ビットコイン週次分析-2020.11.30-12.06-フラッグの決着は今週と見る。今年最後の上昇機会となるか。

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年11月30日から12月6日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

STMXを全て売却し、その資金の一部をKP3Rに投資しました。STMXの投資は、+26%程度のリターンでした。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週は、$20,000にチャレンジする週になりましたね。12月1日の午前0時に$19,863と1回目の歴代最高値更新、その後、再び、12月1日20時に$19,888と再び歴代最高値更新、しかし、$20,000と言う大きな心理ラインを超えることできなかったため、トレーダー達に空売りを喰らい、12月1日22時に一旦、$18,001まで後退するという展開でした。

その後、フラッグを形成する動きになっています。この点は、日足を見るとより明らかです。

続いて、日足チャートの分析です。

よりフラッグ形成がわかりやすいと思います。このフラッグはほぼ間違いなく今週中に決着がつくでしょう。

確率的には、下方の方が高いとみています。背景の一つとしては、PayPal効果も含めて、今のブル相場を支えているアメリカの投資家達が、クリスマスモードに入るためです。

また、KDJも、短期線がかなり勢いよく下から中期線と長期線を抜いたものの、その後、中長期線の上をホバリングする展開となっており、伸び悩んでいることがわかります。

そして、週足分析です。

ビットコインが、ようやく歴代最高値を更新しましたね。素晴らしいことです。また、2週間前に、ロウソク足に転換線がでたわけですが、先週、高値更新で引けたので、まだ、週足レベルではある程度の強気のモメンタムはキープできているのはわかります。

しかし、注意したいのは、KDJです。価格は上昇している一方で、短期線は、徐々に下向きになってきており、後から追いついてきた中期線と長期線と交わりそうになってきています。買い勢力が少しずつ弱くなってきている証拠と言えます。

ここから、ファンダメンタル分析です。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

やはり、価格上昇を受けて回復してきていますね。29日の難易度更新は、+8.87%でした。次回12月12日の予測は、先週は+7.06%でしたが、今週は、+0.86%まで落ちてきています。

次に、CME先物の価格動向です。

今週は「順ざや」をキープしています。

先週の1ヶ月平均の価格差が、+$71.25から、今週は、+$193で、+270%となりました。スーパーブルです。

ただ、再び、$100を上回ってきたので、今週は、ベアの展開になるとみています。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

 

市場全体の時価総額は、前週の+2.3%に対して、今週は+4.9%となりました。少しブルですね。

一方、BTCドミナンスレートが、+62.56%で、+0.4%とまだ少しビットコインが強い状態です。

また、引き続き、長期のBTCドミナンスレートの動きに注目しています。

次回のBTCドミナンスレートが底を打つタイミングは、2021年2月ごろと見ています。つまり、それまではアルトターンが続くと見ています。目安の数値は、9月3日につけた56.04%です。おそらく、51-52%の間ぐらいに着地すると見ています。勢いが良ければ、50%割れもあるとみており、すると、「50%割れ」でアルト市場が更に画期づく可能性はありますね。

そして、その次にやってくるBTCドミナンスのピークタイミングは、2021年3月から5月ごろの予想です。年内に$20,000を超えられない場合は、このタイミングで$20,000超えをしてくると見ています。

繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、USDTの動向です。

発行総額は、今週は、+3.8%、先週は、+3.0%でした。5週連続で、3%以上の発行増加が続いていますが、少しずつ下がってきているので、そろそろ資金流入も細ってくると可能性があるとみています。

次に、GrayScaleのBitcoin投信の価格GBTCです。アルトコインは全く投資していない一般個人投資家や機関投資家の資金の動きを知る手がかりになります。

こちらも、ビットコイン相場と同じ動きで、勢いよく上げて、12月3日に$24.06をマークした後、ビットコインの急落につられて落ちています。現在は、$23.22です。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週も増加しています。前週1.4%、今週は、3.86%です。ビットコインの歴代最高値更新を受けて再び、大規模な追加買いが実施されました。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、人気低下し、-5の22。Goldは、再び人気を守り戻し、+9の88、そして、USDは変化なしの28、ETHは、ETH2.0のリリースも終わりひと段落した感じで、-1の1です。

次に、ゴールドのチャートです。

ようやく反発しました。検索人気の回復もその動きを受けてのことでしょう。先週は、1837.48で引けています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

再び、買い需要の強さが継続しています。明らかにインフレでで行き場のない資金が流れているのが分かります。-1.0%の-0.92%です。

続いて、S&P500です。

歴代最高値の更新が続いています。4日の11月の失業率が、10月の6.9%に対して、6.7%と高止まりしていることを受けて、少し下落しましたが、アメリカの失業率の平均水準としては強烈に高いレベルではないため、ブル相場が続き、先週は、$3699.1で引けています。リスク投資が活発であることが確認できます。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

こちらは、S&P500に比べると、少し勢いが弱いですが、相対的にブルですね。先週は、$12528で引けています。

そして、12月7日から12月11日の注目すべきイベントです。

12月10日:米国新規失業保険申請件数(前週値:71.2万)

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の7.1%から今週は6.9%とわずかに改善。

そして、死者数は、先週の+5.2%から+5.5%とわずかに悪化。

先週あたりが、第3波のピークだったことがわかります。これからクリスマスシーズンで、人間活動も低下して行きますから、ある程度収束していくとみています。

続いて、

マイクロストラテジー社が、更に、追加で$50億円分のビットコインを購入しました。いいですね。他の米国上場企業がこれに続く動きを更に刺激してくれています。

続いて、

YouTuberとしても知られているRaoul Palが、保有するゴールドを全て売却して、BTCとETHに乗り換えたようです。これもいい動きですね。仮想通貨の既存のアセットクラスとのディカップリングを促す動きになるからです。

続いて、

ついにS&Pも動き出しました。仮想通貨のインデックスの作成に動き出しているようです。仮想通貨のアセットクラスとしての市民権がより認められている傾向と言えます。

続いて、

人気アナリストのWilly Wooが、2021年のビットコイン価格予測を出しました。僕の予想は、コロナショックによるインフレ率を加味して$150,000から$200,000ですが、彼の予想は、$200,000がコンサバシナリオで、$300,000まで到達すると予測しているようです。

続いて、

Apple共同創業者のウォズニアックが、EForceと言う電力取引に仮想通貨を利用するサービス会社を立ち上げ、その立ち上げ資金を調達するために、WOZXと言う個人のトークンを立ち上げました。この手の動きは、インフルエンサーの間で、少しずつ増えていくと予測しています。

続いて、

米連邦政府の金融委員会の委員長を務める民主党のMaxine女史が、同じ民主党の次期バイデン政権に、共和党のトランプ政権時代に施行された、連邦政府が実施した仮想通貨市場の発展にネガティブな効果のある規制を全て撤廃するよう働きかけているようです。Libraに対して実行されたステーブルコイン規制も含めて、これらの規制撤廃は、市場発展にはかなりポジティブな効果が見込めるため、素晴らしい動きですね。特に、アメリカ市場が引き続き、仮想通貨市場の成長牽引役になるとみているので、実現すれば、かなりポジティブな効果が見込めます。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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