毎週のレギュラーアイテムである、ビットコインとアルトコインの週次分析と市場予測です。

分析期間は、2月8日から2月14日です。

こちらの内容はYouTubeにもまとめています。日本語字幕付きです。合わせて参考にしてください。

早速はじめていきましょう。

まず、僕のポートフォリオ戦略の確認です。

 

僕は、基本的に、ビットコイン、そして、アルトコインもこの6つのカテゴリに該当しているプロダクトしか投資しません。詳しくは、僕が別にまとめている「ポートフォリオ戦略」のYoutubeを参照してください。

そして、僕の仮想通貨ポートフォリオのアップデートです。

今週は、これらの銘柄に追加投資しました。

UMA, REN, UNI、YFI、AAVE、OGN、KP3R、THETA、WNXM、MKR、STMX、TWT, DENT, CREAM

そして、現在の各銘柄への資金配分と、投資パフォーマンスの数値に基づく各銘柄のシェアは、こちらの数値にまとめている通りです。

 

1.ビットコインの市場分析

では、まず、ビットコインの分析からです。

いつものBTC/USDT、今週は、4時間足のチャートです。

先週は、TESLAのニュースがほぼ市場展開をリードする形となりました。

まず、2月5日時点で、$37,230だったBTCですが、8日にTESLAが、約1,500億円をBTCに投資するというニュースを受けて、重要心理ラインの$40,000を大きくうわ抜き、9日1pmには、$48,142のATHまで到達します。

その後は、少し持ち合いに入りますが、ボリンジャーバンドの4時間足の中間値ラインを抵抗ラインの頼りにしながら、

10日に、TwitterのCFOが、同社もBTCをドルに対するインフレヘッジ資産として投資意向を、

12日には、Uber CEOが、仮想通貨をユーザーの決済手段として導入する意向や、Jack Doseyga,Jay-Zと組んで500BTC(23億円程度)をアフリカとインドの仮想通貨普及に投資するこを発表、そして、BitPayのVISAカードが、ApplePayでも使えるようになったニュースなどを受けて、$48,985とATHを更新します。

その後、

13日、カナダのトロント証券取引所で、業界初のETFが承認されたニュース、Amazonがメキシコで、仮想通貨決済を導入するための試験プロジェクトを立ち上げる予定のニュース、そして、14日には、大手投資銀行モルガン・スタンレーが、1.5兆円規模のBTC投資を検討中などのニュースが流れたことを受けて、14日9pmに、$49,707と次なる重要心理ラインの$50,000まで価格がきます。

しかし、その後、特に理由もなく、価格は急落し、ボリンジャーバンドの下方ラインに到達して反発しているというのが現状です。

ほぼ1週間近く、ボリンジャーバンドの4時間足の中間値ラインを笑ないかなりのブルトレンドが続いていただけに、これはブル相場にはダメージですね。

今回の、「理由なき急落」については、僕は明示的な分析結果を持っています。相場を動かしたのは、間違いなく、投機家集団ですね。

要するに、レバレッジ取引などを利用して、心理戦$50,000ギリギリまで空売りを溜めていく。

$50,000を超えてしまうと、そこからまた新たなブル相場が生まれてしまい、彼らは、仕掛けた空売りが大損しますから、

そのギリギリ手前で、保有している現物BTCを大量に利食い売りをして、現物価格を急落させます。そして、頃合いをみて、空売りの買い戻しをして、莫大な利益を出す。

彼らのやってくるとことは手にとるように分かります。

一番怒りを覚えるのは、彼らのこの行為が、BTCのボラティリティをあげるため、大勢の、かつ莫大な資金力を持つ機関投資家や長期保有の個人投資家が、ボラの高さを理由に仮想通貨市場に入ってくることを敬遠する原因を作り上げている「がん細胞」であるということです。

相場操縦していることは明白ですが、米国SECなどから早く起訴されることが肝要と言えます。

続いて、週足チャートの分析です。

KDJに注目しています。引き続き、短期線が、中期線と長期線をうわぬく動きは取れているので、ブルトレンドはキープできています。

そして、月足です。

今、2月中旬ですが、2017 年のバブル相場と似て非なる点を理解する助けになると思います。

ロウソク足を見ると、2017年12月の相場は、連日ATHを更新する相場が続きながらも、結果的に、大きく上ヒゲを出してから終わりました。

これは、いわゆる上昇相場の終わりに出る動きの典型です。

一方、2021年1月にも、ほぼ同じロウソク足が出ました。ですが、2月の展開は結構リスクが高かったのですが、TESLAのBTC大量買いニュースがでたことで、ブルトレンドが強化させる展開になっています。

