ビットコイン週次分析-2020.12.21-12.27-年内$20,000台キープは確定。日足KDJの変化に注目

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年12月21日から12月27日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

今週は、ATOMを全て売却しました。リターンは、147%でした。そして、MKR、AAVE、THETA、KP3R、YFI、DOT、REN、COMPに追加投資しました。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

先週、伝えた通り、この1週間はまさに「年内$20,000台キープ」を決める重要な展開となりました。

まず、21日に$24,000台から、$21,815まで急落する展開がありましたね。ここで耐えられなければ、$20,000キープは不可能だったと判断しています。

そして、急落直後に、米Micro Strategy社CEOのMichael Saylorが、「新たに調達した$650Mで、BTCを新たに平均$21,950で購入した」という発言を受けて、相場は再び強気を取り戻し、連日上昇が続く形で、27日8PMには、$28,422まで到達します。

しかし、このロウソク足を見てもらうとわかる通り、ここで買い勢力と売り勢力との間で、工房が発生し、一旦、修正局面に入って1週間を終えています。この攻防は、売買高にも現れていますね。1週間の間で、最も高い売買高をマークしています。

続いて、日足チャートの分析です。

$28,422をマークした27日のロウソク足は、弱持ち合いで引けています。つまり、修正局面がくることを示唆する展開です。一旦は、ボリンジャーバンドの中間値が修正局面のターゲットになるでしょう。この中間値ライン自体、右肩上がりが続いていますが、今のところ$22,000あたりに位置しています。十分$20,000より上です。

ただ同時に、そう簡単には値崩れをしないシグナルとして、目をつけているのが、KDJの動きです。後ほど説明する週足と展開が似てきています。つまり、中間ラインよりは上の位置で短期、中期、長期のトレンドラインが収束したままキープした状態が続いていることです。

KDJはこのトレンド傾向に入ると、別の視点として「ブル展開が長続きするシグナル」にもなりうると見ています。

そして、週足分析です。

先ほど説明したように、週足のKDJは、もう約1ヶ月ほど、収束トレンドが続いています。そしてこの間に、ビットコインの価格は、「約$10,000」上昇しています。日足チャートにもこの傾向が出てきているということは、更に強いブル展開が年明けにくる可能性も意識しています。

また、週足のロウソク足も、「強持ち合い」で引けているため、まだ強い相場が続く可能性を示唆しています。

ここから、ファンダメンタル分析です。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

12月13日の難易度調整は、-2.54%と少しマイナスで完了、しかし、その後、価格上昇を受けて、次回27日には、+0.39%まで回復してきています。

次に、CME先物の価格動向です。

先週の$238とスーパーブルでしたが、今週も#235とほぼ同水準のスーパーブルです。年末年始に入っているため、ポジションの手仕舞いもある程度起きていますが、強力なブル展開には変化がないというところです。

今週、完全に年末年始モードになるので、ある程度の修正局面があると見ていますが、それでもブル展開は容易に崩れないと見ています。

もう一つ、CME Futuresの取組高と売買高です。今週からデータを追っていきます。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の18.8%に対して、今週は9.6%と上昇はしつつも少しブレークがかかっています。

一方、BTCドミナンスレートが、先週の+2.18%でもかなりの大幅増ですが、今週は、更に超大幅増の+5.15%の70.83%ですから、先週に続いて、更にビットコインが市場全体の時価総額上昇をリードしていることがわかります。

この展開は、間違いなく、業界関係者くじらが、ビットコインの年内$20,000大台をキープするために、保有するアルトを大量にビットコインに移したと見ています。

ですから、11月18日にマークしている、66.5%は超えることはないと予測していると伝えていましたが、$20,000台をキープするためには、そんなことは気にしてられないという動きがここから見えてきます。

逆にいうと、この$20,000台を年内キープし切れたことで、年明けよりビットコインに更に巨大なアーリーマジョリティの資金を見込むことができると見ているので、本格的なアルトターンに入った際の有望アルトの上昇にはかなり期待できると見ています。

ですから、引き続き、2月ごろまではアルトターンが継続する予測をキープする考えです。

繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、USDTの動向です。

今週は、2%の追加発行。先週の1.98%に続き、そこまで大きな発行増ではないです。つまり、先週の相場も、法定通貨からビットコインへの資金流入が上昇を生み出したことがわかります。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週も増加しています。前週2.0%、今週は、6.0%です。再び大幅増です。GBTCの価格も、BTCの上昇を受けて上がっていますから、再び、大幅増が次週も継続すると見ています。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、人気上昇が続いています。+1の27。逆にゴールドからBTCへの資金シフトが進んでいることを受けて、Goldは、-1の72、そして、USDは+1の27、ETHは、変化なしの1です。

