賢いSUV比較 No.1 -トヨタ・CH-R

SUVの購入検討で、コンパクトSUVのトヨタのCH-Rについて、試乗体験も含めてまとめました。是非、購入検討時の参考にしてください。検討したものは、2016年に発売開始し、2018年5月に実施されたマイナーチェンジ後のモデルになります。

TOYOTA・CH-R

CH-Rとは

トヨタが、2016年12月から販売したコンパクトSUV。開発主査を担当した古場博之氏は、自身も業務の合間にサーキットに通い、FJ1600や86/BRZレース、鈴鹿クラブマンレースにも参戦したことのあるほどの車好きで知られ、また、CH-R自体、販売前に、プレマーケティングの目的からニュルブルクリンクの24時間耐久レースに投入された経緯などから、スポーティさを強く意識したコンパクトSUVと言える。-Wikipediaよりの抜粋および要約

CH-Rのイメージビデオ

エクステリア

側面に関しては、ヴェゼルやCX-3など、他の国産コンパクトSUVに比べて、尖ったデザインになっており、ポルシェのSUVにも劣らぬスポーティさが出ており、そこはプラスに出ていると思います。ただ、フロントは、ちょっとメカニカルな雰囲気が強く出すぎているのが残念です。SUVは、車体自体の高さもあることから、膨らみのあるデザインの方が向いていると考えており、それからするとCH-Rはフロントを色々と削り過ぎた感じがあります。

トヨタ・CH-R フロント

トヨタ・CH-R サイド

バックデザインも、フロントほどではないですが、少し削り過ぎかなと感じています。恐らく、そのお陰で燃費が向上しているのだと思います。サイドの後部にかけて、他のコンパクトSUVに比べるとシャープな感じになっているので、スポーティさが強調されているのですが、実はその点が、インテリアの後部座席の閉塞感を生み出しています。

また、ルーフのカラーと車体のカラーを違う色で組み合わせることができるようになっています。おそらく、BMWのMINIクロスオーバーSUVの着想を取り入れていると思うのですが、あれはMINIならでは「スタイリッシュなかわいらしさ」だからこそフィットするデザインなので、メカニカルな感じが強いCH-Rのデザインには、あまりフィットしていないように思います。

トヨタ・CH-R バック

インテリア

運転席と助手席は、上質感よりは、スポーツカーを意識させるスポーティさが強く出ているように思います。また、運転席の前後調整は全てのモデルで手動調整、上下調整はGモデルは自動、更に座席の快適温熱シートの機能もついてきます。

運転席と助手席

運転席正面

後部座席は、女性や子供で三人乗れるサイズ。また、後部座席の窓が比較的小さいため、他のコンパクトSUVに比べると閉塞感があります。リクライニング機能もついていないので、旅行などで後部座席に長時間、人が乗るのはちょっとキツイと思います。

また、他のメーカーのコンパクトSUVにない機能( オプションになります)が、AC100V・1500Wの家電製品が使えるコンセント一つを荷物スペースの箇所に取り付けることができます。キャンプの際に、飯ごう炊爨で美味しいご飯を炊くのは難しいので、炊飯器を使ったり、または、その炊飯器(パンやワッフルの生地の発酵に使う)との組み合わせで、ワッフルメーカーを使って焚き火で、子供達とチョコチップ入りなど、お好みのベルギーワッフルを作ったりできるので、その辺りで使えそうかなと思いました。

この機能をオプションで入れるとスペアタイヤは収納することはできなくなりますが、スペアタイヤのスペースは、MINIやマカンでは、初めから無くしてしまっているところぐらいなので、気にしなくて良いと思います。

後部座席

荷物スペースは、後部座席を折りたたむと、奥行き155cm、幅95cm、高さ45-65cm(バックミラーで何も見えなくなるレベル)程度の空間が作ることができますので、大型のスーツケースを二つ積むのには十分なサイズで、荷物スペースでそのうち一つのスーツケースを開けたりすることもできるサイズです。

あと、トヨタならではの細かい工夫があって、荷物スペースの両サイドに、簡単に取り外し可能なサイドデッキカバーがついており、外すと、ゴルフバックを横入れで一つキレイに収納可能になっています。

