歯をキレイに保つためのツール選び:天然歯磨き粉編

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さて前回、僕がお世話になっている歯医者さんに教えていただいた歯をキレイに保つための注意点3つについて、詳しくお伝えしました。今回は、その点を踏まえて、日々行えるコスパの高いメンテナンスツールについて僕が実際使っているものをご紹介していきます。一つ目は、歯磨き粉の選び方です。普段、よく見るTVCMや広告の宣伝文句などから何気なく選んでしまっていたり、値段が安いからという理由だけで、購入している方が多いと思います。

まず、おさらいとして、その3つの注意点を再度共有しておきます。

歯をキレイに保つための注意点3つ

  • 歯垢の掃除をまめにする
  • エナメル質を削らない。象牙質を守る
  • 舌も清潔に保つ

歯磨き粉は、全てこの三点に関わっている大切なものです。ですから、きちんとした知識を身につけて選ぶ必要があります。

市販の歯磨き粉は危険成分が一杯

まず、知っておきたいのは、市販の歯磨き粉には多くの危険成分が含まれているという理解しておきましょう。これも、商品の説明欄を見れば、全て分かるようになっているので、必ずチェックすることをオススメします。きちんと、全て天然成分で作られている歯磨き粉を選ぶことが大切です。

よく知られている危険成分の一覧

ラウリル硫酸Na

泡立ちを良くするための成分です。合成界面活性剤という名称で記載されていることもあります。シャンプーなどにも入っているものです。白内障や味覚障害を引き起こすリスクがあると言われています。女性の場合、子宮に蓄積することも確認されており、胎児への影響が懸念されています。その影響から、アメリカなどでは、消費者によるメーカーへの訴訟や政府への訴えから、歯噛み粉への使用は禁止されています。確かに、泡立ちが良いと磨けている気がしますが、実際のメンテナンスには何の効果もありません。いわゆる有害物質の一つです。

ポリエチレングリコール

ポリエチレン、水溶性プラスチックです。医薬品や化粧品などにも使用されているのですが、歯磨き粉には、泡立ちを良くする界面活性剤として使用されています。繰り返しますが、歯のメンテナンスに、界面活性剤は要りません。水溶性とはいえ、プラスチックですから、発がん性リスクがあります。

ジエタノールアミン

こちらも、泡立ちを良くするための成分です。DEAとして記載されいたりもします。発がんリスクも指摘されており、また環境ホルモンの一種として、ホルモンバランスを破壊する作用があるといわれています。環境ホルモンというのは、男女共に、そのホルモンバランスを破壊する作用があるといわれている化学物質のことです。

プロピレングリコール

口内をしっとりさせてくれる保湿剤です。PGとして記載されていることもあります。防腐剤として、食品や化粧品などにも使用されています。発がんリスクがあると言われている成分です。

水酸化アルミニウム

研磨剤として使用されています。水酸化アルミニウムには、アルツハイマーや味覚障害の原因になるリスクがあると言われています。

酸化Ti(チタン)

安定剤として使用されています。発がん性が指摘されており、アルツハイマー、不妊などの可能性があると言われています。

人工着色料

よく「青色1号、2号」などと記載されているものですね。大半の着色料は、発がん性リスクが指摘されています。歯のメンテナンスに、着色料は全く不要です

トリクロサン

殺菌剤として使用されています。こちらも、いわゆる環境ホルモンの一つとして、発がんリスクも含めて危険視されている成分です。

サッカリンナトリウム

人工甘味料の一つです。加工食品にもよく使用されており、発がんリスクが指摘されています。砂糖の500倍の甘さがあるため、子供用歯磨きに使用されていることが多いです。日本では、以前、発がん性の問題から、使用禁止されていた期間もあったのですが、現在は、動物実験による再検査の結果、そこまでリスクが高くないという評価となり、禁止ではなく使用制限になっています。

ソルビトール

人工甘味料の一つです。グルシトールやソルビットと記載されていたりもします。ソルビトールは、糖アルコールの一つで、糖アルコールは、消化不良を引き起こします。キシリトールガムなどにも入っていたりするのですが、注意書きに「胃が緩くなることがある」という記載があるのは、この消化不良のことを言っています。歯のメンテナンスに人工甘味料はいりません

アスパルテーム

人工甘味料の一つです。発がん性リスクが指摘されており、それ以外にも、頭痛、めまい、視力の問題、胃腸障害などの神経毒性作用を引き起こすといわれています。

 

歯医者さんで賛否両論別れる成分

もう一つ知っておきたいのは、歯医者さんで意見が別れる成分があることです。よく知られているのは、主に2つです。これは、もう本人が判断するしかないそうです。

フッ素

研磨剤として使用されています。フッ素は、歯科医の中でも賛否両論が別れることで有名です。賛成派は、フッ素を使えば、エナメル質の強化につながると考えており、反対派は、摂取しすぎると逆にエナメル質にダメージを与えてしまうと考えています。なぜ、そのようになるかというと、多少の摂取は問題なく過剰摂取が問題だから、なのですが、重要なポイントは、過不足の幅が狭いのですね。ですから、適度な量の見極めがとても難しいのです。当然、適量は人によって異なります。

