英語力アップの方法-実践編②留学・ワーホリ・シェアハウス

さて、前回は、日々のトレーニングを通じて、英語力がどの程度アップしたかをTOEICなどの英語能力試験を使って、自分の実力を測る方法についてお話しました。今日は、その二つ目、留学・ワーホリ・シェアハウスについて詳しくお話します。こちらの方が、より実践的な英語力アップにつながる話になると思います。

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では、まず、この3つについて基本的な違いを理解しましょう。

留学:英語圏の大学や語学学校に通い、英語やその他専門科目を学び、更に現地生活を送りながら、英語能力をアップさせることができる。語学学校で、きちんとした英語を現地の語学の先生から学べることが大きなメリット。また、ワーホリと異なり年齢制限も全くなく、ビザがおりないということはまずない。ただ、留学中は、仕事をすることはできないので、留学期間中は、完全に自分に投資することになる。

ワーキングホリデー(通称:ワーホリ):日本政府が協定を結ぶ22ヶ国に、正式な就労ビザなしで現地で仕事をしながら生活できる制度。期限は、6ヶ月から最長2年ぐらい。ただし、専門スキルをあまり求められない職業に限定されている(アパレルショップの店員など)。そのため対象年齢に制限を設けているところが多い。だいたい30代半ばぐらいが上限。英語圏は、イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどになる。国によって年間の発給数の上限を設けているところもあれば、無制限のところもある。アメリカは、基本、ワーキングホリデー自体を認めていない。仕事ができるので、現地で稼ぎながら英語力アップできるのが最大の魅力

シェアハウス:世界中から日本に移り住んでいる若い外国人の人たちが住むシェアハウスに、一緒に住むと言うライフスタイル。シェアハウスは、同居人同士の定期的なホームパーティやシェアハウス内のルールなどについて議論するコミュニティミーティングなどが開かれるので、海外の住人の人と仲良くなれる機会は多く、英語もよく使う。中には、英会話スクールの先生がおり、その人から安く英語を学んでいる人もいる。場所は、日本の主要都市がメインになる。現地生活ではないが、基本のコミュニケーションは英語になることが多いので、日本にいながらにして、英語を日常的に使う生活を送れることが最大の魅力

という具合です。

今度は、この3つを7つの評価軸で採点します。留学とワーホリについては、僕自身が、交換留学と語学学校、両方の経験があり、現地での仕事の経験もあるので、その点を踏まえて評価しています。また、シェアハウスについては、僕は経験はないのですが、後輩の何人かがシェアハウスに入居しているものがおり、彼らと話して分かったことを踏まえて評価しています。

という感じになると思います。ここから、この評価を踏まえて、個別に詳しくお話して行きます。

留学のメリット・デメリット、そして注意点

まず、留学からです。ワーホリとの最大の違いは、語学学校などでの勉強を通じての「質の高い英語力アップ」と言うメリットに対して、費用がかかる点です。なぜ、質が高くなるかと言うと、リーディング・ライティングの学習法の際にもお話しましたが、現地の語学学校の先生は、ネイティブスピーカーなので、正しいタイミングで、適切な単語と言い回しを教えてくれることです。日本人が学校で習う英語の内容に、その視点は全くといっていいほど入っていません。なので、単語の意味から考えれば、この場面でも使っていいはずなのに、ネイティブの人は、それは言わない。そう言うことがたくさんあるのですが、これらを語学学校の先生は教えてくれます。

ワーキングホリデーの仕事場は、学校ではないので、それは教えてくれません。よほど、仲がよくなり、面倒見のいい同僚に出会えれば、教えてくれると思いますが、なかなかいないと思います。その点が大きな魅力です。なので、ワーキングホリデーで滞在している人の中には、稼いだお金を貯金ではなく、一部を語学学校のプログラムも利用しながら、この点を補っている人とかが多いのは、そう言う理由からです。その費用が留学の課題ですからね。

