アルトコイン週次分析-2020.11.30-12.06- WETHの時代の早期到来を期待。

つづいて、アルトコイン市場です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

ETH、EOS、TRXの市場分析

イーサリウム、EOS、TRONの3大BaaSからです。

dapp.comのデータです。

イーサリウムが、かなり大きな下落です。ETh2.0リリースまでの強烈なモメンタムがひと段落したようですね。

イーサリウム関連のニュースです。

ETHの11月のトランザクションボリュームが発表され、4兆1,000億円となりました。こちらのグラフが、過去1年の動きです。DeFiブームによって一気に伸びているのがわかりますね。9月のDeFiミニバブルの時のブームに比べると落ちていますが、完全にイーサリウムエコシステムが事業として軌道に乗ってきていることがわかります。

もう一つ関連ニュースです。

以前から僕のYouTubeでも提案していたことが実現しました。BinanceもCoinbaseも、ETH2.0のステーキングサービスに参加が決まったようです。大手中央集権取引所2社が動いたと言うことは、他の取引所が追随することも時間の問題ですね。これで、ETH2.0のインフラの安定性は更に増すでしょう。素晴らしいことです。

ただ、僕は、DeFi時代を予測して、更にその先にあるDeFiと統合されたWETHの登場に期待しています。イーサリウムにとっては、これが更に素晴らしい成長機会になるでしょう。

MKR、COMP、AAVEの市場分析

次は、MakerDAOです。

Defiレンディング市場全体の動向を追いながら、MKRの動きを見ています。

市場全体は、+4.9%の上昇、Top3は、MakerDAOは、+4.6%、Aaveは、+2.2%、そして、Compoundは、+6.4%です。

ようやくアルトターンの中、DeFiにも、ある程度のペースで、資金流入が起きてきているのが確認です。

関連ニュースです。

先週のFacebookのDiem(旧リブラ)の来年1月ローンチに続いて、PayPalも提携先のPAXを利用したステーブルコイン事業を活発化させてきていますね。来年は、更にステーブルコイン市場が盛り上がりそうです。

UNI、CRV、BAL、ZRX、KNC、BNTの市場分析

次は、DEXのUniswapです。

中央集権型取引所とDEXの売買高の比較です。

先週の36:1から、今週は13:1に戻しました。DEX側の数値はそれほど大きくは変化していない一方、中央集権取引所側の数値がかなり落ちた結果の比率です。やはり、少しずつビットコインへの資金流入が細ってきていることがこのデータからわかります。

YFI、FARM、REN、WBTCの市場分析

次に、YFIです。

また、YFIのアセット市場は、現時点で預かり資産合計は、 3540億円で、先週に比べて+3.2%です。

Top4の前週比は、WBTCは+2.7%、Yearnは、+4.7%、Harvestが、7.3%、RenVMは、3.4%となっています。こちらも、レンディング市場同様、ある程度の資金流入が起きていることが確認できます。

関連ニュースです。

Yearn Financeが、運用先として、SUSHI SWAPも追加しました。いい感じです。

THETAの市場分析

次に、THETAです。

THETAのCDNネットワークを利用したビデオストリーミングアプリの開発プラットフォームEdgeCastのBeta版がスタートしました。第1段として、World Poker Tour社が利用します。着実にプラットフォーム化が進んでいます。

NXMの市場分析

次に、NXMです。

NXMが、レンディングサービス向けの保険商品をリリースしてくれました。BlockFi社含む6つのレンディングサービスが参加しており、ユーザーから預かっている資産が、仮にハッキングにあった場合、損失補填をしてくれます。最近、何件か起きているフラッシュローンを悪用したハッキングも対象にしています。いい感じです。

DOT、ATOMの市場分析

次に、DOTです。

Polkadotエコシステムのプレイヤーの1つAcalasが、ChainLinkと同じ機能をPolkadotを利用しているDappsに提供開始しました。しばらくは、ETH2.0中心に、アルト市場は成長していくとみていますが、将来的には、ブロックチェーンインターオペラビリティの世界が来るとみているので、注目しています。

LINK、BANDの市場分析

次に、LINKです。

ChainLinkが、ETH2.0のインフラ開発に資金支援も含めたリソース提供をすることを発表しました。ETH2.0のリリース後なので、いいタイミングですね。一部の投資家が、ChainLink VS ETH2.0という構図を煽っているようですが、僕も2つは共存関係にあるとみています。

また、ChainLinkの創業者のSergeyが、DeFiで頻発しているフラッシュローンを利用したハッキング行為の対策として、ChainLinkの価格フィードサービスの利用を促しています。彼の問題定義はその通りですね。DEXは、価格決定が板形式ではないことが原因で、ハッカーが特定の仮想通貨の価格操作ができてしまうことが原因で、保有する資産を安く盗まれてしまうフラッシュローンハッキングが起きています。ただ、まだプライスフィードベースの解決策が決定的かどうかは見えていないので、注目しています。

BTTの市場分析

次に、BTTです。

BitTorrentが、Huawaiと提携しました。THETAのサムソンの提携と同じモデルです。よいアライアンスなのですが、トランプ外交で、Huawaiは、5Gの世界スマホ市場から追い出されてしまっている現状なので、バイデン政権で米中関係に雪解けがおきれば、効果が狙えるパートナーシップだと思います。

さて、いつもの最後のスライドです。

アルトコインへの投資は、基本、創業期のGoogleやFacebookに投資するのと同じテックスタートアップ投資であることを理解してください。

ここで目覚ましい投資結果を出している投資家のレイド・ホフマンやピーター・ティール、そしてロン・コンウェイなど、みな共通しているのは「長期保有」であるということです。

この点は、バイナンスリサーチの結果からも裏付けられています。

長期保有者ほど、仮想通貨はリターン率が高いということです。

なので、僕も基本、個人投資家の人にはトレーディングではなく長期保有をおすすめしています。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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