ビットコイン週次分析-2020.06.01-06.07-シンプソン相場でフラッグがリセットされ、再び強気相場へ

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインの週次分析と市場予測です。分析期間は、2020年6月1日から7日です。

早速はじめていきましょう。

こちらの内容は、Youtubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

ChainXファンドのポートフォリオアップデート

BTCETHTRXLINKBATZRXMKRBTTDENTOGNNKNを買い増ししました。また、新たに、ポートフォリオにTHETATFUELを追加しました。その理由は、後ほどお話しします。

ビットコインの市場動向

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

まず、指摘した通り、フラッグフォーメーションのラストチャレンジが先週起きましたね。結果は、シンプソンズ相場になりました。

つまり、上昇フラッグを形成させたい業界関係者が買い上げを行い、フラッグのブレイクは作り出せましたが、トレーダーや個人投資家が十分にこの動きに乗ってこなかったので、結果的に、62日に、$10,380まで行った段階でエネルギー切れ。

通常の上昇フラッグであれば、 直近最高値の$10,500を超えていくわけですが、それは叶わず、結果的に、僕が指摘していたサポートライン近辺の$9266をマークして、横這いが続いています。

続いて、日足チャートの分析です。

一時間足のシンプソンズ相場を踏まえると、フラッグフォーメーションは「リセット」されたと考えてよいと思います。つまり、他のファンダメンタルやテクニカルデータをもとに再度、ブル相場なのかベア相場なのかを見ていくと言うことです。

そして、週足分析です。

先週は、2週間に比べてわずかに売買高が高く出ています。通常のフラッグであれば、上昇でも下落でも、もっと大きくボリュームが伸びます。ですから、やはり、フラッグがリセットされたことが再確認できます。

そして、$20,000に年内に到達するかどうかですね。US株式市場次第と見ています。コロナショック対策のための量的緩和による株式市場のリスクオンモードが年内いっぱい続くようなら、余剰資金が仮想通貨市場に流れてくることで、可能性はあると考えています。

では、ここから、フラッグ形成の成功可否に影響を与えるファンダメンタルの数値を見ていきましょう。

次にビットコインのマイニング難易度です。

64日に難易度調整が実行され、先週月曜の予想値-6.3%よりさらにマイナス幅を広げた-9.29%で着地しました。

一方、617日予定の次回の難易度調整は、-0.74%になっていますから、半減期によるハッシュレートの下落はほぼひと段落しつつあると言えます。特に、大きなネガティブ要因がなければ、次回難易度は、上昇に転じる可能性もあると見ています。

次に、CME先物の価格動向です。

先週のベアトレンドから、フラッグリセットを受けて、一気にブルトレンドになってきています。順ざやを維持した状態で、先週の1ヶ月平均の価格差が、+$6.66であったのに、今週は、$46.25と、約7倍になっています。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、+3.14%で、BTCドミナンスレートも-0.39%とわずかに低下していますから、アルトコインに主に資金が流れているのがわかります。よい傾向です。


次に、USDTの動向です。

今週は、先週と比べて、+2.5%、新たに発行されています。価格も、$1より上で推移していることが増えているため、買い需要が増していますね。仮想通貨市場全体がブルトレンドになりつつあることを受けて、アルトコインに資金を入れる準備をしている動きなどが活発化していると見ています。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインは、先週に比べて+113、ゴールドが-664、そして、ドルは変化なしです。ゴールドの下落は、市場が、徐々にリスクオンモードに入りつつシグナルと考えてよいでしょう。

次に、ゴールドの価格です。

ベアトレンドです。$1700を割ってきています。

続いて、S&P500です。

$3,000の大台をキープし、更に上昇トレンドも維持しています。ブルトレンドです。コロナショックが走る前の高音は、$3386です。今回の、中央銀行の量的緩和を受けて、株式市場は、リスクオンモードに入っていると見ています。コロナショックが追い風のハイテク系株が中心に買われています。

僕は、これは、仮想通貨市場にとってプラスと捉えています。なぜなら、多くの個人投資家が、まだビットコインをはじめとする仮想通貨をリスクアセットと捉えていると見ているからです。

 

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先週が、-0.48%で引けましたが、今週は、-0.40%です。株高を受けて、米国債から資金が抜けていますね。

恐怖指数のVIXは、株価の回復を受けて、引き続き、ベアトレンドです。更に、ベアが続くと見ています。

続いて、関連ニュースです。

関連ニュース

まず、新型コロナウィルスの動向です。

先週より引き続き、ブラジルとロシア、そして、インドの感染者の急増を受けて、アメリカやヨーロッパは落ちつつきあるものの、数字の上昇率は感染率は+114%、死者数は+108%と先週の水準をキープしています。

続いてのニュースです。

共和党のキーパーソン達が、今年秋に予定されている米大統領選で、共和党のトランプ大統領ではなく、民主党のバイデン氏の支持回っています。共和党重鎮の一人で、前国務長官のパウエル氏や、前大統領のブッシュ・ジュニア氏などです。この背景には、トランプ氏のデモ対策に対する行動を受けてと見ています。

なぜなら、共和党はかつてリンカーン大統領によって、黒人差別を撤廃した実績があるからですね。一方、トランプのデモに対する軍隊を投入する言動は、完全に、共和党の精神に反するためです。

このままいくと、トランプ再選は厳しくなると見ています。コロナショックによって、僕の歴史の予測シナリオも修正されつつあります。本来は、トランプ再選によって、仮想通貨市場が更に発展すると予測していましたが、コロナショックによってそれが一気に時間短縮していると言えます。

続いて、

白人警官による黒人フロイド氏の殺害事件を受けての、欧米で活発化している差別反対デモを受けて、有名アーティストのバンクシー氏も動きました。

この作品ですね。アメリカにいまだに根強く残る白人中心社会によって、アメリカが衰退することを象徴している作品です。

続いて、

リモートワークあるあるがとうとう、政治の世界で起きてしまいました。EU議会メンバーで、アイルランド代表のルーク氏が、ズボンを履かないまま、オンライン会議に出てしまいました。。。

ある意味で、コロナショックですね。笑

みんなも気をつけましょう。

さて、最後に、いつものスライドです。

コロナショックは、世界恐慌と同じレベルの不況を世界にもたらすとみており、その時のWikipediaからの参考数値です。継続的にチェックしましょう。

現状は、大量の量的緩和と景気対策によって、世界恐慌レベルの経済危機は、回避できつつありますが、金がジャブジャブしてきているため、今度の課題はインフレですね。

そして、


仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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