TikTokとTwitterは棲み分けると考えている。なぜか?

最近、TikTokにめちゃくちゃハマっているのですが、タイトルの結論に達したので、ブログにすることにしました。

「15秒+音楽」というのが、誰でもミリオンヒットの「おもしろ動画」を作れるTitokの素晴らしさ

プロのクリエーターであれば、いくらでも工夫して、間延びしても飽きない動画を作ることができますよね。例えば、究極例は、ネットフリックスにみれる映画やドラマなどです。しかし、それだけお金も手間もかかる。実質、一人や少数では当然無理なわけです。でも、昔、テレビとかで、家で撮ったホームビデオのおもしろシーンだけをまとめた番組とかありましたが、要するに、「奇跡の瞬間」みたいな短編集であれば、一般人でもめちゃくちゃ面白い動画を作ることができるわけです。そして、そこに音楽が加わることで、更にノリの良い感じの動画が出来上がり、あとはストリーミングメディアとして連続的に楽しめればOK、これがまさにTikTokですね。素晴らしいUXデザインです。

しかし、動画に合った音楽を見つけるのが手間

ただ、僕も我が家の愛犬の日常生活で取れたおもしろ動画を取ろうと思って、TikTok使って、気づいたのが、「動画」に合った「音楽」を見つけるのがめちゃくちゃ手間なんですよね。日頃から色々な音楽をSpotifyやiTunesで聞いている人でも、パッと見つけられるわけではないと多います。ディープラーニングなど使って、動画の内容に合わせた音楽をリコメンドしてくれた助かるのにとつくづく思います。それもあってか、TikTokに流れている動画で一番パターンが多いのは「ダンス」なんですよね。要するに、はじめに動画ありきじゃなくて、まず、音楽あってそれから動画という作り方の流れです。ダンスであれば、音楽に合わせたコンテンツが作れます。ただ、これだと「奇跡の瞬間」をそれにベストマッチする音楽を加えてアップするというのができないので、Tiktokにとってみると、「機会損失」なんですよね。もったいないです。

TikTokは「動画」、Twitterは「テキスト」、故に棲み分ける

TikTokの話を友人などとすると、たまに「TikTokでTwitterは衰退するんじゃないの?」という話をする人が結構いるんですね。TikTokは15秒、Twitterは140文字、という限られた表現で何か楽しいこと、思うことを誰かに届ける。そして、タイムライン文化とフォロワー文化の2つでコンテンツの共有体験が成り立っている。しかし、僕は、「棲み分け」るとみています。僕は実際に、TikTokとTwitterの両方を使っています。Twitterは「テキスト」メディア、TikTokは「動画」メディアだからです。好きなお笑いの世界に例えていえば、人を笑わせるには、「言葉」だけで笑わすこともできれば、「写真」だけで笑わすこともできれば、「動画」だけで笑わすこともできますよね。そのうちの2つを組み合わせる笑いもできます。

そして、「テキスト」の最大の強みは、その「手軽さ」にあります。Twitterは、「自分の今を伝える」メディアとしての本質的価値がその始まりにあった訳ですが、これが可能なのは「テキスト」だからですね。今のTwitterは、「自分の今を伝える」よりかは、「テキストによる素晴らしい一瞬を伝えるソーシャルメディア」になっていると思います。TikTokは、「動画」によるクリエーティブなコンテンツ作りを万人に解放することを目指しているプロダクトです。TikTokは、動画で「今の自分を伝えること」は目指してないんですね。こういう話は、プロダクトコンセプトの話なのですが、要するに目指している方向性が違います。プロダクトコンセプトが違いとユーザーエクペリエンスが違う機能が実装されるので、そこでユーザーができる体験も変わってきます。すると、ユーザーは、その体験の違いを元に、2つのプロダクトを使い分ける訳です。0から1の段階のプロダクトを作り切った経験のある起業家とかと話をするとこの違いを分かってくれます。かなり抽象的な思考の世界です。

TikTokはどちらかというInstagramに近いがこれも棲み分けが起きる

そう、TikTokはどちらかというとInstagramに近いです。クリエーターのためのツール&メディアだからですね。しかし、ここにも棲み分けが起きます。Instgramはあはり「フォトアート」の世界観にフォーカスしたプロダクトだからです。個人が誰でも、手軽にスマホでとった写真を加工して、1つのアートにできる。もちろん、僕もそうですが、ミラーレス一眼のような本格的なカメラを使って、更にフォトショップで編集し、更に水準の高いアート作品まで持って行っているユーザーもいます。TikTokにこの世界観はないですね。それは、TikTokが「動画アート」の世界だからです。だから、「棲み分け」ると見ています。

スマホでは簡単にアプリの使い分けができるので、これしか使わないと言うことにはならない

そう、これもユーザーエクスペリエンスと関わっている話です。スマホは、簡単に1つのアプリから他のアプリに移動できるので、TikTokがあるから、もうTwitterを使わないと言うことは、すぐに起きないのですね。

Tiktokは、本当に素晴らしいブロードキャストメディアだと思います。まだの方はこちら!

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あと、SNSでよく言う話は、若い世代が「Facebookはおっさんしかいないから使わない」と言う話とかがあるのですが、それはこの話とはまた違う話なのです。その点は、こちらにまとめています。

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