毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、1月18日から1月24日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のYoutubeを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

今週は ZRXを全て売却し、その資金をBTCに投資しました。売却リターンは、+115%でした。

ビットコインの分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDT、今週は、4時間足のチャートです。

テクニカル指標が市場の展開をリードしている週と言えます。

まず、ボリンジャーバンドの中間ラインに注目してもらうと、22日10amに$28,850をマークしてからの戻し相場の後、4時間足のボリンジャーバンドの中間値が、上昇を阻む展開が続いていました。

しかし、24日13時ごろから、この中間ラインを超えていく上昇エネルギーが生まれていき、25日4amに$30,900をマークした後も、再び、この中間ラインを超えています。

また、ファンダメンタルニュースで、唯一市場に影響を与えたのは、先ほどの$28,850からの回復相場のタイミングで、バイデン政権の次期財務長官イエレン氏が仮想通貨市場の規制に対して、「イノベーションを加速する建設的な規制を実施する」とコメントしたニュースがタイミングよく入ってきたので、回復相場に貢献しています。また、この回復相場では、おそらく業界関係者のクジラも相当資金を投入して、$30,000の心理ラインを死守する動きをとったと見ています。

それ以外には、17日にカナダの前首相が、BTCを中央銀行の準備資産対象候補になるという発言や、また、21日に、世界最大手のミューチュアルファンド会社であるBlackRockが、SECにファンド資金をBTCに投入する意思があると見られる書類を提出していたニュースが出ましたが、いずれもほとんど市場側は反応していないです。

以上のことを踏まえて、この4時間足チャートを俯瞰的に見ると、ヘッド&ショルダーボトムの底値形成が進んでいると分析しています。

必須となる3つの底値はブルーでマークした、1月12日の$30,420、そして、22日の$28,850、最後が、25日の$30,900。いずれも、$30,000の心理ラインの攻防を通じて形成されている底値の動きです。

そして、ネックラインは、直近高音のラインをベースに弾いているブルーのラインです。

チャート上、このネックラインにチャレンジするタイミングは、2月8日から12日あたりに来ると予測しています。超えるタイミングで、売買高が底値をつけたタイミングより大きく上回ることができた場合、そして、この超える強さが、その後、起きる上昇相場の規模を決めると言えるので、要注目です。

続いて、日足チャートの分析です。

先日指摘していたフラッグは、見ての通り、下落に終わっています。しかし、同時、先ほど指摘したように、この$30,000の心理ラインの攻防における価格反発力もかなり強いことがわかっています。

その結果、KDJで、パープルの短期線が、中期線と長期線をうわ抜く動きを見せつつあります。今回で3回目のトライですね。抜けてくると、更にブル勢力が強化されることになります。

そして、週足分析です。

週足は、今週で4週連続の保合いが相場となります。ロウソク足の動きを見ても、上ヒゲより下ヒゲの方が長く出る傾向が続いているため、その分、ブル勢力の方が強いことを表しています。

ここから、ファンダメンタル分析です。

まず、市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の-12%の大幅下落に対して、今週は、+0.09%%とほぼ変わらずです。
一方、BTCドミナンスレートは、-2.67%の63.39%と大きく下落しました。

つまるところ、今週は完全にアルトターンであったということです。2月に関わるまでアルトターンと予測していましたが、その動きがようやく明示的になってきました。

また、繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、USDTの発行総量の推移です。

先週は+2.5%の追加発行と、比較的大きな発行増でしたが、今週も、+2.5%です。

この数字からもアルトに資金が流れていることが確認できます。

次に、CME先物の価格動向です。

先週の$488とスーパーブルでしたが、今週はここ最近の下落を受けて、少し減速し、-24%の$372。しかし、まだブル相場が衰えていないのがこの数字からもわかります。

