ビットコイン週次分析-2021.1.4-1.10-


毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、1月4日から1月10日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のブログを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

今週は KNCとEOSを全て売却しました。EOSは、CTOのDANが辞任する前に売却しています。合計のリターンは、+130%でした。

そして、その資金を、KP3R、SUSHI、UNI、OGN 、そして、1INCHに投資しました。

ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDTの先ずは1時間足のチャートです。

ほぼトランプ政権交代に関わるニュースが市場を支配した週と振り返っています。

まず、6日に、米銀行規制の高官が、銀行がパブリックブロックチェーンとステーブルコインを使うことにお墨付きの規制を与えるというコメントのニュースを受けて、相場は、ブル展開、その後、7日に元FRB理事が、BTCを評価するコメントを受けて、再びブル。

その後、決定的だったのが、トランプがホワイトハウス前で行った選挙不正を訴える講演でエキサイトした支持者が、ホワイトハウスに立て篭もる事件が発生、死者も出たことから、既存の政治経済システムに対する不安が、相場に再びブル機運を与え、8日にでたBloombergからのBakktの今年上場ニュースなどを受けて、再び相場は高騰し、1月9日に$41,950のATH更新。

しかし、その直前に、トランプが政権移行に協力する発言を行い、ホワイトハウスの立て籠り事件も終結に向かったことで、緊張感が緩和。

その後、10日のイーロン・マスクの「給与受け取りをBTCでOK」という発言を受けて、しばらく相場はキープしていましたが、

やはり、とうとうトランプが観念したことを受けて、ようやく修正局面に入ったという具合です。

11日4PMに、$32,538まで価格修正しています。

続いて、日足チャートの分析です。

まず、先々週あたりから指摘していた、KDJのベア方向へのブレイクアウトが現実化しました。その点を踏まえると、日足ベースですは、12月から開始していたブル相場は、仕切り直しになったと見ています。ただし、ボリンジャーバンドの中間値は、$30,000をすでに超えてきていますから、こののライン上で下げ止まると見ています。つまるところ、まだ全体としてはブル相場は続いていると判断しています。

そして、今回の下落相場前に、形成していた$36,500-$37,500のサポートラインが、今後は抵抗ラインとして機能する可能性もある点を意識しています。

そして、週足分析です。

ロウソク足の動きを踏まえると、先週は「強持ち合い」で引けたことがわかります。

また、週足でも、KDJにベアシグナルが出ていますが、回復する可能性もあるため、ここはまだ問題視はしていません。

ですから、全体としては、第3回半減期後のブル相場は終わっていないと判断しているので、この「強持ち合い」自体が、次のブル展開に向けた一時休息期間と見ています。

ここから、ファンダメンタル分析です。

まず、今回の下落を予測する動きとして出ていたのは、こちらのWBTCの減少ですね。WBTCはトレーダー達などが、BTCを担保にしてDeFiなどを使って投資利益を上げるために使われるプロダクトなわけですが、これが12月に入って、新規発行に対して契約解消が上回る展開になっていました。

おそらく、現物の利益確定に動いたと見ています。これが今回の下落相場をリードしていると分析しています。

次に市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の24.4%に対して、今週も21.7%と引き続き、大きく上昇しました。
一方、BTCドミナンスレートは、-2.22%の68.63%と急落しました。

この点からわかることは、先週の上昇相場は、主にアルトコインがリードしていることがわかります。

その点は、次のUSDT市場を見ることでわかります。

今週は、11.5%の追加発行。先週の2.8%から、強烈な上昇です。USDTを使う投資家は、トレーダーやアルトコイン投資になれた投資家なので、この点からも、先週の市場をリードしたのが、アルトコインだったことがわかります。
また、繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、CME先物の価格動向です。

先週の$235とスーパーブルでしたが、今週も$484も更にその上を行くスーパーブルです。

また、今回、先物市場で注目しているのは、5月物と6月物の価格です。わかりますか?