そして、KDJも、まだ短期戦と中期・長期線との間にまだギャップがあるため、ブルトレンドが継続していることを確認できます。

ここから、ファンダメンタル分析です。

まず、市場全体の時価総額とビットコインのドミナンスレートの動向です。

市場全体の時価総額は、前週の+16.5%の大幅上昇でしたが、今週は、さらにそれを超える+28.4%と、引き続き大幅上昇です。

一方、ドミナンスレートは、-0.7%と大幅下落で,60.53%です。ドミナンスレートのこの低下レベルと時価総額の上昇率を比較すると、相場を押し上げているのは、ビットコインとアルトコインの両方と言え、アルトコインの方が少し影響力が強めと言えます。

また、繰り返しますが、BTCドミナンスレートは超長期は完全にベアです。

次に、USDTの発行総量の推移です。

先週は+8.3%の追加発行と、大きな発行増でしたが、今週も、+10.4%と大幅アップです。USDTの資金の大半はアルトに流れるのが一般的です。つまり、ドミナンスレートのところで説明したように、アルトの方がより上昇相場をリードしていることがこれから分かります。

次に、CME先物の価格動向です。

先週の$374と少し勢いが衰えたスーパーブルでしたが、今週は再び勢いを取り戻し、+26%の$472です。ただし、先週は50%近い上昇でしたから、これに比べると少しブルトレンドが後退したことが分かります。

もう一つ、CME Futuresの取組高と売買高です。

取組高は、先週は-2.8%に対して、今週は+8.4%の上昇。そして、1日あたりの平均売買高は、先週の-77%に対して、今週は、+63%。ほぼ戻す展開です。

今週のこの動きから学べることは、TESLAのBTC買いを受けて、相場の方向性が出てきたことで、再びポジションを増やす先物トレーダーが増えているということです。基本の方向性はブルで見ているでしょう。ですから、売買高も戻しています。こちらも基本、ブル展開を踏まえての動きと見ています。

次に、WBTCの新規発行と解約の推移です。

先週、かなり大型のWBTCの発行が行われました。これは、BTCのブルトレンドがしばらく続くことを裏付けるよいデータです。

WBTCを使う投資家の多くは、BTC価格がしばらく上昇が続くと判断したばい、WBTCに変えて、DeFiで運用してリターンを得るというお金の動かし方をするからです。

次に、ビットコインのマイニング難易度です。

次回19日の難易度は、+4.14%で推移しています。TC価格の回復を受けてのことですね。

次に、ビットコインの送金手数料です。

現在は、$20.28で、先週に比べて、+43.7%です。上昇しすぎると、ベアシグナルになります。今のところは、まだ危険値レベルとは言い難いですね。

次に、PayPalユーザーのビットコイン購入状況です。

PayPalは、itBit経由でビットコインを調達しているので、itBitの売買高が大きく上がると、それだけPayPalユーザーがビットコインを積極的に買っていることが確認できます。

2月7日現在で、約40億円。先週の日曜に比べて、+3.8%とほぼ動かずです。

次に、GrayScaleの実際のBTCの保有高です。

今週は、0%と変化なしでした。

追加分析です。

調査会社のGlassnodeからのデータです。

まず、2020年12月ごろから、取引所に流通するBTC量が下落傾向にあります。

と同時に、1000BTC以上を保有するアドレスが、同じタイミングで急激に増え始めています。

大口投資家は、確実にBTCをブルと判断し、長期保有を始めていることが分かります。

これは確実に、BTCの供給不足を引き起こすので、プラス材料です。

次に、第3回半減期後のビットコイン価格予想に関するアップデートです。

こちらの分析では、4月18日に$100,000超え、5月12日に、$387,000をマークし、その後、いつもの半減期後の下落相場に入るという予想です。

2月12日に、$49,707をマークしたことで、再び予測トレンドラインに回復してきた具合ですん。

僕の予想は、2021年の3月から5月の間に、$150,000から$200,000に到達するという予想です。
引き続き、僕は予想変更なしです。

追加分析です。

ストック&フロー分析によると、BTC価格は、今年9月に$100,000に到達するという予測が出ています。

水色が第1回目の半減期、青色が二回の半減期。そして、赤が今回3回目の半減期です。ちょうど、1回目と2回目の間のトレンドラインで動いていることが分かりますね。この場合、S/F分析では、最高、$288,000まで到達する可能性があります。

