つづいて、アルトコイン市場です。
こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。
目次
イーサリウム、EOS、TRONの市場分析
イーサリウム、EOS、TRONの3大BaaSからです。 dapp.comのデータです。
先週に続いて、イーサリウムは、DeFi銘柄の動きがバブル後の後退期にあるため、数字が下がっています。
TRONも、JUSTSWAPのブームが下火に入ったようで、数値を落としていますね。
イーサリウム関連のニュースです。
DeFiの成長を受けて、特にトランザクションが頻繁に発生するDEXの成長の影響が大きいと思いますが、イーサリウムのトランザクションコストが、Bitcoinを追い抜く状態が2ヶ月続いています。他のBaaSやBlockchain Interoperabilityの市場活性化につながる要因になるので、引き続き、注視したいです。
また、Consensysが保有するウォレットアプリMetamaskが、トークンSwapサービスを開始しました。
いよいよ彼らもアグリゲーターとして動き出してきましたね。
また、EOSの関連ニュースです。
Google Cloudが、EOSのバリーデーターに参加することになりました。
Braveブラウザの市場分析
次に、BATの動きです。
パブリッシャー数はプラス0.9%、BATアドレス保有者もプラス0.37%とわずかな伸びにとど待っています。そろそろキャズムの壁に到達してきている可能性がありますね。
ただ、あまり心配はしておらず、
例えば、Braveは、AndroidのGoogle Play Storeで、4.8と、ブラウザソフトでNo.1のスコアを獲得しています。アクティブユーザーの規模が拡大し続ける限り、確実にキャズムは超えていくでしょう。
MKRの市場分析
次は、MakerDAOです。 Defiレンディング市場全体の動向を追いながら、MKRの動きを見ています。
今週から、市場全体の成長と、Top3の成長を比較してみていくことにしています。全体は、先週に比べて、-7.3%です。引き続き、DeFi市場の修正局面が続いています。
UNIの市場分析
次は、DEXのUniswapです。
中央集権型取引所とDEXの売買高の比較です。
それぞれの売買高の開きは、先々週と同じ6.3:1と、ほぼ変わらずです。そして、No.1のUniswapは引き続き、Coinbase Proの売買高を上回っています。
YFIの市場分析
次に、YFIです。
また、YFIのアセット市場は、現時点で預かり資産合計は、1,570億円で、前週月曜に比べて、+1.3%です。Yearn.Financeは数字を落としていますが、WBTCの伸びが素晴らしいですね。
関連ニュースです。
Yearn.Financeの創業者のAndreが、プロジェクトのリーダー役から降りることを決めたようです。ただし、すでに20名近いフルタイムの開発チームが稼働しており、かつ、開発コミュニティも成長していますから、まさにビットコインの開発コミュニティ同様の形態になったと言えます。今後の成長に期待大です。
DOTの市場分析
次に、Polkadotです。
Polkadotも、Uniswapと同じタイプのDE Xプロジェクトである、PolkaStarterを開始したようです。僕のUniswapの分析でも伝えたように、現状Uniswapは、イーサリウム上のトークンしか対象にできず、イーサリウムのガスコスト問題、つまり、PoSへの移行に時間を要していることから、FLOWなどの他BaaSなどの成長が起きると見ており、このシナリオの場合、クロスチェーン型のDEXの需要が高まります。ですから、このPolkadotの動きはとても迅速で素晴らしいものだと思います。
BNBの市場分析
次に、BNBです。
Binanceも流動性マイニングのサービスを開始しました。
LINKの市場分析
次に、ChainLInkです。
AdExネットワークのADXが、ChainLinkのプライスフィードサービスの利用を開始しました。着実に普及が進んでいますね。
さて、いつもの最後のスライドです。
アルトコインへの投資は、基本、創業期のGoogleやFacebookに投資するのと同じテックスタートアップ投資であることを理解してください。 ここで目覚ましい投資結果を出している投資家のレイド・ホフマンやピーター・ティール、そしてロン・コンウェイなど、みな共通しているのは「長期保有」であるということです。 この点は、バイナンスリサーチの結果からも裏付けられています。 長期保有者ほど、仮想通貨はリターン率が高いということです。 なので、僕も基本、個人投資家の人にはトレーディングではなく長期保有をおすすめしています。 以上になります。
以上、みなさんの参考になれば幸いです。
注記:最終的な投資判断は自己責任です。