ビットコイン週次分析-2020.07.20-07.26-CEMの$280の窓埋めを注視しつつ、$10,000台を今週・来週キープできるかがポイント

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年7月20日から7月26日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログ・Youtubeを参照してください。

 

 

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートですが、今週は、変化なしです。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週予想した通り、ブル相場の展開となりました。重要な心理線である$10,000も超えました。目先の課題は、$10,000を一定期間キープできるかです。ここがキープできれば、更なる大きな上昇が見込めることになってきます。

続いて、日足チャートの分析です。

日足チャートから分かるように、次のチャレンジは、コロナショックに入る前につけた直近最高値の$10,500です。理想的には、一旦、この価格を突破してから、修正局面を迎えるのが理想と言えます。

そして、週足分析です。

わずかに売買高のトレンドが上がってきています。急上昇したのが週末だったためですね。今週は、さらに売買高が上がると見ています。ブレイクアウトの動きが活発化してきている証拠です。

では、今後の展開について、ファンダメンタル材料をベースに、分析をしていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

もう間も無く次回の難易度アップデートが実行されます。現時点では、少しマイナスの-2.41%です。先週の月曜は、+6%台でしたからベアトレンドになっていますね。

次に、CME先物の価格動向です。

引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$36.6から、今週は、+$45と、+22.9%と再び、ブルトレンドに転じています。また、特に、売買高がかなり伸びており、こちらもブレイクアウトの展開になっています。ただし、$45-50の値は、ほぼピークレベルの値なので、少し戻しが入る可能せがあります。

次に同じCMEのBTC先物で注意しておきたいポイントです。

このチャートにあるように、BTC先物で、「窓」が空いています。

$280ほどの価格ギャップです。大半、この窓は、1週間から2週間ぐらいかけて埋まることが多いです。これが発生する原因は、仮想通貨取引所が24時間365日営業している一方で、CMEは週末は市場に営業しないためです。なので、これはベア材料と評価できます。

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、プラス11.8%で、BTCドミナンスレートも-1.15%と下落。非常によい理想の展開となっているので、一旦、修正局面が出ても不思議ではないです。

次に、USDTの動向です。

時価総額は、今週は、先週と比べて、+3.07%。価格は、見ての通り、BTCの急上昇局面で、一気に買われているのが分かります。価格も以前、$1より上で推移していますから強気の展開です。こちらはブルです。

そして、Google Search Trendのデータです。

ビットコインが-1の11で、ゴールドは、+3の75、USDも、+1の27です。このデータは25日までのものなので、26日のBTCの$10,000超えのデータは反映されていないですね。また、ゴールドも、インフレリスクの台頭でかなり勢いに乗っているため、検索人気も上がっています。

次に、ゴールドの価格です。

インフレ懸念を買い材料に、価格はとうとう$1900台を突破し、さらに上昇力を強めています。米国のコロナ第2波の景気対策でさらに資金注入が予定されているため、引き続き、ブル相場の展開が続くと予想されます。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-0.82%から、更に11%下げて、-0.92%となりました。ゴールド同様にインフレリスク対策として強気相場が継続しています。

続いて、S&P500です。

株式市場は、米国を襲っているコロナ第二波の影響で低迷中ですね。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

NASDAQも同じくです。

恐怖指数のVIXは、株式市場が下げつつも、乱高下はしていないので、ほぼ変化なしです。

そして、7月27日から8月2日の注目すべきイベントです。

30日:米国新規失業保険申請件数(前週比)、米国実質GDP(前期比年率)

です。失業者保険申請者は、コロナ第二波の影響で、先週より再び増加に転じているため、今週も悪化が予想されます。GDPは、4ー6月期になり、正にアメリカにコロナショックが直撃したタイミングになるため、こちらも数値悪化が予想されます。

株式市場にとってはベア材料で、ゴールドにとってはブル材料です。ビットコインにとっては、株式市場が極端に下げなければそこまで影響は受けないと見ています。発表内容次第ですね。

なので、まとめると、理想の展開は、米国の数値発表前に、$10,500を超えてしまい、修正相場展開に入り、次の上昇までのエネルギーを蓄えること。一方、$10,500を超えられない場合は、くじら投資家などによる買い支えがない限りは、CMEの窓埋めに押されて、再び、$10,000割れとなり、$9,000台でのボックス相場展開が継続することが予想されます。

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の+12.2%から今週も、12.1%と通常の増加ペースに戻っていいます。死者数は+7.0%と先週の6.5%に比べて少し上昇しています。

続いてのニュースです。

26日のビットコイン上昇を受けて、ビットコインキャッシュやライトコインなど、上位アルトに資金流入が確認できます。が、これはあまりよい傾向ではないです。大半は、トレーディング資金だからですね。この相場展開が崩れると大半、全体相場が下落することが多いため、ネガティブ材料として判断しています。

続いて、

VISAは、デジタル通貨時代の到来について、ブログを公開しました。

VISAのカードネットワークを活用した仮想通貨決済の普及を支援する内容を書いています。中長期のブル材料ですね。

続いて、

ライバルのMaster Cardも、仮想通貨業者のカード発行プログラムを拡充していくと発表しています。こちらも中長期のブル材料ですね。

続いて、

PayPalが、Paxosと提携して仮想通貨販売事業を開始することが発表されました。

僕は、裏の狙いがあると見ており、それはPaxosが発行するTUSDのステーブルコイン事業です。PayPalは、リブラを抜けたのちも、やはり、ステーブルコイン事業を狙っているようですね。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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