最高値は、5月物で、6月物は添えより下げています。5月12日は、第3回の半減期からちょうど1年後です。その点から、先物投資家の中にも、今年5月がビットコインのブル相場のラストになるという見方をしているということが見えてきます。この点は、継続的にウォッチした方がいいと考えています。

もう一つ、CME Futuresの取組高と売買高です。

取組高は、先週は-13%でしたが、今週+4.3%、そして、1日あたりの平均売買高は、先週-11%でしたが、今週は、+222%と大幅上昇です。この点ふまえると、今週は、ブル勢とベア勢のかなり大きな攻防があったことがわかります。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

12月28日の難易度調整は、10.79%と大幅上昇。ビッチコインの価格上昇を受けてですね。しかし、その後、大幅な価格修正が起きているので、次回24日は、マイナスになる可能性を意識しています。

次に、ビットコインの送金手数料です。

価格が上昇してきましたから、注意しています。こいつが上がるとビットコインの価値が下がると考えている投資家がいるためです。僕は、ビットコインはデジタルゴールドと考えているので、そもそも経済取引に使うものではないと評価していますが、経済取引に使わないと価値がないと考えている投資家も多いので、この数値が高過ぎるという評価が増えると、下落要因につながります。

現在は、$13.9です。ちなみに、2017年のバブルピーク時に、$55.16をマークしています。その数字から比べるとまだ相当低いですね。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週は、あれだけの上昇相場ながら、ほぼ変化なしです。しかし、今、BTC価格も下落してしまったので、追加買いに動くかどうかちょっと微妙になってしまいましたね。来週の数値がどうなるか要注目です。

次に、第3回半減期後のビットコイン価格予想に関するアップデートです。

こちらの分析では、4月18日に、$100,000超え、5月12日に、$387,000をマークし、その後、いつもの下落相場に入るという予想です。

僕の予想は、2021年の3月から5月の間に、$150,000から$200,000に到達するという予想です。

そして、彼らの予想では、12月31日に、$41,000の予想だったのですが、1月9日に$4,1950に到達しましから、かなりペースが追いついてきましたね。

引き続き、僕は予想変更なしですが、彼らの予想の$387,000の可能性も出てきたというところです。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、人気上昇が続いています。+29の68。Goldは、少しマイナスの-2の75、そして、USDは+7の35、ETHは、+2の4です。

先週予想した通り、今週、BTCが大幅にのびました。いよいよ待ちに待ったゴールドとのゴールデンクロスが1月から2月にかけてやってくると見ています。この数値は、将来的にビットコインの時価総額がゴールドの時価総額を上回る先行的な動きとして追っています。

次に、ビットコインのリスクアセットとしてのランキングです。

現在は、先週の9位から1つアップして、現在、7位Facebookと8位Tencentの間、8位に位置しています。

僕は、2021年中にビットコインは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。

次に、世界富豪ランキングにおけるサトシ・ナカモトのランクです。

現在、世界1位は、アマゾン創業者でCEOのジェフ・ペゾスで、11.3兆円。一方、推計100万BTCを保有するビットコインの創作者サトシナカモトは、先週の23位から5つあげて、現在、4兆0,000億円で18位です。アリババ創業者のジャック・マーを抜きました。

僕は、2021年中にサトシナカモトは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。そうなれば、彼は文字通り、世界最強の起業家として評価されるでしょう。しかし、決して、姿を表すことはない。笑 僕は、誰か分かっています。詳しくは、僕の「サトシナカモト」の動画を参考にしてください。

次に、ゴールドのチャートです。

先週、大変、興味深いことがおきました。1月5日に、$1948.82をマークした後、$1800台まで下落しています。

つまり、去年11月6日にマークした、$1,952を超えられなかったということ。再びベアトレンドの継続です。

今年は、本当に、ゴールドからビットコインへのインフレ対策投資のトレンドが転移する可能性が出てきました。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

とうとう、米国債も、先週、マイナス金利の上昇に歯止めがかかりました。+14%の-0.93%です。この背景にあるのは、ホワイトハウスの立て籠り事件です。しかし、解決しましたから、来週は再びマイナス金利の上昇が起きると見ています。