特に、注意していただきたいのは、場所によって、全然費用が変わってくること。たまに安いからと言う理由で、フィリピンとかを留学先に選ぶ人がいますが、僕は、あまり勧めません。理由は、とてもシンプルで「まともな英語が身につかない」からです。言い回しも、本場の英語圏とは全然違いますし、文法や単語選択もいい加減です。いずれアメリカ人やイギリス人とかとビジネスをしたいなどと考えているのであれば、きちんとした英語圏に留学することをオススメします。

ただ、イギリスやアメリカは、やはり高いです。次にオーストラリア、ニュージーランドですが、安いのはありがたいのですが、オーストラリア訛りの英語はあまりウケがよくないので気をつけてください。アメリカ人やイギイス人によってはバカにしている人もいます。一方、カナダはオススメです。値段がアメリカほど高くなく、英語の発音は、アメリカの西海岸とほぼ同じなので、キレイな英語が身につきます。

また、どうしてもアメリカ人と付き合いたいんだ!と言う男性・女性の方は、イギリス留学をススメます。これは、Huluの動画やハリウッド映画を観ればすぐにわかるのですが、アメリカ人の中では、イギリス英語は、なぜか「カッコイイ・キュート」という評価をされるので、イギリス英語が話せるだけでモテます。笑 しかし、留学費は、英語圏で一番高いです。

この辺りを更に掘り下げて細かく調べて行きたくなったら、ウェブで色々と情報を集めるよりは、実際に留学サービスを提供している会社に話を聴きに行く方が理解が早いです。希望条件に応じたプログラムを具体的に紹介してくれますし、何より、そのコスト感も把握できます。そして、資料も色々ともらえるので、あとで勉強できます。

希望先のコスト感を踏まえた、貯金・留学計画を立てないことには、留学は始まらないので、スタッフの人に詳しい話を一度聞きに行くことをオススメします。僕が知っているのは、スクールウィズさんという会社で、全世界の約4,000校の留学プログラムを扱っている大手の会社なので、希望条件に叶うプログラムの情報が必ず得られると思います。無料カウンセリングが可能です。

ワーキングホリデーのメリット・デメリット、そして注意点

続いて、ワーホリですが、「稼ぎながら現地で生活できるのだから、非の打ち所がないではないか!」と考える人が多いと思いますが、ちょっとしたところで、留学との比べた場合のデメリットがあるのでその点をお話します。まず、現地の会社などで働くのだから、海外の友人がたくさんできるだろうと思う方が多いと思いますが、僕の感覚で言うと、留学で語学学校に通うに比べると劣るなと言う印象です。

なぜなら、語学学校にくる生徒は、皆、非英語圏の人ながら、英語でしかお互いに喋ることができないので、自然、助け合い精神が働いて、けっこう仲良くなれるのですね。僕も留学中の語学学校で仲良くなった韓国人の友人と今でも付き合いがあります。

一方、ワーホリの場合は、ワーホリ同士で一緒に仕事できる場合もあるようですが、多くは周りのスタッフは現地人、もしくは、すでに何年も現地に住んでいる移住した人が多いので、語学学校に比べるとワーホリー同士で仲良くなれる出会いは少なく、やはり現地人同士の人間関係の中に、ワーホリの人が入って行くのはそれなりに大変だからです。彼らが、賞賛してくれるような何か価値のあることとか注目を集めることをするなどすれば、仲良くキッカケが掴めるでしょう。基本的にシャイな日本人にはなかなかハードルの高いかもしれませんが、自分を精神的に強くしたい人はチャレンジしてください。

そして、仕事をしながら滞在しているから日本に戻ってきた時も転職にはプラスなはずと考える人が多いと思いますが、必ずしもそういうわけではありません。ワーホリの仕事は、現地の雇用市場を脅かさないように、専門能力を要求しないかんたんな職業に限定されていることが多いです。日本でいうアルバイトレベルの仕事です。なので、1年以上など長期に滞在してから戻ってきても、その間は、英語以外のスキルがアップした訳ではないと判断され、また、ワーホリだけできちんとした英語を身につけることができるわけではないことも彼らは分かっているので、キャリアにストレートにプラス効果がでるわけではないと言うことです。

