ビットコイン週次分析-2020.09.07-09.13-週足のボリンジャーバンドに対するろうそく足の展開がカギ

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年9月7日から9月13日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

先週、4つの銘柄に追加投資しました。DOT、LINK、そして、YFIです。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週は、まず、9月8日に$10,438をマークした後、下げ相場となり、注目は、9月9日の売り勢力と買い勢力の攻防ですね。売買高の大きさとチャートのろうそく足の出方でわかると思います。

ここで、$9,850の下値から、切り返し、買い勢力が優勢となります。その後、10日の米新規失業者保険申請者数が、前週に比べて「変化なし」となったことを受けて、ブルに反応、ここから、10日に$10438.35と8日の高値をわずかに上回ります。

しばらく、様子見の展開となりますが、ボリンジャーバンドの収束を受けて、そのまま買い勢力が優勢によるブル相場が生まれ、13日に$10580の直近の新高値をとりに行きます。KDJはわずかにブルで反応しているのですが、倍売買高を見ると、ベアトレンドが確認できます。

つまり、高値を警戒し、あまり追随買いが起きていないことがわかります。結果、失速し、$10,200まで戻す相場になりました。

しかし、KDJは再びブルトレンドを形成してきているので、ボリンジャーバンドの中央値にあたる$10,350あたりを超えてくるようですと、再び、直近新高値をトライする可能性があります。

続いて、日足チャートの分析です。

KDJは、夏場から続く、長期のベアトレンドと、9月に入っての下落相場からの回復に伴う短期のブルトレンドが拮抗しつつあるのがわかります。

キープライスは、9月4日の$10627.05と見ています。ここを超えてくると、現時点のボリンジャーバンドの中央値に当たる、$11,000当たりは見えてくると見ています。

ボリンジャーバンドを見るとわかる通り、トレンドラインも更に下に向かっている状態です。

また、KDJもチャートにある通り、ダウントレンドが明確になりましたから、全体的にベア相場の展開に入ってきているのがわかります。

そして、週足分析です。

引き続き、ボリンジャーバンドの中央値の価格帯で耐えられるかどうかがカギの展開が続いています。ここを割ると、$9,000台前半までの下落は十分あり得ると見ています。

KDJは、ブルトレンドをキープしています。

では、ここからファンダメンタル材料の分析を進めていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。


先週7日の難易度は、-1.21%と少しベアで着地しました。次回20日は、現時点で、+5.26%とブルです。この水準をキープできるなら、ブル材料として考慮できますね。

次に、CME先物の価格動向です。

先週は「逆ざや」でしたが今週は順ざやに戻しています。

先週の1ヶ月平均の価格差が、-$32から、今週は、+$46となり、+70%となっています。また、売買高も先週の50%ぐらいの水準なので、悪くないです。

つづいて、

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の-13.3%から、今週は、+11.2%となりました。

一方で、BTCドミナンスレートは-1.41%の56.08%と大幅に落ちています。

つまり、今回の時価総額回復は、アルトが主導していることがわかります。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、+4.3%、先週は、+5.86%でしたから、先週に比べるとアルト買いのパワーは少しダウンしていることがわかります。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。

USDTは仮想通貨トレーダーが使うことが多い一方、GBTCは、一般の個人投資家や機関投資家が使うことが多いので、より純粋なアメリカドルからBTCへの資金流入のトレンドを追うことができます。

$10から$12の間を推移する動きが続いています。10日の米新規失業者保険申請者数のアップデートに対しては、減少がなかったことを受けて、少しブルに反応していますね。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

8月19日時点で、429,900BTCとなり、9月6日より、+1.75%と着実な増加です。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、+1の12。Goldは、再度-6と大きく下がり77、そして、USDは、少し上げて-2の27です。

次に、ゴールドのチャートです。

先週は、穏やかなブルトレンドをキープして引けています。ビットコインとの相関性が上がっていることは明確にわかりますが、ゴールドの方がよりトレンドラインがクリアですね。

10日の米新規失業者保険の申請者数の数値変化なしに対しても、明示的なブルで反応しています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先々週の-0.98%から、変化なしとなりました。

続いて、S&P500です。

10日の米新規失業者保険の申請者数の数値変化なしに対して、ベアに反応していますね。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらも同じく、10日の米新規失業者保険の申請者数の数値変化なしに対して、ベアに反応していますね。

株式相場が活気づいてくると、リスクオン状態になり、リスクアセットの仮想通貨市場にも資金が流れてくる期待が出てきますが、まだその動きが明示的には現れてきていない感触を持っています。

そして、9月13日から9月18日の注目すべきイベントです。

9月17日:米国新規失業保険申請件数(前週値:88.4万)

市場関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の+7.1%から今週は6.96%と、わずかに改善です。死者数は、先週の+4.1%から、+4.6%となり、再び戻しています。

続いてのニュースです。

まず、仮想通貨関連です。Sushiswapの創業者が、SUSHIトークンの価格上昇を受けて、保有するトークンの一部を売却し、14億円相当のリターンを得ていましたが、開発コミュニティからのクレームを受けて、全て返還したようです。僕は、基本的に、こう言う行為を一度でも働く起業家は信用しません。社会問題を解決する起業家は自己犠牲精神がなくてはならないからです。

続いて、

今、シリコンバレーが大変なことになっています。

干ばつによる山火事が深刻化しており、その煙で、シリコンバレー一体の空がオレンジになっているようです。昨年のオーストラリアの異常気象も凄かったですが、今度は、カリフォルニアです。うーん、アポカリプスですね。

続いて、スイスが、新たな仮想通貨法案を準備中とのこと。

特に、注目すべきは、DeFiに関してかなり先進的な規制が盛り込まれるようです。Crypto Nationになるべく着実に布石を打ってきていることがわかります。素晴らしいですね。

続いて、

引き続き、米中の緊張関係が続いています。

台湾の領空圏に、中国の戦闘機が数十回以上にわたり侵入を続けていることが確認されているようです。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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