後部座席を折りたたむことで荷物スペースは拡張可能

走行性能

Toyota Safety Senseという走行安全の機能が、全てのシリーズに付いています。前方の車両や歩行者を、警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせてくれます。ブレーキが踏めた場合と踏めなかった場合で、それぞれ衝突回避または被害軽減するためのブレーキアシスト機能が付いています。

また、ドライバーがウインカー操作を行わずに道路上の白線ないしは黄色い線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報でお知らせしてくレたり、電動パワーステアリングで、車線のはみ出しを回避するようにサポートしてくれます。

ハイビームとロービームの自動切り替えも付いているので、夜間の歩行者発見が楽なります。更に、前の車との車間距離を自動で一定距離置くように制御もしてくれます。

乗り心地

試乗した体験としては、よく比較対象にされるホンダ・ヴェゼルと比べるとやはりスポーティさが強いです。座席に座った感触でそれを特に感じます。なので、クルマにゆったり感を求める人には、ちょっとウケが悪いかもです。ただ、ハイブリッドモデルなので、スタートした時の音はとても静かですし、加速もスムーズです。

燃費

ハイブリッドのみの評価になりますが、30.2Km/Lは、今回比較しているSUVの中では圧倒的に高いです。また、燃料タンク容量が、ハイブリッドモデルは43Lあるので、理論的には、約1,290kmの連続走行が可能になります。コンパクトSUVの中では、No.1の燃費パフォーマンスを誇ります。

価格

ハイブリッドで、かつ、妻が乗ること+運転することを踏まえて、運転席と助手席の快適温熱シートを付けることを踏まえると、Gクラスでの検討となり、ここに最低限必要なオプションとして、ETC機能やスマートフォンを接続できるカーナビ、冬の運転時の燃費をよくする寒冷仕様、サイドバイザー、フロアマット、安全面からのバックカメラなどを加えると、350-365万ぐらいになります。

また、CH-Rのデザインの特徴であるアグレッシブなスポーティさを更に強調したようなエクステリアのカスタマイズをオプションで入れると、プラス20万ぐらいになります。ヴェゼルと比べると20-50万ほど高くなります。

総評

ポルシェのマカンのようなスポーティさを強く意識したコンパクトSUVを安く手に入れたい人にとっては、CH-Rは、300万円代で手に入るので、その点は魅力的なのだと思います。ただ、コンパクトSUVがそもそも生まれた背景である、都市生活での利用や女性の運転にも適したSUVという点からすると、スペックオーバーになっているなというのが実感です。

あと、細かい話ですが、トヨタは、例のカンバン方式による受注生産モデルのみを取っている背景もあるのかもしれないですが、細かいオプションの選択肢が多いので、ちょっと頭が混乱しやすいなと思いました。

ある程度パッケージングしてくれた方が検討しやすいと思います。恐らくですが、トヨタは、コンパクトSUVに関しては、ホンダが2013年にヴェゼルを投入したことから踏まえると、明らかに後発組になったので、巻き返しを計るためにかなり頑張ったと思うのですが、ちょっと力みに過ぎたのではないかなと思います。

2017年は、トヨタの営業力で、日本国内でNo.1の売上まで持って行ったと思いますが、この勢いが続くかは少し微妙だなと見ています。今後のモデルチェンジで更によくなってことに期待しています。

最後に

SUVを新車か中古で買うかは、自分の財布との相談でもあると思いますが、僕は、それと同時に、「年式」をよく見ています。大半の新車を買った方は、残価ローンなどを上手く使って、3年後に売る方が多いため、たとえば、現時点で、買いたい車種が2015年に販売開始となった場合、2018年には、その中古が市場に出回ってくるということです。しかし、モデルは、まだ最新というわけです。この考えを上手く使えば、中古ながら最新モデルを安く手に入れるという買い方ができ、とてもお得です。

中古車の購入に関しては、自分の希望条件に合ったSUVに出会える確率=単純に在庫数が多い中古車サイトになるので、そこでしっかり調べて買うのがオススメです。下記の2つは、日本でも最大の在庫数を誇るサイトなので、2社で探して見積もり比較などしながら、最終的に決めるのが良いと思います。

みなさんの希望に叶ったSUVが手に入ることを心から祈っています!

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