ビットコイン週次分析-2020.11.23-11.29-日足のフラッグ決着次第で今年$20,000超えができるか決まるとみる

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年11月23日から11月29日です。

早速はじめていきましょう。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

NKNとREPを全て売却し、その資金の一部をWNXM, UMA, SNX, HNTに追加投資しました。NKNとREPの投資は、50%程度のリターンでした。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

予想した通り、先週は修正局面が中心の展開になりましたね。かなり勢いよく上昇していたこともあり、下落の規模も大きかったです。

11月22日10PMに、$19,484をマークした後、急落し、最終的に$3,000以上下げて、27日に$16,188まで落ちました。

その後、フラッグを形成する動きが始まり、28日7PMの$16,803から結果的に上方にブレイクアウトし、30日に$18,373と、約50%の$1500近く戻す形で1週間を終えています。

僕は、フラッグの上方ブレイクを支えた要因は、PayPalユーザーの実需買いにあると見ています。つまり、「PayPal効果」はまだ持続しているということです。

続いて、日足チャートの分析です。

注目点は3つ。まず、ボリンジャーバンドの中央値を耐える展開が続いていること。ロウソク足のヒゲより終値が大事です。

そして、二つ目が、KDJの短期(パーブル)が、長期(ピンク)をうわ抜こうとしていること。ここに更に中期(イエロー)も長期をうわ抜くようだと、強いブルシグナルが出てきます。

そして、3つ目が、日足自体が大きなフラッグを形成する可能性があること。

PayPal効果がこのフラッグ形成の決着点を超えて持続している状態が続いていると、かなり強いブルトレンドを生み出すため、$20,000超えは十分視野に入ってくると見ています。

ということで、僕は、今年年内に、ビットコインの$20,000を超えの予想は、まだキープする考えです。

そして、週足分析です。

先週、ロウソク足で修正の動きのシグナルが出ていると伝えましたが、正にその通りになりましたね。

しかし、引き続き、ロウソク足に注目しています。$3,000下げて、$1500戻す展開で1週間を終えたため、ロウソク足に転換線が出ました。これはかなり注意が入ります。

ただ、日足がフラッグ形成の動きを示しているため、週足も、先週より小さい値幅で持ち合い展開が続く可能性も最も高いと見えています。

そして、最後に、月足です。11月が30日で閉じるため、要チェックです。

今年最後の12月の動きを考えると、まず、2017年バブルのときより、圧倒的にモメンタムが強いのが、11月の月のロウソク足から読み取れますね。

12月は、二つの可能性を意識しています。一つは、$20,000を超える動き。もう一つは、$20,000は、後ほど話をしますが、次のBTCドミナンスレートがピークをつけるであろう2021年3月から5月まで持ち越しで、年内は、修正局面が続くということ。

この後者のシナリオの場合、最も意識ているのは、$14,000から$14,200あたりにあるサポートラインです。2019年の$13,970より高い水準で、ここより上で12月を終えられると、年明けに強いブルトレンドを生み出せる可能性が出てくるので、3月から5月にかけての$20,000超えはかなり楽になると見ています。

今のところは、後者のシナリオの方が確率的に高いと見ています。

そして、補足の分析です。

大口投資家が、仮想通貨取引所にビットコインを移動させる動きが活発化させているようです。ベアトレンドのエネルギー源の一つはこれですね。しかし、「PayPal効果」も持続しているため、ブルとベアが激しく衝突している印象があります。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

やはり、価格上昇を受けて回復してきていますね。29日の難易度更新は、+8.87%でした。次回12月12日の予測は、+7.06%となっています。

次に、CME先物の価格動向です。

今週は「順ざや」をキープしています。

先週の1ヶ月平均の価格差が、+$115から、今週は、+$71.25で、-38%となりました。やはり、$100を超える値が出た後は、修正展開になりますね。ただ、まだ$70台なので、ブル勢力が買っているのが分かります。

また、売買高もとても活況なので、相場の勢いは衰えていないことがわかります。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の+14%に対して、今週は+2.3%となりました。

一方、BTCドミナンスレートが、+62.16%で、-1.63%と大幅に下落しました。

この2点を踏まえると、ほとんどの下落要因はビットコインがリードしていることが分かりますね。

また、引き続き、長期のBTCドミナンスレートの動きに注目しています。

次回のBTCドミナンスレートが底を打つタイミングは、2021年2月ごろと見ています。つまり、それまではアルトターンが続くと見ています。目安の数値は、9月3日につけた56.04%です。おそらく、51-52%の間ぐらいをつけてくると見ています。勢いが良ければ、50%割れもあるとみており、すると、「50%割れ」でアルト市場が更に勢いずく可能性はありますね。

そして、その次にやってくるBTCドミナンスのピークタイミングは、2021年3月から5月ごろの予想です。年内に$20,000を超えられない場合は、このタイミングで$20,000超えをしてくると見ています。

繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、+3.8%、先週は、+3.0%でした。4週連続で、3%以上の発行増加が続いています。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。

アルトコインは全く投資していない一般個人投資家や機関投資家の資金の動きを知る手がかりになります。
こちらも、ビットコイン相場と同じ動きで、勢いよく上げて、22日に$22.3をマークした後、ビットコインの急落につられて落ちています。現在は、$18.8です。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週も増加しています。前週4.0%、今週は、1.4%です。ビットコインが下落したことを受けて、ちょっと増加ペースにブレーキがかかりました。

そして、Google Search Trendのデータです。

今週から、ETHを追加しました。アルト市場のモメンタムを探るのによい参考になると思います。

Bitcoinは、引き続き上昇が起きており+5の27。Goldは、また+6戻して79、そして、USDは+1の28です。

次に、ゴールドのチャートです。

まだ下落基調が続いています。株高を受けての傾向ですね。先週は、$1786で引けました。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

先週、再び、買い需要が強まりました。明らかにインフレでで行き場のない資金が流れているのが分かります。-5.5%の-0.91%です。

続いて、S&P500です。

すでに、大統領選前につけた、最高値の$3,589を更新し、先週は、$3638.4で引けています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらは、まだ、大統領選前の最高値、$12,434を超えられていません。先週は、$12258.21で引けています。

そして、11月30日から12月4日の注目すべきイベントです。

12月3日:米国新規失業保険申請件数(前週値:74.2万)
12月4日:米国非農業部門失業率(前月値:6.9%)

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

 

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の8.1%から今週は7.1%と大幅に改善。

そして、死者数は、先週の+5.4%から+5.2%とわずかに改善。

引き続き、全世界に第3波が襲っていることが分かりますね。

続いて、

マイクロストラテジー社CEOが、ビットコインの時価総額は、AppleやAmazonを超えるとコメントしています。僕の予想では、来年、ビットコインは、リスクアセットとして世界最大の時価総額に到達すると見ています。

続いて、

YFIを作ったAndreが、新たにDeriswapというプロジェクトを開始しています。ターゲットしているペインポイントは、複数のDeFiプロダクトを跨いでユーザー資産の運用をするプロダクトですね。NFTもターゲットにおいています。これはアリかなと見ています。継続ウォッチします。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える基軸通貨のドル経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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