ビットコイン週次分析-2020.06.22-06.28-コロナ第二波による米株式市場の低迷につられて上値の重い展開つづく

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年6月22日から28日です。

早速はじめていきましょう。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。


6月23日に$9,780をトライした後は、ズルズルと下げる展開が続き、6月28日には、目先の抵抗ラインの一つ目である$8,900を割り、$8,833をマークし、その後、このままいくといつものパターンだと値崩れするリスクがあったのですが、Binanceが一時システムメンテナンスで中断されたことが回避できた具合です。再び、$9100台に根を戻してきていますが、株式市場がコロナ第2波の影響で上値が思い展開になっていることから、ビットコインもその影響を受けていることがわかっています。

続いて、日足チャートの分析です。

先ほど伝えたように、5月25日の$8900を6月28日に割っていますが、業界関係者の買い支えなども起きている関係で持ちこたえています。この次の抵抗ラインは、5月10日の$8117になります。

引き続き、心理線の$10,000以上をキープできる相場展開になれるかどうかがポイントの展開です。米株式市場の回復が起きてこないとなかなか厳しいと見ています。

そして、週足分析です。

売買高は、ある程度のレベルで安定してきていますが、ボラティリティの高いビットコインは、常に方向感を持ちたがるので、いずれ上振れか下振れかの決着をつけるタイミングがやってくるでしょう。

ここからは、ファンダメンタル分析です。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

次回7月1日予定は、先週月曜時点では+5.78%とポジティブでしたが、その後、ビットコイン価格の下落に押される感じで、現時点では、-0.27%の予定です。

ハッシュレートが、半減期直前の数値を超えてくると、上昇材料として評価されてくるので、頭に入れておきましょう。

次に、CME先物の価格動向です。

引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$20.0から、今週は、$23.3と、+16.6%になっているので、先週までベアトレンド続きでしたが、今週からわずかにブルトレンドに入ってきています。ただし、売買高は閑散としているので先物トレーダーは様子見中という印象です。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、-2.5%で、BTCドミナンスレートも+0.16%とわずかにあげていますから、ビットコインの下落に押されてアルトも売られたことで、この数値の動きになった印象です。

次に、USDTの動向です。

時価総額は、今週は、先週と比べて、ほぼ変わらず。価格は少しずつ上昇トレンドになってきていますね。今の下落時に買いましする動きを取っている投資家が出ているように思います。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインは、先週と同じ10のまま、ゴールドは70から2つ落ちて68、そして、ドルもわずかに-1で、21です。

次に、ゴールドの価格です。


検索トレンドでは、少しマイナスになっていますが、価格は、堅調に上がっています。やはり、コロナショックに対する中央銀行の量的緩和を意識してのインフレリスク対策が、ゴールド市場に引き続き資金を呼び込んでいますね。

続いて、S&P500です。

$3,000の大台をギリギリキープできていますが、アメリカのコロナ第2波がかなり深刻な状況なので、割る局面も出てくると見ています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

NASDAQは、先に$10,000の心理ラインを割れています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-0.57%に対して、先週は、-0.65%と更に金利を下げています。金と米国債に買い需要が出ているイコール、インフレ対策が個人投資家を支配しているのがわかります。

恐怖指数のVIXは、株式市場の低迷を受けてわずかにブルトレンドになっています。

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

まず、新型コロナウィルスの動向です。

数字の上昇率は感染率は+113.3%と再び上昇、死者数は+107%と少し改善しています。感染者数が増えている背景は、アメリカを襲っているコロナ第二波の影響です。

こちらの図を見てください。

わかりやすいですね。他の先進国は、感染者の増加を抑え続けている中、今年秋の大統領選を意識して、経済再開を焦ったトランプ政権によって、再びアメリカの数値は上昇に転じています。

また、次にこのアメリカ国内の数値も見ておくべきポイントです。

実は、コロナ第1波で大量の感染者を出したニューヨークは、きちんと押さえ込めており、新たな感染者を出しているのは、テキサス、アリゾナ、ノースカロライナなどです。トランプ支持が強い州ですね。これが原因で、トランプ大統領の支持率はまた下がるでしょう。

続いてのニュースです。

僕もよく市場分析で使っているCoinGeckoが、アプリ利用に応じてCandyというポイントをもらえるサービスを開始しました。稼いだキャンディは、CoinGeckoのグッズと交換できたら、NFTトークンと交換することができます。トークンエコノミー の一つですね。
今後、内容が充実していくことに期待です。

続いて、

PayPal子会社のVenmoが、ライバルのSquareが、ビットコインの売買を開始していることを受けて、間も無く同じ機能を提供開始予定とのこと。アクティブユーザー規模もほぼSqaureのSquare Cashと同じ2,000万ぐらいなので、これには期待大です。また、のちには、PayPalの持つ3億人のユーザーにサービス解放されるでしょうから、新たな個人投資家の参加が期待でき、素晴らしい市場成長の原動力になるでしょう。

続いて、

米ユタ州在住の元海兵隊トッド・ウィン氏が、アメリカの人種差別運動のデモに呼応し、州議会前で、3時間のサイレントプロテストを実施しました。この日の気温は38度でした。彼の履いていた靴底は、地熱で溶けてしまうほどでした。素晴らしい行動ですね。

最後にいつものスライドです。


仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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