アルトコイン週次分析-2020.12.21-12.27-ETHへの機関投資家の資金流入がアルトの次期成長トリガーの一つ

つづいて、アルトコイン市場です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

ETH,TRX,EOSの市場分析

イーサリウム、EOS、TRONの3大BaaSからです。

dapp.comのデータです。

イーサリウムの数値が、ほぼTRONもEOSも追いつけないレベルまで成長してきているのがわかります。来年は、アクティブユーザーベースでも、TRONを超えてくると見ています。

イーサリウム関連のニュースです。

まず、ETH2.0のバリデーター報酬が、今のところ、年利3.2%ぐらいとのことです。事前に出ていた10%を超える数値ではないのですが、僕は、この水準は、全く悪くないと見ています。その点は次のニュースと関連しています。

続いて、

仮想通貨関連の分析メディアMessariより「2021年より機関投資家によるETHの購入が開始する」というレポートが出ています。年金運用などのファンドにとっては、年利3.2%はかなりよい数値です。なぜなら、米FRBの年間インフレ目標が2.0%ですから、3.2%は十分投資家の期待に応えられる水準です。ETHを保有するだけでこの配当が得られるのであれば、ETHは十分彼らの投資に値するでしょう。

そして、これに更にコロナショックによる量的緩和が継続すれば、更にインフレが加速するわけですから、より大きなリターンが求められるわけですが、その際には、今度は、ETHを使ったDeFi運用が可能になりますから、DeFi銘柄に間接的に機関投資家の資金が流れていくことになると予測しています。

続いて、

ブロックチェーンゲームの世界が徐々に立ち上がりを見せつつあります。ゲームアイテムのNFT市場は、間違いなくBaaSとDeFiの次の成長ドライバーになると見ているので、今後も、市場展開に注目しています。

UNI, ZRX, CRV, SUSHI, BAL, KNC, BAN, DODOの市場分析

次は、DEXのUniswapです。

中央集権型取引所とDEXの売買高の比較です。

先週の10:1から、今週は19:1と再び開いています。最大の原因は、Binanceですね。売買高が先週に比べて倍近くになっています。年明けもこの傾向は継続すると見ています。

MKR、AAVE, COMPの市場分析

次は、MakerDAOです。

Defiレンディング市場全体の動向を追いながら、MKRの動きを見ています。

市場全体は、6,630億円、-5.7%(+12.1%)の減少、Top3は、MakerDAOは、-6.8%(+5.7%)、Aaveは、-10.4(+8.3%)、そして、Compoundは、-4.2%(+13%)です。()内は先週の増減値です。

やはり、今週は、アルトからビットコインに大規模な資金移動が起きたことを受けて、レンディング市場に担保化されているアルトの資産価値が下落し、全体的に数値がマイナスになっていることがわかります。

関連ニュースです。

MakerDAOのDAIに関するニュースで、米ホワイトハウスも通貨バスケット制度に基づくステーブルコインは発行規制するという考えを出してきています。今、最も当てはまるのは、Facebookのリブラです。ただ、ステーブルコイン市場は、仮想通貨市場の日常普及には不可欠と見ているので、今後も動向に注目です。

YFI, FARM, RENの市場分析

次に、YFIです。

また、YFIのアセット市場は、現時点で預かり資産合計は、今週から、DeFi PulseのWBTCの項目が削除され、 1,070億円です。

Top3の前週比は、Yearnは-6%(-5%)、Harvestが-8%(-20%)、RenVMは-2.7%(+2.2%)となっています。()内は先週の増減値です。

こちらも、レンディング市場とほぼ同じ展開です。

SNX、NXMの市場分析

次に、SNXです。

デリバティブ市場のアップデートです。

市場全体のTVLは、1,180億円と、+16.1%(+25.6%)、Top3は、Synthetixが、977.1億円で、+22.8%(+29.6%)、Nexus Mutualが-12%(+10.9%)、HEGICが、71.4億円の-10%(+3%)となっています。

Synhetixが、今週、新たなステーキングプラットフォームを発表し、そのことを受けてSNXのトークン価値がかなり高騰したので、Synhetixがほぼ市場全体を伸ばす展開となりました。

関連ニュースです。

ことらがそのStynthetixによる新たなステーキングプラットフォームです。Binanceなどでは既にリリースされているPoS系プロジェクトのステーキングサービスにも対応していくことのこと、更にサービスの拡充が進んでいきます。よい感じです。

THETA、HNT、DENTの市場分析

次に、THETAです。

THETA.tv に素晴らしい機能が追加されました。ストリーマー達が、ファン向けにNFTを発行してシェアする機能です。これはYouTubeとの差別化でかなり期待ができます。人気ストリーマーのファングッズは高値で売買される可能性もありますから、有望のストリーマーの新規発掘自体も、ユーザー側の醍醐味になってくるので、これは期待大です。

DOT、ATOMの市場分析

次に、DOTです。

Polkadotを利用したNexus Mutualの競合Tidalが、約2億円の資金調達を実施しました。Polkadotは、インターオペラビリティの領域に相当するので、超長期の視点で投資していますが、今後もエコシステムの発展がどうなっていくか注目しています。

さて、いつもの最後のスライドです。

アルトコインへの投資は、基本、創業期のGoogleやFacebookに投資するのと同じテックスタートアップ投資であることを理解してください。

ここで目覚ましい投資結果を出している投資家のレイド・ホフマンやピーター・ティール、そしてロン・コンウェイなど、みな共通しているのは「長期保有」であるということです。

この点は、バイナンスリサーチの結果からも裏付けられています。

長期保有者ほど、仮想通貨はリターン率が高いということです。

なので、僕も基本、個人投資家の人にはトレーディングではなく長期保有をおすすめしています。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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