このあたりは、本人の現地でのユニークな人生体験も含めての売り込みにもよるとは思います。なので、3−6ヶ月の語学留学の方が、むしろキャリア的にはプラスです。目的としても、英語力をあげるため語学学校できちんとした英語を勉強してきた、と言うのは転職先のインタビューアーの人にも明確に伝わるからですね。その意味でも、留学とワーホリを組み合わせると言う考え方は有効だと思います。

また、ワーホリもイギリスなどは人気スポットで、発給制限がかかっているため、上限を超えると抽選になります。と言う具合に、希望条件を絞り込んでいくと、色々と細かい点や気をつけておかならければならない点が出てくるので、最新の動向も含めた情報は、実際にワーホリプログラムを運営している会社さんのスタッフに色々と質問して、情報を集めるのが良いと思います。

ワーホリも、コストゼロで現地滞在スタートできるわけではなく、毎年の各国のワーホリの応募から始まり、現地への渡航手続きなど含めて色々と手数料がかかったりしますので、その点も、スタッフの方に教えてもらい、コスト感を掴むとよいと思います。中には、リゾートワーホリというリゾート施設でバイトしながら滞在できるものがあり、働く場所がホテルなので、自動的に寝るところと食べるところが付いてくるので現地生活のセットアップコストがほぼかからないものもあったります。僕が知っているのはグローバルダイブさんという大手で、ここなら英語圏のワーホリは全て扱っているので、一度、話を聞きに行ってみるとよいと思います。こちらも無料カウンセリングが可能です。

シェアハウスのメリット・デメリット、そして注意点

最後にシェアハウスです。こちらも、かなり魅力的な選択肢だと思います。いかんせん、今の日本での仕事を続けながら、英語を学べ、更に海外の友人もできるのですから、願ったり叶ったりです。ただ、留学やワーホリとの比較視点で考えると、海外の色々な人がくるので、みなさんまともな英語が話せる訳ではないです。なので、語学学校で学べるようなキレイな英語を学ぶことはできないと考えておくのが妥当です。

ただ、僕の後輩の話によれば、英会話スクールで教えている先生とかがシェアハウスに住んでいることもあるようで、その場合は、その人から安く教えてもらったりするそうです。その意味から考えると、シェアハウスを検討する際は、実際に現地物件に行ってみて、そのような人が住んでいるかも含めて、手に入る情報は極力入手してから判断した方が良いでしょう。

また、現地生活ではないので、日本の全てと自分を切り離して遠く離れた地で生活する、と言う状況にはならないので、精神的な成長は、留学やワーホリに比べると劣ると思います。あとは、課題は、地方だとシェアハウスが少なく、やはり都市圏に多くあるため、地方に住んでいる方がシェアハウスに入りたいと考える場合は、引っ越しすることが多いと思います。場合によっては転職を考えなければなりません。

また、共同生活になり、相手は海外の人ですから、共同生活のルール運営も、日本人同士の寮生活などに比べたら、それなりに大変だとは思います。その辺りに自分が馴染んで行けるかも含めて、考えた方が良いでしょう。また、当然ですが、シェアハウスは独身の人しか住めないので、比較的若い人の選択肢になります。

ここまでくると、英語力アップを狙ってシェアハウスに引っ越しするなら、英語圏出身の在住者が多い、英会話スクールの先生が住人にいる、なども含めた希望条件に合うシェアハウス物件がどの程度あるか、など、シェアハウス物件を多く扱う不動産会社のスタッフの話を聞いてみると、更に検討しやすくなると思います。僕が知っているのは、これも大手ですが、オークハウスさんです。約300の物件を扱っているので、これであれば、みなさんの希望条件に合ったシェアハウスは、一つか二つは確実に出てくるのではないかと思います。こちらも無料の相談・見学が可能です。

いかがでしたでしょうか?

以上4つの記事を通じて、日々できる英語力アップの効果的なトレーニングから、実際の実力アップを試すための実践的なトレーニングまで、僕の経験とノウハウをお伝えしました。みなさんの英語力がアップし、僕がお話した5つの幸せなことがあなたの身にも起きることを心から祈っています!

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