次に、ゴールドのチャートです。

今週も、少し長期視点で見てみましょう。やはり、まだベアトレンドが続いていますね。ゴールドからBTCへの資金シフトが継続していることがわかります。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

ゴールドがベアな一方で、米債権市場は勢いが衰えません。今週は、再び、-3.0%の-1.03%まできています。ゴールド離れが晋一方で、債権市場は引き続き資金が流れています。このトレンド転換タイミングは、第2次ドル通貨危機を誘発する可能性があるので注目しています。

しかし、第2次ドル通貨危機を起こさず、仮想通貨経済にドル経済がバトンタッチしていく方が、マクロ経済のソフトランディングが可能になるため、その点を踏まえると、米国債への資金流入はキープできている点は僕は、別の角度がから考えてポジティブに捉えています。また、トランプ政権が続いていたらドル経済のソフトランディングはほぼ不可能になったことでしょう。

続いて、S&P500です。

こちらも、今年の振り返りをかねて少し長期で見てみましょう。

引き続き、コロナショック後の量的緩和を受けて、上昇トレンドが継続しています。

僕は、これ自体ビットコイン市場にとって今後もプラスに働くと見ています。なぜなら、MicroStrategyに代表されるよう株高によるバランスシートの上昇を受けた米企業が、ドルのインフレ対策としてビットコインを組み入れる動きを加速させているからです。つまり、株高になることが、米企業のBTC買いを加速させるということ。僕は、いずれこの動きにウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイも乗ってくることを期待しています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

S&Pと全く同じ動きですね。

そして、12月28日から1月1日の注目すべきイベントです。

12月10日:米国新規失業保険申請件数(前週値:80.3万)

コロナの第3波が年末年始モードによる数値改善になっていますが、新型コロナの変異種も出てきていることから、まだ悪化リスクはあると見ています。

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

以前から伝えている通り、年末年始モードによる減速傾向が起きており、感染者数の増加率は、先週の6.4%から今週も5.3%とようやく改善。

そして、死者数は、先週の+4.9%から+4.3%に改善、

と第3波のピークを抜けてきていますね。しかし、イギリスで、新型コロナの変異種も出てきていることから、年明けからまた数字は上がっていくと見ています。

続いて、

フォーブス社が発表した「今年の仮想通貨の人」に、FRB議長のパウウェル氏が選ばれました。まあ、コロナショックによるドルの量的緩和を行ったことが、ビットコインのキャズム超えを支援したことを受けてという話なわけですが、皮肉なものです。笑

僕はパウウェルさんは、人相からしていい人だと思うんですよね。だから、なおのことです。

続いて、

以前から、指摘していた問題ですが、米SECが正式にXRPを証券方違反で、提訴しました。僕は、この動くは「市場の浄化作用」として必須だと考えています。その点は、次のニュースとも関連しています。

続いて、

Max Keiserが、米SECが、XRPに続き他の時価総額が大きい「ゴミ同然の仮想通貨」に対する提訴の動きをとるだろうとコメントしています。全く同感です。僕の個別銘柄の分析を見ればわかると思いますが、仮想通貨業界にはXRP始め、全くソフトウェア価値を持っていない巨大な時価総額の仮想通貨がまだTop100に大量に残っており、これらの存在自体が、市場の健全な発展を阻害していると僕は考えています。彼らは、運営自体も、非常にリスクの高い運営モデルを採用しているケースが多いことから、米SECが「浄化作業」を進めてくれることで、本来、資金が流れるべき有望アルトの成長を加速させると見ており、ぜひ、取り組んでもらいたいと思います。

続いて、

米大手資産運用会社のブラックロックが、アルトコインへの投資を加速するために、ブロックチェーンのエキスパートの幹部採用を進めているようです。有望アルトへの資金流入が加速する、よい流れです。

続いて、

バイデン政権の新SEC委員長がElad Roisman氏に確定しました。CoinTelegraphの記事を踏まえると、トランプ政権時に膠着していたETFやICO、DeFi市場への規制が進むと予測されています。僕も期待しています。引き続き、米SECの動向に要注目です。

続いて、

米マイアミ州の州知事が、ブロッチェーン社会に向けた取り組みを始めるとのこと。うーん、金融犯罪の多いマイアミ州がリードするイメージは分かないですね。。。サンフランシスコやニューヨークの方がリードをとれるイメージが湧きます。

続いて、

定期的にチェックしている第3回の半減期後の価格予測です。こちらの分析では、年末予想は、$41,000です。これは達成できずですね。次は、来年4月に$100,000突破予想で、ここは僕もほぼ近く来年3−5月に$100,000を超えてくると見ており、2022年1月中に$150,000から$200,000に到達すると予測しています。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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