ビットコイン週次分析-2020.06.15-06.21-ハッシュレートの上昇は堅調ながらも株式市場に押されて方向感を欠く展開

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年6月15日から21日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

MATICの保有分全てを売却し、その分をTHETA、TFUELを買いまし、また新たにDEXのBancor(BNT)をポートフォリオに追加しました。MATICの投資リターンは、約6ヶ月の保有で約50%のリターンでした。

では、まず、ビットコインの分析からです。

ビットコインの市場動向

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週指摘した目先の下値抵抗ラインの$8900付近で耐えた後に、反発し、その後、16日に$9589まで上昇しますが、心理線の$10,000を超えるほどのパワーはなく、その後、少しずつ値を下げています。6月20日に$9170をマークする相場展開になった際、一瞬値崩れを起こすリスクがありましたが、耐えたという具合ですね。

この方向感を欠く動くは、米国株式市場の影響でしょう。

後ほど詳しく話します。

続いて、日足チャートの分析です。

先ほど伝えたように、5月25日の$8900が下値抵抗ラインになっており、先週はそこを耐えた動きです。この値段に加えて、5月10日の$8117と、そして、今年の上昇相場を作り出したキープライスの$7672は引き続き頭に入れておいてください。まだ、日足は、$8900の抵抗ラインをキープできている状態です。

そして、週足分析です。

方向感のない相場展開は続いていますが、売買高は細ってきています。つまり、いずれ上か下かの方向性に決着をつける必要があります。
その辺りをファンダメンタル材料を見ながら、どちらの確率が高いか分析していきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

17日の難易度調整は、大幅プラスの+14.95%で完了しました。そして、次回71日予定も、+5.78%とポジティブです。特に、このレベルの難易度調整が実際に起きると、ハッシュレートの数値が、半減期直前の最高値を超えることになりますから、半減期によるマイナー活動の停滞は終了したことになります。つまり、マイナー売り圧力としてのBTCの底値上げが進んでいくサインになります。

次に、CME先物の価格動向です。


引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$26.25から、今週は、$20.0と、-24%になっているので、こちらは先週に引き続き、少しベアトレンドですが、実際は、方向感が見えてこないため、先物投資家は、様子見ムードと見ています。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、+3.5%で、BTCドミナンスレートも-0.42%とわずかに低下ですから、グラフにも出ている通り、アルトの成長が起きている相場展開で、理想の形となっています。

次に、USDTの動向です。

今週は、先週と比べて、+1.4%、新たに発行されています。価格は少し$1.0より下の水準ですね。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインは、先週に比べて-110、ゴールドは変化なしの70、そして、ドルも変化なしの22です。

次に、ゴールドの価格です。

先週に続いて、ブルトレンドをキープしています。この動きの背景にあるのは、こちらのニュースですね。

コロナショック対策で大量の量的緩和が行われたことに対するインフレリスクを懸念して、プライベートバンクなどが、富裕層に金買いを推奨している影響が出ています。この点は、債権市場にも出ています。

仮想通貨市場がこの恩恵を受けるのはもうちょっと先の話になるでしょう。

続いて、S&P500です。

$3,000の大台をキープできていますが、先ほど指摘したインフレリスクの台頭と、経済活動の再開が再びコロナの第2波を誘発することが感染者数の増加などから明示的に見えているため、その2つを配慮して、上値が抑えらえられている展開です。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

この傾向は、NASDAQにも出ていますね。$10,000以上をキープできているのですが、上値が重いです。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

 

先々週が、-0.55%で引け、先週が-0.57%になりましたから、更にマイナスです。先ほどのインフレ対策に伴うゴールド買いの影響を受けて、米国債にも資金が流れてきていますね。

 

恐怖指数のVIXは、株式市場自体のボラティリティが下がっていることを受けて、ベアトレンドです。

続いて、関連ニュースです。

市場関連ニュース

まず、新型コロナウィルスの動向です。

数字の上昇率は感染率は+112.8%とわずかに改善、死者数は+108%と少し上昇です。世界全体のトレンドに変化はないのですが、

トランプ政権が、経済再開を焦った結果、アメリカの感染者数が再び大きく上昇に転じている点に注目です。

この結果が、今の株式市場に出ています。量的緩和を受けての上昇期待がある一方、コロナ第2波による景気後退を懸念して、なかなか積極的に買いに動けないということですね。

なので、ビットコイン市場の展望としては、マイニングハッシュレートの上昇というポジティブ材料はありつつも、個人投資家が、株式市場が完全なリスクオンモードになっていないことを受けて、積極的にリスクアセットである仮想通貨市場に資金を回してきていないわけですから、方向性としては、下げに触れる確率の方が今のところ高いです。

株式市場がプラスに転じてくるようであれば、上昇フラッグを形成する可能性もあると見ています。

続いてのニュースです。

トランプ大統領が強行開催した共和党大会で、アジアのユーザーが動いて、大会に参加リクエストを大量に送ることで、参加希望者は100万人いるのに、実際の会場には7,000人しかいないという事態を引き起こしました。素晴らしいですね。トランプの再選はほぼなくなりつつあると見ています。

続いて、


民主党からの大統領最終候補者であるバイデン氏、この副大統領候補として選ばれていたクロブシャー女史が「このタイミングにおいては、有色人種の女性がなるべき」との考えを伝え、辞退しました。素晴らしい動きです。これによって、バイデン氏がトランプ氏に勝つ確率がさらに上がったと言えます。

続いて、

新たな仮想通貨映画が製作中です。タイトルは、DECRYPTEDでコメディタッチの映画です。主人公は、なんとサトシナカモトで、彼が実際に政府に捕まってしまい、周りの関係者たちが彼を救い出そうと動く展開を描く映画です。

僕としては、ぜひ、THETAtvやDLiveで放映してもらえると嬉しいですね。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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