ビットコイン週次分析-2020.07.13-07.19-ハッシュレートが過去最高値を更新。$9343が上昇ブレイクのキー価格と見る

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年7月13日から7月19日です。

早速はじめていきましょう。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートですが、今週は、変化なしです。

ビットコイン市場の動向

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

かなり値幅が狭くなってきましたね。大きな方向転換が出る前ぶれが近づいてきていると言えます。まず、上昇のブレイクアウトのキープライスは、この7月13日につけた、$9343です。さらに7月8日につけた$9470を超えてくるようですと、ほぼブルトレンドに入ったと見てよいと思います。

一方下値は、7月16日につけた$9,047で、最近マークした下値になるため、ここをさらに割れてくる場合は、売り勢力が更に勢いづく可能性があるため、大きな下落がありうると見ています。

続いて、日足チャートの分析です。

見ての通り、ほぼ値動きがなくなってきているのがわかりますね。方向転換が生まれる前ぶれです。

そして、週足分析です。

黒でマークしたのが、過去あった安定相場の時期です。大体2ヶ月から3ヶ月ほど続いた実績があります。今回もう2ヶ月経過しようとしているので、そろそろ方向性が出てくるのは全く違和感がありません。

上昇なのか下落なのか?
ファンダメンタル材料をベースに、どちらの確率が高いのか、分析をしていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

先週13日の難易度調整は、大幅上昇の+9.89%で終えたことで、半減期後、ハッシュレートは歴代最高値を更新しています。また、次回27日の予測も現時点で、+6.37%と強気を保っています。

マイナー報酬半減期を受けてのマイナー市場の最適化はほぼ目処がついてきたと言うことです。これはブル材料です。

次に、CME先物の価格動向です。


引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$41.7から、今週は、+$36.6と、-12.3%になっています。先週に比べてまた少しベアです。やはり、$45-50レベルが今の相場展開だとピークの値なので、少し数値を戻す展開になっています。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、マイナス0.4%で、BTCドミナンスレートも-0.25%と下落。先週、アルトの利食い売りが入ったことがわかります。この数ヶ月でかなり値上がりましたからね。ただし、ドミナンスレートもわずかに低下している点を踏まえると、アルトへの資金流入が衰えていないことが確認できます。

次に、USDTの動向です。


時価総額は、今週は、先週と比べて、+0.4%。価格は、$1より少し下で推移しています。目立った動きはないので、USDT経由で大きな資金流入は起きていないように思います。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインが+1の12で、ゴールド、USD、全て変化なしという週になりました。そろそろビットコインに動きがでるであろうということで関心を持ち始めている個人投資家が増えてきている印象を受けます。

次に、ゴールドの価格です。

インフレ懸念を買い材料に、価格は、$1800を超えて、大台をそのままキープしています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

今週から、米国財務省データを直接見ることにしました。

先々週の-0.72%から、若干下げて、-0.82%となりました。ゴールドと同様にまだまだ米国債もインフレ対策で強いです。この数値がピークアウトしてくるようですと、株式市場への資金流入が見込めるので、BTC相場にとっては、ある程度ポジティブ評価ができます。

続いて、S&P500です。

ほぼ行ってこいの往復相場です。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

一方、NASDAQは価格を戻しきれずという具合で、先週つけた、$11,000の最高値は、流石に高すぎると判断されているようですね。

恐怖指数のVIXは、株式市場の回復を受けて、引き続き、マイルドなベアトレンドです。

そして、7月20日から26日の注目すべきイベントです。

2日:米国住宅価格指数(前期比)
23日:米国新規失業保険申請件数(前週比)、米国景気先行指数(前月比)
24日:米国新築住宅販売件数

です。いずれも米国の景気回復状況を知る良い手がかりになります。

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

そして、新型コロナウィルスの動向です。


感染率は、先週の+27.1%から今週は、12.2%と落ち着きを取り戻しています。死者数は+6.5%とほぼかかわらずです。

少し回復傾向が出てきているため、株式市場には多少プラスと言えます。

続いてのニュースです。


2500億円以上を超える運用資産を持つ世界最大の仮想通貨投信GrayScaleのGBTCのプレミアムがほぼゼロに近づきつつあります。この兆候は、2017年のバブル前と、2019年の仮想通貨の冬のおわりにも同じ傾向が出ています。つまり、ブル材料です。

以上までのニュースを踏まえると、上昇ブレイクの確率の方がBTCは高いと見ています。

続いて、

コロナに落ち着く間もなく、中国が物凄い規模の洪水被害に襲われています。長江が氾濫しており、避難者は、3,800万人規模になっています。景気回復にかなりネガティブな影響が出そうです。

続いて、


テキサス州で、新型コロナウィルスに感染した患者との交流パーティに参加した男性が、見事、感染し、先週死亡しました。彼は、死ぬ前に、看護師に「新型コロナはフェイクニュースだと思っていた」と語ったそうです。世界中の主要メディアで取り上げられるフェイクニュースは普通ありませんw

最後にいつものスライドです。


仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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