もう一つ、CME Futuresの取組高と売買高です。

取組高は、先週は+6.9%に対して、今週も-8%の下落。そして、1日あたりの平均売買高は、先週の-7%に対して、今週は、+8.7%。この数字の変化を踏まえると、ブル相場はキープしているので、多くの先物投資家はロング狙いと見ていますが、相場の下落がどこで落ち着くか見極めるため、あまり長期保有せず、短期のトレーディングを繰り返していることがわかります。その結果、取組高が減っている一方で、売買高が増えると言う傾向が出てきていると見ています。

次に、WBTCの新規発行と解約の推移です。

12月中は解約が大きく上回る展開でしたが、ようやく新規発行高が少しずつ増えているのが、確認できます。そろそろBTC相場がそこを打ってきていると判断し、WBTCを使った運用に切り替える投資家が増えてきているように思います。この数字の動きから、底入れ感が感じとれます。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

1月23日の難易度調整は、+1.05%と小幅上昇、価格の下落を受けてですね。まだ、BTC価格が大きく上方に動き出していないので、2月6日に向けて再度、上昇を始めるかは現時点では見えてこない状況です。

次に、ビットコインの送金手数料です。

現在は、$8.06で、先週に比べて-24%です。難易度があまり上昇していないためですね。

ちなみに、2017年のバブルピーク時に、$55.16をマークしています。その数字から比べるとまだ相当低いですね。

次に、PayPalユーザーのビットコイン購入状況です。

PayPalは、itBit経由でビットコインを調達しているので、itBitの売買高が大きく上がると、それだけPayPalユーザーがビットコインを積極的に買っていることが確認できます。

1月24日現在で、約27億円。

参考までに、1月11日に、242億円と言う最高記録があるので、これを超えてくるようですと、ビットコインの購入パワーがかなり強力になりつつあると言う参考指標になると思います。今はまだかなり低いと言えます。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週は、久しぶりに大幅上昇しました。+4.8%です。安くなったところをうまく買っている印象があります。

参考に追加分析です。

仮想通貨関連の分析会社Grass Nodeのデータによると、この1週間前後の下落基調の中で、1000BTC以上を保有するアドレスは引き続き増加しています。

グレーのラインがBTCの価格で、黄色のラインが、1000BTC以上保有するアドレスの数です。この点から見えてくることは、「クジラ投資家」は、今のビットコインは安いと踏んでいると言うことです。

次に、第3回半減期後のビットコイン価格予想に関するアップデートです。

こちらの分析では、4月18日に、$100,000超え、5月12日に、$387,000をマークし、その後、いつもの半減期後の下落相場に入るという予想です。

僕の予想は、2021年の3月から5月の間に、$150,000から$200,000に到達するという予想です。

そして、彼らの予想では、12月31日に、$41,000の予想。1月9日に$4,1950に到達した後、24日現在は、$32,700前後なので、押し戻しがまだ続いている状態と言えます。

引き続き、僕は予想変更なしですが、彼らの予想の$387,000の可能性も出てきたというところを意識しておきたいです。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、人気上昇が続いています。-28の44。Goldは、-2の75、そして、USDは-4の30、ETHは、変化なしの3です。

うーん、ゴールドに対するゴールデンクロスは、次回のブル相場に持ち越しですね。おそらく3月初旬になると見ています。

次に、ビットコインのリスクアセットとしての時価総額ランキングです。

先週と変わらず、アリババに続く9位です。

僕は、2021年中にビットコインは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。

次に、世界富豪ランキングにおけるサトシ・ナカモトのランクです。

現在、世界1位は、アマゾン創業者でCEOのジェフ・ペゾスで、11.3兆円。

一方、推計100万BTCを保有するビットコインの創作者サトシナカモトは、価格下落を受けて、先週に比べてランクを一つ落として24位です。

僕は、2021年中にサトシナカモトは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。そうなれば、彼は文字通り、世界最強の起業家として評価されるでしょう。しかし、決して、姿を表すことはない。笑 僕は、誰か分かっています。詳しくは、僕の「サトシナカモト」の動画を参考にしてください。

