ビットコイン週次分析-2020.12.28-2021.1.03-急激なアルトへの資金還流によりBTCは急落展開

毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2020年12月28日から2021年1月3日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

今週は、SNX、KP3R、YFI、1INCHに追加投資しました。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

年末年始は、かなり大きく動く相場展開でした。まず、$20,000超えから衰えなくブルトレンドをキープし、そのまま$30,000超えも達成、1月3日3amに$33,300をつけた後に、一旦トレーダーによる売り圧力を受けますが、その後、すぐにまた勢いを取り戻し、3日4PMに$34,778のATHをマークします。

ここからようやく修正局面に入り、価格は一時、重要な心理ラインである$30,000も割り込みますが、現在は、$30,000前後での揉み合いが続く相場展開になっています。

続いて、日足チャートの分析です。

急落した日のロウソク足は、たぐり線となっているため、まだ強気を維持できているのは確認できています。

しかし、KDJの収束トレンドが、下方にブレイクアウトする兆候も出てきており、もし、このままベアトレンドが強化されると価格は、$20,000半ばぐらいでの揉み合い展開になる可能性も見えてきているので注視しています。

そして、週足分析です。

週足のロウソク足は、今週正念場ですね。持ち合いで引けることができれば、再び上昇に転じる可能性が見えてきます。

逆に、陰線で引けるようですと、一旦、上昇トレンドにブレーキがかかる展開が予想されます。

また、KDJもまだ収束トレンドはキープできていますが、ここも週足のロウソク足の終わり方次第で、日足同様に下方ブレイクアウトの可能性も出てきているため、注視が必要です。

最後に、12月が閉まったの月足も見ておきましょう。

週足同様、KDJに収束トレンドが出てきていることに注目しています。

ここから、ファンダメンタル分析です。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の9.6%に対して、今週は24.4%と大きく上昇しました。

一方、BTCドミナンスレートは、-1.63%の70.83%と急落しました。

ここから学べることの一つは、先ほどのビットコインの急落相場との相関性です。ポイントは、法定通貨市場からビットコインに流入してくる以上の資金がビットコインからアルト市場に流れてしまうと、ビットコインは急落し、その結果、アルト市場もその急落に巻き込まれるというネガティブスパイラルが発生します。

今回の急落はまさにその典型例ですね。アルト市場も一部ダメージを受けています。

また、繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、CME先物の価格動向です。

先週の$235とスーパーブルでしたが、今週も$281とほぼ同水準のスーパーブルです。

3週間連続で$200超えでしたから、さすがに修正局面がきたという具合ですね。

もう一つ、CME Futuresの取組高と売買高です。

取組高は、-13%、そして、1日あたりの平均売買高は、-11%といずれもマイナスです。この点からも先週の相場がピークアウトしていることがわかります。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。


12月28日の難易度調整は、-0.38%と少しマイナスで完了、次回4日の予想は、年末年始のビットコイン上昇を受けて、+4.49%になっています。

次に、USDTの動向です。

今週は、2.8%の追加発行。先週の2%から、更に上昇しました。この点からも、アルトコインに資金流入がおきていることが確認できます。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週も増加しています。前週6.0%、今週も6.0%です。BTCの大幅価格上昇を受けて、GBTCも上昇し、大幅増が続いています。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、人気上昇が続いています。+12の39。Goldは、少しプラスの+5の77、そして、USDは+1の28、ETHは、+1の2です。来週もビットコインの値がかなり伸びてくると見ています。

次に、ビットコインのリスクアセットとしてのランキングです。

現在は、9位アリババと10位バークシャハセウェイの間です。バフェットのポートフォリオに投資するより、ビットコインに投資する方が儲かるという見方もできる実績ですね。笑 興味ぶかいです。

僕は、2021年中にビットコインは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。

次に、世界富豪ランキングにおけるサトシ・ナカモトのランクです。

現在、世界1位は、アマゾン創業者でCEOのジェフ・ペゾスで、11.3兆円。一方、推計100万BTCを保有するビットコインの創作者サトシナカモトは、現在、3兆5,000億円で23位です。

