ビットコイン週次分析-2020.08.24-08.30-テクニカルでは、再び$12,000台を回復できる展開

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年8月24日から8月30日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

先週、4つの銘柄に新たに投資しました。DOT、LEND、YFI、そして、HNTです。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。


先週は、比較的穏やかな動きでした。8月26日に$11,117の下値を受けたのち、8月27日の米国新規失業者保険申請者数の数値が改善したことを受けて、相場はわずかに下げた後、上昇し、そして、8月28日に、26日よりわずかに高い$11,125をつけた後、緩やかなブルトレンドを描いています。

引き続き、昨年6月26日につけた$13970を狙える展開が続いていると言えます。

続いて、日足チャートの分析です。

ボリンジャーバンドを見るとわかる通り、今ちょうど中央ラインに差し掛かったところで、かつ、KDJも短期のトレンドラインが長期のトレンドラインをうわ抜こうとしてきているので、特にファンダメンタルなどでネガティブな材料がなければ、再び$12,000台への上昇を狙える展開になってきています。

そして、週足分析です。

週足のボリンジャーバンドは、まだ上のラインに対して値幅に余裕があるため、日足のブルトレンドにとっては追い風です。

では、今後の展開について、ファンダメンタル材料をベースに、分析をしていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

24日は、+3.60%で調整を終えました。次回、7日は、-2.05%が現時点での予測値です。ここは、少しベアですね。

次に、CME先物の価格動向です。

引き続き、「順ざや」はキープ。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$71から、今週は、+$65となり、-8.5%となっています。少し下げましたが、まだブルトレンドはキープしています。売買高も大きくは落ちていないので、こちらもプラス材料です。

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、今週は、前週の-2.0%から、+3.8%です。

一方で、BTCドミナンスレートは、-1.36%となり、57.86%です。

つまり、前週は、一旦、アルト市場に利食い売りが入り、時価総額は下落、BTCドミナンスは上昇となりましたが、今週は、再び、資金がアルトに流入しており、時価総額も大きく上昇、BTCドミナンスレートも大きく下げています。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、先週と比べて、+3.55%、先週は、+5.1%でしたから、先週の発行増がアルトに流れて、その流れは、今週もある程度続いていることが確認できます。

価格は、先週に引き続き、$1近辺に推移しています。ある程度強い購入需要があることが確認できます。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。

USDTは仮想通貨トレーダーが使うことが多い一方、GBTCは、一般の個人投資家や機関投資家が使うことが多いので、より純粋なアメリカドルからBTCへの資金流入のトレンドを追うことができます。

前週は、穏やかな軟調相場でした。しかし、25日に、$12.58をマークし、再び上昇から下落に転じた後、8月27日は、$12.68と、25日より高値をつけて再び上昇に転じていることから、地合い強さはある程度キープできていることがわかります。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

8月19日時点で、422,308BTCとなり、8月10日より、+1.5%増加しています。前週は、+3.6%でしたから増加率は下がっています。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、-3の11。Goldも、-3と大きく下がり86、そして、USDは、-1の27です。全般的に少しベアトレンドですね。

次に、ゴールドのチャートです。

8月27日の米新規失業者保険の申請者数の改善に対して、一時的に大きく上昇に触れた後、再び大きく下げるというかなり波乱の展開になりました。しかし、その後は、再び上昇の転じています。少しトレンドの方向性が掴みにくい展開になっていますね。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-1.00%から、再び-0.3%下げて、-1.03%になりました。-1.00%水準をピークとする展開が続いています。
ほぼ、同じインフレリスクで買われるゴールドと同様の展開になっています。

続いて、S&P500です。

8月20日の米国新規失業保険申請者数の数値改善には、少しネガティブに反応した後、上昇に転じて、$3,500台まできました。マイルドなブルトレンドが来てますね。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらも同じく、8月20日の米国新規失業保険申請者数の発表時は下落しましたが、ブルトレンドをキープしています。

株式相場が活気づいてくると、リスクオン状態になり、リスクアセットの仮想通貨市場にも資金が流れてくる期待が出てきますので、ここはポジティブ材料です。

そして、8月24日から8月28日の注目すべきイベントです。

9月3日:米国新規失業保険申請件数(前週値:100.6万)
9月4日:米国失業率、8月度。(前回値:10.2%)

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の+8.3%から今週は7.3%と、更に改善が見られます。死者数は、先週の+4.4%から、+4.5%となり、わずかに上昇です。

続いてのニュースです。

NBAスターのレブロン・ジェームズが、最近また起きた警官による黒人暴行を受けて、今シーズンのボイコットを宣言しました。バイデン候補の勝利には必要な動きですね。

続いて、

日本の安倍首相が、持病悪化を理由に辞意の意向を固めました。中国メディアは、かなり残念な反応をしています。理由は、安倍首相に、米中貿易交渉のブリッジ役を担ってもらっていたからです。これで、中国にとっても、バイデン候補の勝利が重要になってきましたね。トランプが再選されると、米中貿易交渉は相当荒れるでしょう。

続いて、

米SECが、画期的な規制緩和案を発表しました。リードしたのは、クリプトママことピアース女史です。

仮想通貨など実上場リスク資産に投資できる適格機関投資家の要件を、それまでの総資産が1億円以上で、かつ年収2,000万以上という「経済力」を基準にするのではなく、専門知識(資格など)を基準にすることで、門戸を広げようとする案です。

これは、仮想通貨市場にとってはかなり追い風です。より多くの資金が市場に流れてくるチャンスが生まれます。

続いて、

ビットコイン懐疑派で、ゴールド支持者の著名投資家ピーター・シフ氏が、18歳になる息子がビットコインを買っているという話を受けて、どうやらサポーターに転向した方です。いいですね。

続いて、

フィデリティが、1口1,000万からのBitcoinファンドを準備中とのことです。また多くの資金がビットコインに流れてくることが期待できます。

これら一連の動きを受けてですが、ビットコイン市場は、キャズムを超えて、そろそろアーリー・マジョリティが動き出してきている感触を持っています。

ここは、キャズムにおいて最大ユーザー規模を誇るため、大きな価格上昇が期待できます。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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