ビットコイン週次分析-2020.10.05-10.11- Squareニュースが$10,000台をキープしながらの次なる長期上昇トレンド入り可能性引き上げる

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年10月5日から10月11日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

先週は、YFI、AAVE、そして、新規銘柄としてSTMXに投資しました。

ビットコイン市場の分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

今週は、10月8日にニュースに流れたSquareが、自社キャッシュフローの1%に相当する50億円分のビットコインを購入したニュースにマーケットがほぼ支配される展開になりましたね。

上昇パンプは合計3回おきました。

特に3回目の発生要因は、2回目時点で、ボリンジャーバンドが収束にかかったところで再度、買い勢力が勝る展開が生まれたことで、勢いが生まれて起きたと見ています。

そして、10月10日に、$11,491をマークした後は、小幅な動きをキープしています。

ただ、今後の展開はどうか?というと、二つ、10月10日に、$11,215と、12日に$11,221をつけた動きを踏まえると、21が15より少し上なので、ある程度、ブルはキープできているのですが、今回のSquareのニュースなど強力なファンダメンタル材料が出てこないと、やはり、修正局面に入ると見ています。

ただ、今回のこのブル相場があったことで、修正局面において、コロナショック前の高値である$10,500や、重要な心理線である$10,000以上をキープできる確率が上がりましたから、その分、次の長期上昇相場がスタートするタイミングで、さらに勢いがつきやすくなるという作用が出てきている点は、頭の中においておいた方がよいと思います。

続いて、日足チャートの分析です。

先週予測したように、KDJの収束局面を最終的に上離れで反応する展開になりましたね。ボリンジャーバンドも上値ラインに張り付いた状態が続いています。

ただし、売買高を見てみると、少しずつ下降局面に入ってきているので、数日以内にはまた方向感を探る展開が出てくると見ています。今のところは、下落の可能性が高いと見ています。

そして、週足分析です。

引き続き、ボリンジャーバンドの中央値の上をキープできていますね。特に、中央値のラインが、$10,000を超えてきているので、次の長期上昇相場の展開が始まるまで、このペースをキープできると、かなり強い上昇パワーが生まれてきます。

では、ここからファンダメンタル材料の分析を進めていきましょう。

まずは、ビットコインのマイニング難易度です。

4日の難易度は、最終的に -0.09%とわずかにマイナスで着地しました。次回18日の予測は、現時点で、-0.07%とわずかにマイナスです。ただ、先週、価格が$1,000ほど上昇しているため、この数字は上げてくる可能性があります。

次に、CME先物の価格動向です。

今週は「順ざや」をキープしています。先週の1ヶ月平均の価格差が、+$32.5から、今週は、+$61.25で、+188%です。先週の上昇を受けて、再びブル基調を強めています。

そして、関連ニュースとして、ここ最近の売買高が、7月下旬からスタートした上昇ラリーのとき同じ規模の売買高まで成長しきています。

この点を踏まえると、先物と市場は結構ブルであるということですね。

市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の-1.5%から、今週も6.0%となりました。

一方で、BTCドミナンスレートは+0.63%の58.45%と大きく伸びていますから、時価総額の上昇リードしているのは、ビットコインであることがわかります。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、+0.7%、先週は、+1.7%でしたから、やはり、アルトにはほとんど資金が流れていないことがわかりますね。

ただし、USDTの価格も$1,00近辺で推移していることから、資金自体がアルトコイン市場から抜けていないことも確認できます。様子見ムードという感じですね。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。

USDTは仮想通貨トレーダーが使うことが多い一方、GBTCは、一般の個人投資家や機関投資家が使うことが多いので、より純粋なアメリカドルからBTCへの資金流入のトレンドを追うことができます。
10月8日のSquareによるビットコイン投資を受けて、価格はブル基調となっています。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

下落の動きを受けて、追加で100BTCが売られており、-0.001%です。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、変化なしの9。Goldは、4ポイントと大きく下落して73、そして、USDも変化なしです。


次に、ゴールドのチャートです。

検索人気は下落していますが、価格はブル基調を強めており、11日には、$1929まで回復しています。検索人気は後追いになることが多いので、$2,000を超えてきたら、また盛り上がると見ています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先週は、変化なしでした。

続いて、S&P500です。

トランプ大統領の新型コロナウィルス感染からの回復を受けて、ブル展開です。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらも同じく、トランプ大統領の新型コロナウィルス感染からの回復を受けて、ブル展開です。

株式相場が活気づいてくると、リスクオン状態になり、リスクアセットの仮想通貨市場にも資金が流れてくる期待が出てきますが、まだその動きが明示的には現れてきていない感触を持っています。

そして、10月11日から10月16日の注目すべきイベントです。

10月15日:米国新規失業保険申請件数(前週値:84万)

ビットコイン市場の関連ニュース

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の6.0%から今週は6.6%と、そして、死者数は、先週の+3.8%から+7.8%となり、いずれも再び悪化の傾向になっています。やはり、長期化の可能性が強いですね。

続いてのニュースです。

Squareの50億円のビットコイン投資は、僕は、他の上場企業のビットコイン投資を加速させると見ています。

そして、何より大切なことは、こちらのキャズム理論のダイアグラムから言えることとして、彼らが、「アーリーマジョリティ」であるということです。上場会社の取締役会で、かつ、株主に監視されている環境において、ビットコインというリスクアセットに投資するという経営判断は、個人投資家とは桁違いに厳格な判断基準がありますから、彼らをアーリーマジョリティとみなすことは、間違いないと見ています。

Squareが、呼水になることで、今から、6ヶ月から12ヶ月いないに、次々に著名企業がビットコイン投資を開始すると見ており、このニュースが続くことで、ビットコインの次の長期上昇相場が発生すると見ています。今後が楽しみです。

続いて、

トランプ政権が、追加で200兆円のコロナショックの景気対策プランを通す予定です。11月の大統領選も踏まえた上での動きですが、さらにドルのインフレリスクが高まりますから、仮想通貨市場にとっては追い風です。

続いて、

DeFiに続く、ホットアイテムとして、NFTが徐々にきています。僕も、FlowのICOに参加しましたが、ゲームNFTが最も成長株になると見ており、これ自体が、DeFiを更に成長させると読んでいるので、期待大です。

続いて、

アメリカ議会が、引き続き、GAFAに対する厳しい姿勢をとっています。これ自体、非中央集権型インターネットの存在意義が世の中に認められているキッカケになると見ているので、良いトレンドです。

続いて、

老舗の大手仮想通貨ファンドのPanteraが、DeFi銘柄にアロケーションをかなり高く置いているようです。僕も全く考え変えで、同様のポートフォリオアロケーションを取っています。

さらに、これに加えて、NFTなど含めて仮想通貨を稼げるプロジェクトにもかなり資金をアロケーションしています。DeFiの成長を加速させるプロジェクトになるからです。

続いて、

SECのクリプトママこと、ピアース氏が、立ち上がりつつあるDeFi市場に対する、規制検討の話を始めています。良いことです。彼女が先回りしてくれることで、DeFiに対しても建設的な規制検討が進む可能性が高まるからです。引き続き、彼女を応援していきましょう。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

関連記事