次に、ゴールドのチャートです。

引き続き、ベア相場が続いています。まだ、$1800台で推移していますね。

この点を踏まえても、今年は、本当に、ゴールドからビットコインへのインフレ対策投資のトレンドが転移する可能性が出てくることを意識しています。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

今週は、変化なしの0%です。バイデン大統領の就任式の週でしたから、終わるまでは様子見したということですね。

続いて、S&P500です。

5日間チャートです。

穏やかな上昇相場が続いています。

21日の米新規失業者保険の申請者数は、わずかに減少したのみに止まったニュースに対して、ほぼ無反応ですね。完全なインフレ相場であることがわかります。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

S&Pとほぼ同じ動きです。

そして、1月25日から1月29日の注目すべきイベントです。

28日:米国新規失業保険申請件数(前週値:90.0万)

新型コロナの変異種も出てきており、年末年始も明けたことから、まだ悪化リスクはあると見ています。

市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の5.5%から今週も4.5%と大幅減少。

そして、死者数は、先週の+5.1%から+4.9%とわずかに改善。

もし、感染率がこのまま毎週低下していくようなら、ワクチン効果が出てきている可能性もあると見ています。

ただ、同時に、変異種のニュースも出てきており、ワクチンVS変異種の動向に注目しています。

続いて、

Micro Strategy社CEOのマイケルが、再び、強気発言です。BTCの時価総額は、S&P500の時価総額を超えるだろうとのこと。夢のある話ですね。笑

まずは、800兆円の時価総額を持つゴールドを追い抜くことが、ビットコインの当面のターゲットです。

続いて、

Jack Dorsey率いるTwitterの、SNSブロックチェーン化プロジェクトが、徐々に動きを活発化させています。プロジェクトコードは、BlueSky。いいコードネームですね。

続いて、

先週も伝えた米調査レポートの続編で、2020年の調査で、アメリカの資産運用アドバイザーの10%が、顧客預かり資産の一部をビットコイン投資に向けさせたとのこと。確実に、実需増がきていますね。おそらく、このあたりの資金はPayPal経由で流れてきていると見ています。

続いて、

NFTに特化した仮想通貨ファンドのCrypto Punkが確実に成長しています。40名のメンバーで、4800ETHのプール資金でNFT投資運用をやっており、既に、7600万程度の運用収益を上げているとのこと。匿名で資金を集めるNFTファンドは、まさに次世代の金融商品と言えるでしょう。今後の発展が楽しみです。

続いて、

ロシアの裁判所が、Binanceをブラックリストから除く判断をしたようです。これは、ビットコインとアルトコイン市場、両者にとってグッドニュースですね。特に、バイナンスはアルト銘柄が豊富なので、ロシアの個人投資家の資金流入がアルト市場に見込めるようにもなるので、素晴らしいと評価しています。
調査レポートからの抜粋によれば、その回答をしている大半の理由が、「インフレ傾向を強めているドルに対するヘッジ投資として供給制限のビットコインには、その価値が十分アあると判断している」とのこと。

素晴らしいですね。

続いて、

バイデン政権の新財務長官に任命された、イエレン氏がコメントを出しています。

“仮想通貨の合法的利用を促進させることで、フィンテックイノベーションを加速させる。同時に、違法取引を的確に取締ることで、市場の健全な発展を支援する”

素晴らしいコメントです。期待できそうです。

続いて、

もはや誰もがサトシナカモトではないことを知っているクレイグ・ライトが、Bitcoin.orgに対して、著作権法違反で、サトシナカモトが書いたビットコインのホワイトペーパーを取り下げるよう主張しているようです。一方、Bitcoin.org側は、この動きを無視するとのこと。

詐欺師の言うことなど、誰も信用しません。無視でよいです。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

つづく。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。