毎日の疲労回復に効果的な「だれでもできる温冷交互浴の方法」とは?

現代生活の問題の一つに「長時間労働」というのがあると思います。毎日、仕事ばかり忙しくしていると、カラダにどんどん疲労が蓄積されていくため、なかなか仕事の生産性が上がらず、ネガティブスパイラルに入ります。ちなみに、ずっとそのような状態が続いていると、場合によっては、自律神経失調症などの精神病にかかるリスクも上がると言われているので、毎日の蓄積した疲労をしっかりと取り除いてから1日を終えることはとても大切なことと言えます。

疲労回復のやり方は、みなさんそれなりに自分なりの方法を作っているとは思います。しっかり睡眠を取るや、暴飲暴食しないなど。今日は、僕が毎日実践している「温冷交互浴」について詳しくお話したいと思います。これも、実は、僕がお世話になったパーソナルトレーナーから教えていただいた疲労回復法で、実際にやってみて、とても高い効果が体感として得られているので詳しくお話します。

温冷交互浴とは?

名前の通りなのですが、暖かいお風呂と冷たい水風呂を交互に入る入浴方法です。暖かいお風呂に入ると、体内の毛細血管が開くので血流がよくなります。一方、冷たい水風呂に入ると、体内の毛細血管が縮むため、血流が悪くなります。この伸縮作用を繰り返すことで、体内の疲労が回復していくと言うものです。

以前は、疲労回復の原因は、筋肉を動かすと分泌される「乳酸」にあると考えられており、この乳酸を排出する作用が温冷交互浴にあるから効果的なんだと言う話が多かったのですが、最近は、乳酸が疲労物質ではないことが判明してきたため、この温冷交互浴の作用は別のところにあるようです。

そのパーソナルトレーナーの方もおっしゃっていたのですが、その一つは自律神経のバランスを整える効果にあるようです。自律神経というのは、首の後ろ、背骨に沿って通っている神経のことで、交感神経と副交感神経の二つから成り立ちます。仕事やスポーツなど、頭の脳や体の筋肉を活発に働かせたいときは、交感神経を活発化させ、逆に、副交感神経には休んでもらいます。一方、家でゆっくりドラマを見たり、ベッドで睡眠を取るときは、交換神経が活発なままだといつまで立っても睡眠に入ることができないので、交換神経には休んでもらい、逆に副交感神経を活発化させます。

つまり、交感神経は、脳や筋肉を緊張させる作用があり、副交感神経は、脳や筋肉をリラックスさせる作用があると覚えておくとよいです。

この切り替えのバランスや調整が狂ってしまったときに発病する病が、いわゆる自律神経失調症と言われる精神病です。症状は「うつ」などの軽度のものから、統合失調症と言われる重度の精神病まで様々なものがあるのですが、原因は、この自律神経が一般的な状態から極端に崩れてしまうことにあります。最近は、この自律神経失調症が原因で、それまで順調にキャリアを積んでいた方が、突然、働けなくなり、契約社員やアルバイト生活になってしまうというケースもあります。僕の周りにそのような方が、以前、実際にいました。ひどい話ですが、現実です。まさに、現代病の典型例と言えます。自分のカラダを大切に扱う目的で、自律神経のメンテナンスも自分でできるようになることは、とても大切なことです。特に、入浴方法を工夫するだけで実践できるというのは、素晴らしいことです。

しかし、まず、はじめにみなさんの頭に浮かぶことは「家にそんな環境あるわけない!」ということだと思います。我が家も当然ありません。では、家の近くでそれをできる場所はどこか?というと、答えは「ジム」なんですね。

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特に、ジャグジーと水風呂があるジムが良いです。なぜかと言うと、「暖かいお風呂」が「ジャグジー」になっていると、なおのことマッサージ効果が高いです。浮力で体が浮いている状態に、ジェットバスの気泡が体に当たるので、水圧によるマッサージを受けているような状態になるからですね。つまり、リラックス効果がより高いのですね。これは、僕がお世話になっている整体師の方から教わりました。この話を聞くと分かると思いますが、温浴には脳とカラダをリラックスさせる副交感神経を活発化させる作用があるということです。逆に、冷浴は、交感神経を活発化させる効果があります

