドの価格です。

引き続き、コロナショック直前高値の$1678より上、$1700台をキープしていますが、株価が少し回復基調が出てきているため、少しベアトレンドと見ています。

続いて、S&P500です。

$3,000の大台を回復させています。ただし、アメリカで、黒人殺害事件をキッカケに市民の一部が暴徒化する動きが激しくなってきているため、更に経済が混乱する恐れが出てきており、ブルトレンドになっているとは言い難い展開です。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先週が、-0.46%で引けましたが、今週は、0.48%です。うーん、引き続き、地合いは強いです。

続いて、恐怖指数のVIXです。

株価の回復を受けて、引き続き、回復基調が続いています。30以下をキープしています。

続いて、関連ニュースです。

まず、新型コロナウィルスの動向です。

先週、ブラジルとロシアの感染者の急増を受けて、増加率が再び130%を超えましたが、今週は、再び、スローダウンし、114%になっています。死亡率は、先週と同じ108%前後をキープしています。ただし、インドも急増国に入ってきており、アフリカもまだリスクが残されているため、気は抜けない状態と言えるでしょう。

続いてのニュースです。

まず、アメリカの銃規制を厳しくするための活動を行なっている黒人のフロイド氏が警官に殺害されたことを受けて、一部のアメリカ市民が暴徒化しています。写真は、ミシガン州で襲撃されたアップルストアの様子です。強化ガラスがハンマーで破壊され、中のアップル製品を暴徒が奪っていく様子がわかります。

この因果関係はきちんと理解した方がよいでしょう。まず、コロナショックを受けて、1929年の世界恐慌以来の大量の失業者が生まれ、これによって、彼らの社会的な不満が一気に増大し、今回の事件を受けて、そのストレスを発散させる動きが出て、これが、一部の市民の暴徒化に繋がっているということです。

アメリカ社会の混乱と衰退が更に激化していくでしょう。また、この動きはヨーロッパにも波及していっています。

続いて、新型コロナウィルスの発信源である、中国の武漢が今どうなっているか? これがその様子です。

武漢にある工場のランチの様子です。一人一人完全に分割され、写真の注記書きには「昼食中の会話は禁止」とあります。実に悲しいですね。

続いて、中国政府が、香港のデモ活動を規制する新たな法案を可決しました。

これは、間違いなく米国との関係を更に悪化させますね。貿易戦争が加熱すると見ています。つまり、グローバル経済は更に混乱が激しくなります。

続いて、

色々と大変な事態が続いていますが、イーロン・マスクは僕らに希望を与えてくれています。

SpaceXが、商用ロケットとして世界初の有人飛行を達成しました。素晴らしい快挙ですね。

ブロックチェーン産業は、今のような国際政治経済の問題を引き起こさない持続的な経済システムを作り上げ、月へと飛んでいくのがその使命です。頑張っていきましょう。

続いて、

5月25日、日本でも非常事態宣言が解除され、それを受けて、シンボルマークの東京タワーも営業を再開したのですが、、、

なんと、展望台まで階段で登ってくれとのこと。誰がのぼんねんw

さて、最後に、いつものスライドです。

コロナショックは、世界恐慌と同じレベルの不況を世界にもたらすとみており、その時のWikipediaからの参考数値です。継続的にチェックしましょう。

そして、

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。
つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

イーサリウム、TRON、EOSの市場動向

イーサリウム、EOS、TRONの3大BaaSからです。

いずれとも、アクティブユーザーとトランザクション数が、先週に続いて減少傾向が続いています。ただ、金額規模は増えていますね。USDTによる投資資金が主な動きであることが読み取れます。B2Cアプリなどで動かす金額より、投資資金の方が大きいためです。

BATの市場動向

次に、BATの動きです。

引き続き、いつもの平均レベルである、パブリッシャー増加率は、2.6%、BATアドレス保有者は、1.07%になっています。

また、Braveは先週、ものすごいプロダクトを発表しました。Brave TogetherというZoomと同じ複数人でビデオ会議をできるツールです。

これは、かなりインパクトがあると見ています。リモートワークの普及によって需要が確実に見込めるからですね。広告モデルでもし提供をやりきることができたら、会議では有料モデルのみのZoomとの強力な差別化になります。期待しています。

OGNの動向

次は、Origin プロトコルです。

4月から、ユーザーへのプロモーションキャンペーンとして、Originのブラウザ拡張機能を自分のブラウザのインストールすると、Amazonでの買い物が20%オフになるというプログラムを開始しています。Orginのアプリダウンロードを促すにはとても効果的なキャンペーンだと思います。

BTTの市場動向

次には、BitTorrentです。

先週、実績数値の定期アップデートがあり、着実に成長しています。

BitTorrentのアプリインストール数は、20万に到達。
日別アクティブユーザーは470万人、月別アクティブユーザーは、1290万人です。確実に成長していますね。

MKRの市場動向

次に、MakerDAOです。

先週、CoinbaseがCoinbase Proに新たにMKRをリストすることが発表され、価格が、一時、50%を超える値上がりをしました。僕は、前回の下落で追加買いしていたので、ポートフォリオパフォーマンスはよい感じです。

最後に

さて、いつもの最後のスライドです。

アルトコインへの投資は、基本、創業期のGoogleやFacebookに投資するのと同じテックスタートアップ投資であることを理解してください。

ここで目覚ましい投資結果を出している投資家のレイド・ホフマンやピーター・ティール、そしてロン・コンウェイなど、みな共通しているのは「長期保有」であるということです。

この点は、バイナンスリサーチの結果からも裏付けられています。

長期保有者ほど、仮想通貨はリターン率が高いということです。

なので、僕も基本、個人投資家の人にはトレーディングではなく長期保有をおすすめしています。

以上になります。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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