そして、Google Search Trendのデータです。

Bitcoinは、+35の70。Goldは、+3の87、そして、USDは+2の33、ETHは、+1の4です。

先週のテスラニュースを受けて、ビットコインが急上昇しています。

次に、ゴールドのチャートです。

まだベアトレンドのままです。先週は、$1824で引けています。

次に、ビットコインのリスクアセットとしての時価総額ランキングです。

先週から2つランクを上げて、テスラを超えて6位です。

僕は、2021年中にビットコインは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。

次に、世界富豪ランキングにおけるサトシ・ナカモトのランクです。

現在、世界1位は、テスラのCEO、イーロン・マスクで、20兆円。

一方、推計100万BTCを保有するビットコインの創作者サトシナカモトは、現在25位です。

僕は、2021年中にサトシナカモトは、このランキングで世界No.1をとると予測しています。そうなれば、彼は文字通り、世界最強の起業家として評価されるでしょう。しかし、決して、姿を表すことはない。笑 僕は、誰か分かっています。詳しくは、僕の「サトシナカモト」の動画を参考にしてください。

次に、米国国債の金利動向です。10年ものを継続ウォッチしています。

2月11日の金利は、1.16%です。グラフを見ると分かる通り、少しずつ金利が上がってきていることが分かります。新型コロナが収束に向かうにつれ、債権売りの株買いの動きが加速していることが分かります。

続いて、S&P500です。

5日間チャートです。

4日の米国新規失業保険申請件数の最新値は、+1.8%の79.3万をわずかに踏まえました。これを受けて、当日は、株式は下げていますが、やはり、新柄コロナの感染者数が減少傾向にあることなどを受けて、上昇トレンドはキープしています。

続いて、ハイテク銘柄中心に構成されているNASDAQ100です。

S&Pとほぼ同じ動きですが、こちらの方が反応は小さいですね。

そして、2月15日から2月19日の注目すべきイベントです。

2月11日:米国新規失業保険申請件数(前週値:79.3万)

2.市場関連ニュースの分析

続いて、関連ニュースです。

まず、新型コロナウィルスの動向です。

感染者数の増加率は、先週の3.2%から今週は2.8%と引き続き、更に改善。

そして、死者数も、先週の+4.1%から+3.8%と更に改善。

やはり、感染率の数値下落が目立つことから、ワクチン効果が着実に出てきている印象です。その場合、量的緩和を受けた後の景気回復による株高は、相当なレベルになる可能性がり、このリスクオン状態が、仮想通貨市場にはポジティブに働くと見ています。

続いて、

テスラのBTC1500億円投資を受けて、GMも購入検討をしているようです。同じ、自動車業界ですから、競合として置いてかれまいとする動きでしょう。

しかし、僕は、それより早くGAFA含めたシリコンバレーの上昇企業が先にBTC投資を開始すると見ています。このインパクトが、BTC価格に与えるインパクトはかなり大きいでしょう。シリコンバレーの上昇企業は、みんな現金たくさん持っていますからね。笑

歴史的事件と呼べるでしょう。

続いて、

イーサリウムのビタリックに続いて、イーロン・マスクも、仮想通貨ウォレットのセキュリティ問題を警告しています。

これはとてもよいことです。僕は、今年、イーサリウムがキャズムを超えると見ており、その際に、DeFi市場が盛り上がることは必須ですから、それを受けて、DeFiプレイヤーに対するハッキングが大量発生することは確実に避けなければなりません。業界の信用度が低下するためです。

ですから、その先手をうつために、仮想通貨ウォレットのセキュリティ問題を解決しておくことは非常に重要だからです。

続いて、

マイアミは、着実に、ビットコインを保有する準備を進めているようです。継続ウォッチです。

続いて、

スタートアップは、テスラを見習って、手持ち現金の一部をBTCとして保有すべきという話です。全く持ってその通りですね。

特に、コロナショックで資金調達環境はまだ以前のレベルを取り戻していませんから、資金の一部をBTCに変えておくこと、インフレヘッジ対策をとりつつ、値上がり利益を会社の運営資金に割り当てるのは、会社を生き残らせる上で、現実的な生存政策と言えます。