また、その整体師の方からも、別途、教えてもらったのは、「サウナ」はあまりカラダによくないそうです。ジェットバスは、カラダを芯から温める効果がある一方、サウナはカラダの表面しか熱くならないため、汗はかいているが、カラダを疲労回復させる効果はあまりないよう。確か、僕の体験としても、サウナと水風呂を交互に入っていたときよりも、温冷交互浴に変えてからの方が、カラダがリラックスしている体感がしっかりとあります。

ここから、実際の入浴方法の話をしたいと思います。

1.まず、しっかり準備を

まず、入浴前に水分を十分取ります。500mlが理想です。一度にこんな飲めないと思うので、実際には、ミネラルウォーターの500mlのペットボトルをお風呂に持ち込むのが良いと思います。この入浴方法で、けっこう汗をかきます。汗をかきすぎると血液がドロドロになってしまいます。これはカラダの血液の管が詰まる元になるため、不健康の原因になります。なので、水分をいつでも取れるようにすることでこの問題を防ぎます。

2.そして、入浴

ここから、実際の入浴です。冬場と夏場で順番を変えるのが良いようです。

冬場は、温浴・冷浴・温浴の順です。一方、夏場は、冬場の逆で、冷浴・温浴・冷浴の順です。なぜかと言うと、夏場は暑いので、すでにカラダが温まっており、汗腺も開いているからですね。

まず暖かいお風呂に「半身浴」します。全身で入ると頭がボーッとするため、半身浴が良いとのこと。ちなみに、調べて分かったのですが、露天風呂の入り方として、頭を冷やし、足(下半身)を温める状態で入浴する「頭寒足熱」(ずかんそくねつ)という方法がありますが、これは日本人が古くから実践している理想の健康方法の一つなのですね。「半身浴」の考え方は、この「頭寒足熱」と通じるものがあります。入浴時間は、お風呂の温度と自分の体温にもよるのですが、だいたい4から5分程度ぐらいと思います。僕は実際の時間よりも「体感」を重視していて、体の芯がポカポカしてきたなと思った上がります。

次に、水風呂に入ります。これも温度によりますが、だいたい30秒から長くても1分程度です。暖かいお風呂に先に入っているので、汗腺(皮膚上にある汗が出る線)が完全に閉じて、カラダが締まるような感覚を覚えたら上がります。

これを最低3回、理想は5回繰り返すことです。

3.入浴後の水分補給も忘れずに

入浴後は、しばらく休むのが良いです。その際に、この入浴で失われてしまった水分を補給するために、ミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むのが良いですが、僕は、ビタミンCがたくさん入っている炭酸ジュースを好んで飲んでいます。温浴でカラダが熱を持つと体温を下げるために、ビタミンCを消費します。なので、ビタミンCと水分の二つを同時に補給できるものといのがポイントです。実際に、この入浴後のビタミンCが入った炭酸ジュースはものすごく美味しく感じます。人は、不足しているものを摂取したとき、一番、美味しく感じると言いますからね。

そして、実際に、この入浴法をやって睡眠に入る日とそうでない日で比べたのですが、翌日の疲労回復感のレベルが、全くといっていいほど違います。温冷交互浴をやってから寝た翌日の朝は、起きた時、カラダがとても軽いのですね。実際にやってみてください。分かると思います。

4.家でやる方法

最後に、参考までに家でやる方法もご紹介しておきます。家の場合は、温浴は暖かいお風呂、冷浴は水シャワーになります。水シャワーが苦手な人は、「足浴」といって、足だけに水シャワーをかけるのでも良いと思います。効果は、さすがに上で述べたようなジムでの方法には劣りますが、その日、忙しくてジムに行けなかった、という日などは、家でこの方法でやるのが良いと思います。

最後に、こちらの入浴方法を教えてくれたパーソナルトレーナーの方のご紹介も含めて、パーソナルトレーニングによる健康方法の実践についてはこちらにまとめていますので、参考にしてください。

20年後の自分に後悔しないために僕がパーソナルトレーニングに3ヶ月投資する3つの理由

 

いかがでしたでしょうか?毎日の入浴方法を変えるだけで、これだけ効果が得られる疲労回復方法もなかなかないと思います。みなさんが、より健康的な生活を送れることを心から祈っています!

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