ビットコイン週次分析-2020.08.17-08.23-ファンダメンタル次第で$19,370を目指せる展開

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年8月17日から8月23日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。今週は変化なしです。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週は色々と動きました。まず、8月18日に、ゴールド相場に釣られる形で、フラッグを上方にブレイクアウトし、2019年8月6日につけた$12,330を超える、$12,468まで上昇しましたが、その後、ほぼ値をブレイクアウト前の水準まで戻す形になりました。売買高をもいると、上昇時の方が下落時より売買高は多いので、ある程度ブルトレンドはキープできるのは確認できます。

そして、8月20日に発表された米国失業者保険新規申請者数が、3ヶ月ぶり上昇に転じたニュースには、無反応という具合です。ゴールドはブル相場で反応しています。

また、その後、価格は、22日に$11,376まで下落しますが、この価格は、今回の上昇トレンドの出発点となっている、8月12日の$11,125よりは高い値段なので、この点からもある程度ブルトレンドはキープできていることが確認できます。

一応、$12,330を超えましたが、次は、$13,970を目指す展開ですが、ここを取りに行くには、日足や週足でもブル展開になっている必要があるでしょう。

続いて、日足チャートの分析です。

ボリンジャーバンドを見るとわかる通り、相場が再び収束方向に向かいつつあるのがわかります。目先は、$10,500のサポートラインを割らずに収束相場が展開できるかがポイントです。

また、KDJは、底入れ感のチャンスが見えてきています。

そして、週足分析です。

やはり、ボリンジャーバンドで、上に張り付く動きが出ると押し戻しが入る展開が続いています。少しずつ切り上がってきているのが分かります。ただし、KDJを見ると、日足は底入れ感が出そうな感触が見えてきていますが、週足はむしろ、下落しつつ収束に向かう動きが出ているため、直近、2,3週間以内に、$13,970を狙う動きは、テクニカル上はないと見ています。あるとすれば、ファンダメンタル材料次第です。

では、今後の展開について、ファンダメンタル材料をベースに、分析をしていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

 

次回予定の24日の予測値は、先週の4.42%から、少し下がって、+3.14%とマイルドなブルトレンドです。

次に、CME先物の価格動向です。

引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$93から、今週は、+$71となり、-24%となっています。まだ、強いブル展開は続いていますが、売買高はかなり減ってきているので、危険信号と見ています。

 

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

 

市場全体の時価総額は、今週は、前週の+3.1%から、-2.0%です。

一方で、BTCドミナンスレートは、+0.67%となり、59.22%です。

つまり、アルトコイン市場中心に利食い売りがある程度で出て、全体の時価総額が下がりつつ、BTCのドミナンスレートが低下したことがわかります。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、先週と比べて、+5.1%、先週は、+3.7%でしたから、再び、USDT需要が増えてきています。ここはブルですね。

価格は、先週に引き続き、$1近辺に推移しています。ある程度強い購入需要があることが確認できます。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。

USDTは仮想通貨トレーダーが使うことが多い一方、GBTCは、一般の個人投資家や機関投資家が使うことが多いので、より純粋なアメリカドルからBTCへの資金流入のトレンドを追うことができます。

8月18日に再び、直近高値を更新し、$14.83をマークしました。少し気になっているのはその後の値動きで、8月20日に13.51をつけた後、21日にも、$13.5と20日の下値を割っているので、フラッグの展開ながら、ベアトレンドの展開になっています。注意したいところです。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

8月19日時点で、416,013BTCとなり、8月10日より、+3.6%増加しています。

そして、Google Search Trendのデータです。

 

Bitcoinは、変化なしの14。Goldは、-11と大きく下がり89、そして、USDも変化なしです。ゴールドは、$2,000台をキープできなかったことで、勢いが一旦収束した印象があります。

次に、ゴールドのチャートです。

8月17日から18日にかけて、ブルトレンドの展開となりましたが、その後、ほぼ同じ水準で値を戻しました。この動きは、ビットコインでも同じでしたね。

一方、8月20日の米国新規失業保険申請者数の発表が、再び上昇になったことを受けて、相場はブルで反応しています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-0.94%から、再び-6.3%下げて、-1.00%になりました。-1.00%水準をピークとする展開が続いています。
ほぼ、同じインフレリスクで買われるゴールドと同様の展開になっています。

続いて、S&P500です。

8月20日の米国新規失業保険申請者数の発表が、再び上昇になったことを受けて、20日は下落相場となりましたが、総じて穏やかなブルトレンドをキープしています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらも同じく、8月20日の米国新規失業保険申請者数の発表時は下落しましたが、ブルトレンドをキープしています。

恐怖指数のVIXは、


8月20日の米国新規失業保険申請者数の発表時のみ、上昇に転じましたが、その後、再び下落しています。

そして、8月24日から8月28日の注目すべきイベントです。

27日:米国新規失業保険申請件数(前週比110.6万)

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

まず、

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の+9.2%から今週は8.3%と、更に改善が見られます。死者数も、先週の+6.0%から、+4.4%となり、改善しています。

続いてのニュースです。

WHOのヘッドが、新型コロナウィルスの収束に必要な期間を、1919年に流行したスペイン風邪と同レベルの2年程度になる見通しと発表しました。

現時点の数字の進捗を見ても2年はそんなにズレてはないと思いますが、強力な変異種や別の要因が出てこなければ、もう少し早くなる可能性もあると見ています。

続いて、

さて、2020年11月の米国大統領選が近づいてきました。現状は、民主党バイデン氏がある程度優勢をキープしています。政権によって恩恵を受ける銘柄も大きく変わるため、そろそろ準備を進めるときです。

続いて、

新型コロナウィルス関連です。中国で、パンデミックの影響で、国際貿易にも支障が出たことから、過剰消費を抑える動きが中国に出ており、その一つとして、フード・ウェイストを是正する動きが出ています。例えば、日本では、出されたものを残さず食べることが礼儀なのですが、中国は逆で、残す方が満腹の証しとされています。この中国人の慣習が、是正されることは環境問題にとっては非常に望ましいことなので、今後に期待です。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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