最後にいつものスライドです。

仮想通貨の本格的な成長段階は、個人投資家の多くが、世界を支える米国経済より仮想通貨経済の方が可能性があると考え始めるかどうかです。

つまるところ、引き金は、1972年のニクソン・ショック以来の第二のドル通貨危機ということです。

つづいて、アルトコイン市場です。

BaaS市場

アルトコイン市場の分析

BaaS市場からです。

dapp.comのデータです。

イーサリウムで、アクティブDappsが、+20と大幅に増えました。一方で、USDベースのトランザクション規模は、-36%です。先週が、+76%とかなり高かったので、それに比べるとDeFiの数字は割と穏やかな伸びになっているでしょう。

そして、ETHのガス料金の推移です。

今週は、先週に比べて上昇、+30%の$18.99です。BTCより安いですね

また、グレースケールのETH投資が再開しているので、数値を追っています。2月13日時点で、19万5000ETHを保有しています。

追加分析です。

Glassnodeの分析によると、ETH2.0のステイキング総量が、ATHを更新、現在300万ETHを超えるところまで来ています。青のグラフがそのトレンドです。確実に右肩上がりに来ていますね。

関連ニュースです。

ビットコインで1,000億円以上の資産を持つウィンクルボス兄弟が、ETHが非常に過小評価されているとインタビューで答えいます。

同感です。僕は今年の後半にかけて、ETHをキャズムを超えていくと見ており、その際に、DeFi市場にも多くの資金が流れてくると見ていうます。

DEX市場

次は、DeFiのDEX市場です。

中央集権型取引所とDEXの売買高の比較です。

今週は、21.5:1と先週の17:1と比べて、中央集権取引所の数値が伸びています。やはり、テスラのBTC買いを受けて、大量の法定通貨の資金が仮想通貨市場に流れてきていることが確認できます。

ステーブルコインとレンディング市場

次は、DeFiステーブルコインとレンディング市場です。

市場全体のTVL(ロックアップ資産合計)は、1兆6,600億円、+6.5%(+22%)、Top3は、MakerDAOは、6,250億円の+15%(+19%)、Aaveは、5240億円の+3.8%(+53%)、そして、Compoundは、4,480億円の+15%(+18%)です。()内は先週の増減値です。

やはり、予想通り穏やかな伸びの週となりました。

デリバティブDEX市場

次に、保険市場を含めたDeFi デリバティブDEX市場です。

市場全体のTVL(ロックアップ資産合計)は3,120億円と、+26.5%(+8.6%)、Top3は、Synthetixが、2,620億円で、+4.5%(+4.5%)、Nexus Mutualが、278億円の+7.7%(+18%)、HEGICが、64億円の+14%(+6%)となっています。()内は先週の増減値です。

Stynthetixがかなりいい伸びですね。

アセット市場

次に、DeFiアセット市場です。

DeFiアセット市場は、現時点でTVL(ロックアップ資産合計)は 3,970億円で、+27%(+31%)です。

Top3の前週比は、Yearnは、-482億円で+2.3%(-7.2%)、RenVMは、1010億円で+30%(+18%)、Badger DAOが1920億円で+30%(+50%)となっています。そして、Harvestが、510億円で+4.8%(0%)です。()内は先週の増減値です。

アセット市場が急激に伸びてきていますね。

非中央集権型CDN市場

最後に、非中央集権型CDN市場です。

ノード数が成長のカギなので、数値を継続的に追っています。

まず、THETAのエッジノード数は、現在、12,513で、+9%(+24%)。Heliumのホットスポット数が、18,257で、+2%(+2.3%)。イーサリウムは、-12%(+9.3%)の7,827です。()内は先週の増減値です。

File Coinは先週に続いて数値更新なし。そして、BraveとDENTの数値更新もなしです。

THETAのエッジノードがまたよい感じで伸びましたね。

そして、最後にもう一つ。

インターネット産業とブロックチェーン産業の成長スピードの比較です。

この業界の投資判断基準として、重要だと考えています。

まず、インターネットは、2000年3月にバブルが崩壊し、相場は暴落。その後、バブルのピーク値を超えたのは、2015年4月と、15年後でした。

一方、ブロックチェーンはどうか?

2018年1月に市場全体の時価総額はバブルのピークをつけています。そして、三年後の2021年1月に、その最高値を超えています。

ですから、単純計算でいくと、ブロックチェーン産業は、インターネと産業の5倍のスピードで成長しています。投資先選定についても、世界中の競争の中から、トッププレイヤーが決まっていくスピードもインターネットより5倍も早いということです。どのプロジェクトが、ブロックチェーン産業のGoogleやFacebookになるのか?スピーディな判断が求められるということです。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。

注記:最終的な投資判断は自己責任です。