ビットコイン週次分析-2020.07.27-08.02- $12,000を突破後、フラッシュクラッシュを起こすもキー価格$10,500の上をキープ、$10,930前後に地盤形成の兆候あり

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年7月27日から8月2日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。先週、フラッシュクラッシュが起きたタイミングで、いくつかのアルトコインに追加投資しました。ETH、LINK、MKR、COMP、KNC、OGNです。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

かなり動きの激しい1週間になりましたね。日曜日の前半までは、$12,000超えまでブル相場の展開が続き、その後、フラッシュ・クラッシュが発生しました。しかし、とても良かったのは、$10,580と直近高値の$10,500手前で踏みとどまったことです。これで、$10,500が新たなサポートラインとなり、地合いの強さはキープできていることが確認できています。

そして、フラッシュクラッシュ後の地合いがためもおきつつあり、$10,930前後を2度トライして反発していることからここが第2のサポートラインとして形成されつつあることが確認できます。日足ベースでも、ここのサポートラインが確認できるようですと、強いですね。ここから再び上昇相場に転じてくる可能性が見えてきます。

続いて、日足チャートの分析です。

直近最高値の$10,500の再確認ですが、コロナショックによるフラッシュクラッシュが起きる前の2月13日につけた高値であり、年明けの上昇ブームの最中でしたから、この価格帯をサポートラインにおけていることは、年始以来のブルトレンドの回復が確認できることにもつながるため、重要視しています。

そして、週足分析です。

週足では、よりキレイなブレイクアウトが確認できますね。売買高もしっかりと上昇しているので、良い傾向です。ただし、最後にほぼ半値戻しが入ったことで、超強烈なブル相場展開にはなっていません。

では、今後の展開について、ファンダメンタル材料をベースに、分析をしていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

27日の難易度アップデートは、-2.87%と少しマイナスとなりました。次回の8月11日の予想値は、少しマイナスの-0.21%です。引き続き、半減期前の難易度を超えていますので、地合いは強いです。

次に、CME先物の価格動向です。

引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$45から、今週は、+$35となり、-22%と少しベアトレンドです。ただ、やはり、予想した通り、$45-50はほぼピークレベルの価格差なので修正が入ったというところです。

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、先週とほぼ同じ水準のプラス11.3%で、BTCドミナンスレートも-0.07%の60.8%と、小幅の下落です。この点を踏まえると時価総額の上昇要因の大半はBTCですね。こちらの予想通り、先週は修正局面の展開となりました。

次に、USDTの動向です。

時価総額は、今週は、先週と比べて、+9%。価格は、先々週の$1より上のラインでの価格推移は収まり、$1前後での価格推移の展開となっています。発行高は更に増えていますが、買い需要は少しトーンダウンしている印象です。

次に、今週から、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCを追うことにしました。USDTは仮想通貨トレーダーが使うことが多い一方、GBTCは、一般の個人投資家が使うことが多いので、より純粋なアメリカドルからBTCへの資金流入のトレンドを追うことができます。

心理線の$10,000を超えたことで、更にそのGBTCの人気が上がるとみており、追っていきます。

チャートは引き続き、ブルトレンドをキープしており、現在の価格、$12.81です。

そして、Google Search Trendのデータです。

3つとも上昇でした。Bitcoinは、+6の17。Goldは、+12の87、そして、USDは、+3の30です。先週の米GDPの4-6月期の数値が前期比が、マイナス32%と強烈に落ち込んだことで、ヘッジ投資先としてのゴールドは一気に人気度を上げています。

次に、ゴールドの価格です。

引き続き、インフレ懸念と米国景気の後退を懸念し、ブルトレンドをキープしています。来週から再来週には、$2,000超えも実現すると見ています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-0.92%から、更に8.6%下げて、-1.00%まできています。ゴールド同様にインフレリスク対策として強気相場が継続しています。まだ、強いですね。ここが弱くなってくると、ドル通貨危機のスタートです。

続いて、S&P500です。

先週、一連の米企業業績発表を受けて、主にハイテク株の業績が良かったことから、わずかに上げています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

やはり、ハイテク銘柄中心のNASDAQ100の方が、ブルトレンドが強く出ています。より鮮明です。

恐怖指数のVIXは、株式市場の活況を受けて、少しベアトレンドです。

そして、8月3日から8月7日の注目すべきイベントです。今週は、7月の統計データに関して重要発表が多くリリースされます。注意しておきましょう。

3日:ISM製造業景況指数
5日:ISM非製造業景況指数
6日:米国新規失業保険申請件数(前週比)
7日:7月の米失業率
7日:7月の非農業部門の新規雇用者数

これらの数字がマイナス値で出てきた場合に、ビットコイン相場が、ゴールドと同じように、ブルトレンドで反応してくる場合、相場展開の質が変化してきていることを意味するので注目しています。

特に、先週、Business Insiderからでたこの記事のように、米中関係の悪化を受けて、ゴールド同様にビットコインを買う動きが個人投資家に出てきているというニュースが出ているのは追い風です。

どのような展開になるのか、注視しています。

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の+12.1%から今週は11.2%とわずかに改善が見られます。死者数は先週の+7.0%から、+6.2%とこちらも改善が見られます。

また、引き続き、人口大国の南米のブラジルと、アフリカの南アフリカが増加傾向が強いため、注視しています。

続いてのニュースです。

先ほどもふられた、GrayScaleのGBTCの投資信託の運用資産は、5,000億円を超えました。成長スピードが上がってきています。米ドルからBitcoinに資金が流れるスピードが加速している証拠でもあります。

続いて、

仮想通貨のラッピング技術を提供するブロックチェーンプロジェクトのSynthetixが、財団の解体を発表し、DAOへの完全移行を進めていくことを決めました。

これは素晴らしいことですね。ブロックチェーン産業のDAO化が進むことで、ますます、この産業は発展していきます。

続いて、

SpaceXの宇宙船ドラゴン号に乗った二人の宇宙飛行士のボブとダグの二人が無事、地球に帰還しました。めでたいです。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は全て自己責任です。

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