続いて、S&P500です。

5日間チャートです。

年初から引き続き、米新規失業者保険の申請者数もほぼ変化なし。12月の米失業率も変化なしを受けて、ブル相場をキープです。

僕は、これ自体ビットコイン市場にとって今後もプラスに働くと見ています。なぜなら、MicroStrategyに代表されるよう株高によるバランスシートの上昇を受けた米企業が、ドルのインフレ対策としてビットコインを組み入れる動きを加速させているからです。つまり、株高になることが、米企業のBTC買いを加速させるということ。僕は、いずれこの動きにウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイも乗ってくることを期待しています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

S&Pとほぼ同じ動きです。

そして、1月11日から1月15日の注目すべきイベントです。

14日:米国新規失業保険申請件数(前週値:78.7万)

新型コロナの変異種も出てきており、年末年始も明けたことから、まだ悪化リスクはあると見ています。

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の5.9%から今週も5.25%と改善。

そして、死者数は、先週の+4.8%から+4.5%とこちらも改善。

政府が、年初からかなり厳しい対応をしてきていることを受けて、数字に改善が見えられます。

続いて、

インターネット産業との比較をした超長期の分析です。まず、注目して欲しいのは、多くのインターネット企業が上昇するNASDAQ。

2,000年3月にバブルが崩壊し、その後、その時につけたATHを超えたのは、2015年4月でした。つまり、15年かかっています。

一方、ブロックチェーン産業はどうか? こちらを見てください。

2018年1月に市場全体の時価総額は、最高値をマークして以来、長らく下落相場が続いていましたが、約3年後の2021年1月に、とうとうバブル時のATHを超えました。

インターネット産業が15年かけて超えた実績をブロックチェーン産業は3年で超えています。簡単に捉えたば、この業界は、インターネットより5倍の速度で発展しているということです。

僕自身、インターネット産業にも長く関わり、2014年からこの業界の立ち上げをリードして実感していることですが、インターネット産業よりも圧倒的に早いです。

今回のこの数字は、その体感が実際に数値として裏付けられたと言えると思います。要するに5倍の速度で進んでいるということです。

いろんなこの業界の物事の進むスピードが、それは各有望プロジェクトの成長や、ダメなプロジェクトの衰退も含めた5倍の速度ということです。

この点は、この業界に投資する上で、常に頭に入れておきたいとことだと考えています。

続いて、

バイデン債権も、新たに300兆円のコロナ追加経済支援策を実行予定とのニュースが出る一方で、また新たに著名投資家やエコミストによりビットコイン投資の正当性発言が相次いでいます。

このあたりは、常に、ビットコインの底堅い動きを支えていく要素なので、相場への影響を丁寧に見ておきたいところです。

続いて、

人気アナリストのWilly Wooも、ビットコイン投資人気がいずれゴールド投資人気を上回る可能性の発言をしていますね。僕は、この点は以前から指摘していることで、その証拠として、例のGoogle検索トレンドのデータ分析をみなさんにいつも見せています。

続いて、

米州政府で興味深い動きがありました。マイアミ州政府が、州の準備金の1%をビットコインにすることを検討しているとのこと。もし、これが実現がすれば、他の州も追づいする可能性もありますし、それによって、ポストドル時代が加速していきますから、要注目です。

続いて、

仮想通貨の大手プレイヤーが、どんどんリップルに見切りをつけています。

グレースケールもXRPを投資先から除外することを決め、大手ウォレットアプリのBlockchain.comもXRPの売買を停止しました。

以前から伝えているように、アルトコイン市場の正常な成長には、XRPも含めたいわゆるゴミコインを市場から排除することが非常に重要ですので、僕はこの動きを支持しています。

続いて、

ウクライナ政府が、Stellarを利用してCBDCの発行を検討しているとのこと。僕はこの手のニュースはほとんど評価していません。なでなら、動機がFOMOだからですね。XRPがソフトウェア価値がないのも、FOMO市場に言っているからです。どうやら、XLMも同じ道を歩もうとしているようです。なので、僕は、XLMには投資しません。詳しくは、僕のXLMの分析動画を参考にして下さい。

続いて、

ビリオネアのマーク・キューバンが、ビットコインの価格が、1億円を超えたら、米大統領選に出るとのこと。今回、第3回目の半減期で、1億円到達はないと見ていますが、次回、第4回の半減期後には、十分1億円到達はあると見てみえるので、その日を楽しみにしておきましょう。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。

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