僕は、2021年中にサトシナカモトは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。

次に、ゴールドのチャートです。

引き続き、去年11月6日にマークした、$1,952を超えられるかどうかの相場展開です。現在、$1924まで回復してきていますが、この価格を超えられないと、またベアトレンドが続くことになります。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

ゴールドがベアな一方で、米債権市場は勢いが衰えません。今週も、再び、-3.0%の-1.06%まできています。ゴールド離れが晋一方で、債権市場は引き続き資金が流れています。このトレンド転換タイミングは、第2次ドル通貨危機を誘発する可能性があるので注目しています。

しかし、第2次ドル通貨危機を起こさず、仮想通貨経済にドル経済がバトンタッチしていく方が、マクロ経済のソフトランディングが可能になるため、その点を踏まえると、米国債への資金流入はキープできている点は僕は、別の角度がから考えてポジティブに捉えています。また、トランプ政権が続いていたらドル経済のソフトランディングはほぼ不可能になったことでしょう。

続いて、S&P500です。

5日間チャートです。

年初から、ATHをマークし、こちらも強気相場ですね。

僕は、これ自体ビットコイン市場にとって今後もプラスに働くと見ています。なぜなら、MicroStrategyに代表されるよう株高によるバランスシートの上昇を受けた米企業が、ドルのインフレ対策としてビットコインを組み入れる動きを加速させているからです。つまり、株高になることが、米企業のBTC買いを加速させるということ。僕は、いずれこの動きにウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイも乗ってくることを期待しています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

S&Pと比べるとこちらは立ち上がりが遅い具合です。

そして、12月7日から12月11日の注目すべきイベントです。

1月7日:米国新規失業保険申請件数(前週値:78.7万)

新型コロナの変異種も出てきており、年末年始も明けたことから、まだ悪化リスクはあると見ています。

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の5.3%から今週も5.9%とわずかに悪化。

そして、死者数は、先週の+4.3%から+4.8%とこちらも悪化。

やはり、休暇モードが終わったことで、数字がまた悪化してきていますね。

続いて、

新たなビットコインの価格予想です。ビットコイン支持者として有名なアナリストのトム・リー氏の2021年の予想は、$120,000です。僕の予想は、$150,000から$200,000なので僕より少しコンサバ予想ですね。

続いて、

ビットコイン批判者の一人ピーター・シフ氏は、引き続き、懐疑的なスタンスを崩していないですね。去年4倍になったビットコインより7倍になったテスラの方がいい投資だと。彼のビットコイン評価が2021年年末でどうなっているか?楽しみです。笑

テスラのパフォーマンスをビットコインが超えたとき、彼は、テスラ投資を勧めるのか?それともビットコインを勧めるのか?

続いて、

ビットコインの取引所への供給量がますます減ってきています。これもビットコインの価格が下がりにくくなる傾向を生み出す重要な要素なので、継続ウォッチしています。

続いて、

FinCENが、海外の仮想通貨取引所に、マネロン対策で新たな規制を課すとのこと。

この対応を受けて、BitTrexは、取引匿名性が特に強いMonero、ZCash、Dashを取り扱い銘柄から外しました。

理由は、これらの暗号通貨は、取引のトレースが不可能だからです。マネロン対策ができないのですね。正しい判断です。

このような動きによって、DeFiなど有望アルトに資金が流れるキッカケになるため、素晴らしい当局側の対応だと評価しています。

続いて、

同じく、訴訟されたXRPを受けて、Coinbase、Binance US、そして、Genesisなどの大手仮想通貨取引所が、1月中旬から一斉にXRPの取り扱いを停止します。

これも先ほどの話と同じで、DeFiなどの有望アルトに資金が流れる土台になるため、素晴らしい当局側の対応だと評価しています。

続いて、

Coinbaseに続き、Squareも、FinCENの仮想通貨ウォレットアプリに対する当局へのレポート義務化について、市場発展の阻害要因になると懸念を表明しています。バイデン政権にバトンタッチが完了すれば、議論を振り出しに戻すこともできるため、政権が正式に発足する1月末まで粘る考えと見ています。僕も賛成です。

続いて、

VanEckが再びビットコインETFチャレンジするとのこと。僕は、もうETFは、必要ないと判断していますが。。。笑

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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