この適量が、個人によって異なるというのが辛いところです。判断できないものを使う、ないしは頼るのは、僕はリスクがあると判断する人なので、フッ素を使用している歯磨き粉は避けています。

グリセリン

よく潤滑油などと記載されていることもあります。天然のオイルです。歯磨き粉にグリセリンを使用する理由は、エナメル質を回復させるための歯の「再石灰化」作用を促進させるためです。逆に、このグリセリンの使用が、歯垢に群がる悪玉菌ごと包み込んでしまうため、歯のメンテナンスに悪影響があると言う人もいるのですが、歯医者で硬化した歯垢を掃除してもらう時にキレイに取ってもらえるので、そこまでリスクの高い成分とは言い切れません。

ちなみに、歯垢の掃除(プラークコントロールとも言う)は、保険が効くので1回1500円ぐらいです。最低でも6ヶ月に1回は、歯垢の掃除に歯医者さんに行くことをオススメします。ちなみに、その際に、色々と治療をすすめてくる歯医者さんは、患者さんのことではなく金儲けのことしか考えていない歯医者さんなので変えることをオススメします。

ということで、僕は、健康的な歯のカギであるエナメル質を回復させる作用をもたらすグリセリンは、そこまで危険視していないので、グリセリンが使用されている歯磨き粉は、検討に入れます。

オススメ天然歯磨き粉

では、ここからは、危険成分を一切含まない天然歯磨き粉を3つご紹介します。

パックスナチュロンは、我が家で実際に使っている歯磨き粉です。気になる成分の説明をすると、炭酸カルシウムは石灰石のことですね。天然の研磨剤です。フッ素の代わりになります。石ケン素地は、数千年前から石鹸などに使用されている泡立ち剤で、有毒性が全くないことが証明されています。カラギーナンは、歯磨き粉を固めるための天然成分なのですが、ネズミなどのげっ歯類での動物実験では発がん性リスクが指摘されているのですが、サルなど人類に近い動物実験ではほとんど発がん性は確認できないため、問題ないといわれています。パックスナチュロンは値段も割と安いため、コスパの高い天然歯磨き粉です。

また、僕は、この歯磨き粉に変える前は、先にお話した危険成分が使用されている歯磨き粉を使っていたのですが、変えたことで、ずっと続いていた歯からの出血が止まりました。僕は、下の歯に、乳歯が1本残っており、乳歯は歯茎とのつながりも弱く、虫歯にもなりやすいのですね。その乳歯から、いつも出血していました。この出血が、パックスナチュロンに変えてから止まりました。

 

少し値段は高いですが、定評のある天然歯磨き粉です。気になる成分の説明をします。シリカは、別名、ケイ素のことで体内にも存在しており、コラーゲン形成に必要な栄養素の一つです。エナメル質の回復効果を期待して使用されています。ポリリン酸Naは、食品添加物の一つで、歯磨き粉にはホワイトニング効果の目的で使用されています。消化されずに、そのまま体外に排泄されるといわれています。人によっては、消化不良の症状がでることもあるようです。グリチルリチン酸2Kは、炎症を抑える効果があるため、歯茎の保湿効果を狙って使用されています。一過性かつ軽度の紅斑が起こる可能性がありますが、皮膚刺激性や毒性はほとんどなく、アレルギー(皮膚感作性)の報告もないので、安全性の高い成分であると考えられています。

ヒノキチオールは、ヒノキから取れる天然成分で、殺菌作用や抗菌作用、そのほかかゆみなどを抑える消炎作用などがあります。 特に、殺菌作用や抗菌作用については、近年注目されており、化粧品の防腐剤として使用されることが多いです。少量での殺菌作用が高いため、歯周病の治療薬として使われることもあります。 ヒノキチオールは、発ガン性リスクはないのですが、妊婦の方が摂取した場合、奇形児を産むリスクが上がることが指摘されています。その点から、妊婦の方が、マーフィーズホワイトを使用するのは控えた方がよいです。

こちらもコスパの高い天然歯磨き粉です。塩に歯茎の引き締め効果があることは、古くから知られていることですね。気になる成分の説明をします。重質炭酸カルシウムは、先ほどあげた炭酸カルシウムよりも粒度の荒いです。そう言う意味で考えると、研磨剤としてはちょっとキツ目と言えます。塩化ナトリウムや塩化マグネシウムは「塩」です。キサンタンガムは、少量で粘度が出るので歯磨き粉に使用されているのですが、皮膚刺激性や毒性および眼刺激性はほとんどなく、アレルギー(皮膚感作)の報告もないので、安全性の高い成分であると考えられています。

僕は、ちょっと塩歯磨き粉が慣れないので、、、気にならない方にとっては、オススメの天然歯磨き粉です。

いかがでしたでしょうか?これらの知識を身につけて歯磨き粉を選べば、きっとあなたにピッタリの歯磨き粉に辿りつけると思います。 続いて、歯ブラシ、糸ようじ、舌ブラシについてお話します。こちらに進んでください。

歯をキレイに保つためのツール選び:歯ブラシ+糸ようじ+舌ブラシ編

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